スービック海軍基地
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スービック海軍基地(-かいぐんきち、Subic Bay Naval Base)は、フィリピンルソン島のサンバレス州オロンガポにあったアジア最大のアメリカ海軍の基地。1884年にスペインがスービックを海軍基地として利用しはじめ、1898年の米西戦争でアメリカに管理権が移ったあと、1991年まで、その軍事施設は使用された。翌年、アメリカの軍人がフィリピンを去った後、基地はフィリピンのスービック経済特別区(SBFZ)に変換された。
基地は1942年、第二次世界大戦の間に日本軍に占領されたが、1945年8月に大戦が終結すると共にアメリカ軍により取り戻された。1975年のベトナム戦争時は重要な出撃地の1つであった。
1947年3月14日、アメリカとフィリピンは2046年までクラーク空軍基地の使用を規定した軍事基地協定にサインした。ところが、1991年ピナトゥボ山が大噴火して、大きな被害を被った。フィリピン上院は、軍事基地協定の拡張を拒絶し、クラーク空軍基地と共に11月26日に返還された。