スウィンフォード
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性別 | 牡 |
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毛色 | 黒鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1907年1月30日 |
死没 | 1928年5月18日 |
父 | ジョンオゴーント |
母 | カンタベリーピルグリム |
生産 | 第17代ダービー伯爵 |
生国 | イギリス |
馬主 | 第17代ダービー伯爵 |
調教師 | ジョージ・ランプトン |
競走成績 | 35戦8勝 |
スウィンフォード(Swynford、1907年 - 1928年)は、イギリスの競走馬・種牡馬。競走馬としては1910年にセントレジャーステークスを制し、後種牡馬としても成功した。馬名の由来は兄チョーサーが母の名に因んでいたのに対し、こちらは父ジョンオゴーントがジョン・オブ・ゴーントに因んでいたことよりその后スウィンフォードと名付けられた。
調教師ジョージ・ランプトンはこの馬に大きな期待をかけ、デビュー戦を着外に敗れると、翌年には未勝利の身ながらエプソムダービーに挑ませている。共に不利のある敗戦ではあったが、ここでも11着に敗れてしまった。秋になると調子を上げ、ハードウィックステークス、リヴァプールサマーカップと連勝し、目標としていたセントレジャーステークスにも勝った。その後もハードウィックステークス、エクリプスステークス、プリンセスオブウェールズステークスに勝ったが、ジョッキークラブステークスを目指して調整中、前脚の球節が粉々に砕ける怪我に見舞われた。ランプトンは後に「人生最悪の日だった」と語っている。通常なら安楽死の処置が執られるほどの怪我ではあったが、スウィンフォードが暴れなかったことと、名獣医師リヴォックの手腕により奇跡的に一命を取り留め種牡馬入りした。ウッドランド牧場で供用されると最初から成功を収め、7頭のクラシックウイナーを初めとした優秀な産駒を送り出し、1923年イギリスリーディングサイアーを獲得している。また、産駒の1頭ブランドフォードは種牡馬として成功し、スウィンフォードの父系を伸ばしていった。
目次 |
[編集] 日本
前述の通り産駒の1頭であるブランドフォードが大成功し、やがてその子孫が日本にも入ってきた。一時期スウィンフォード系とは別にブランドフォード系と呼ばれた事もあり、今尚細々とではあるが日本でもその系統を繋いでいる。しかし、ブランドフォードを経由しない産駒の系統は次々と途絶えていった。スウィンフォードから5代の後、最後に唯一残ったマラケートの系統でその産駒であるリードホーユーが日本で活躍、1983年の有馬記念を制すものの(同年引退)種牡馬としては成功できず、ブランドフォード以外のスインフォードの牡系は僅かに南米に残るのみになった。他方スインフォード系の繁殖牝馬は1986年頃にはまだ欧州にも数頭おり、その後も母方に入って細々と血統を繋いでいる。
[編集] 競走成績
1909年(1戦0勝)
1910年(6戦4勝)
- セントレジャーステークス、リヴァプールサマーカップ、リヴァプールセントレジャー、ハードウィックステークス
1911年(5戦4勝)
- ハードウィックステークス、エクリプスステークス、プリンセスオブウェールズステークス
[編集] 主な産駒
- サンソヴァーノ(Sansovino) - エプソムダービー、プリンスオブウェールズステークス、ジムクラックステークス
- トランケル(Tranquil) - セントレジャーステークス、1000ギニー、ジョッキークラブカップ
- ブランドフォード(Blandford) - 英愛リーディングサイアー3回、仏リーディングサイアー
- キースー(Keysoe) - セントレジャーステークス
- ソーシースー(Saucy Sue) - オークス、1000ギニー
- フェリー(Ferry) - 1000ギニー
- ヴェティーナ(Bettina) - 1000ギニー
- セントジャーマンズ(St. Germans)- コロネーションカップ
[編集] 血統表
スウィンフォードの血統 (アイソミー系/Stockwell4×5=9.38%) | |||
父
John o'Gaunt 1901 鹿毛 |
Isinglass 1890 黒鹿毛 |
Isonomy | Sterling |
Isola Bella | |||
Dead Lock | Wenlock | ||
Malpractice | |||
La Fleche 1889 黒鹿毛 |
St.Simon | Galopin | |
St.Angela | |||
Quiver | Toxophilite | ||
Young Melbourne Mare | |||
母
Canterbury Pilgrim 1893 栗毛 |
Tristan 1878 栗毛 |
Hermit | Newminster |
Seclusion | |||
Thrift | Stockwell | ||
Braxey | |||
Pilgrimage 1875 栗毛 |
The Palmer | Beadsman | |
Madame Eglentine | |||
Lady Audley | Macaroni | ||
Secret F-No.1-g |
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