ジェームズ・トービン
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ジェームス・トービン(James Tobin, 1918年3月5日 - 2002年3月11日)は、アメリカ合衆国の経済学者。
ハーバード大学で博士号取得後、ハーバード大学・エール大学で教授を歴任。1961年~1962年にはジョン・F・ケネディ大統領の下で経済諮問委員会委員を務める。1981年にノーベル経済学賞を受賞した。
ジョン・メイナード・ケインズの考えを支持し、マネタリストと財政・金融政策で論争している。また、投資や金融市場に関する研究でも業績を残し、投機的な通貨取引に課税するトービン税や、会社の資産と市場での評価を測る指標として知られるトービンのq理論で知られる。
[編集] 日本語訳著書
- 『国民のための経済政策』(東洋経済新報社, 1967年)
- 『インフレと失業の選択――ニュー・エコノミストの反証と提言』(ダイヤモンド社, 1976年)
- 『マクロ経済学の再検討――国債累積と合理的期待』(日本経済新聞社, 1981年)
- 『国際マクロ経済学――国際的不均衡下の経済政策』(勁草出版サービスセンター, 1990年)
- 『トービン金融論』(東洋経済新報社, 2003年)
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