セル・アウト
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セル・アウト | ||
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ザ・フー の アルバム | ||
リリース | 1967年12月15日 | |
ジャンル | ロック | |
レーベル | トラック・レコード | |
プロデュース | キット・ランバート | |
ザ・フー 年表 | ||
ア・クイック・ワン (1966年) |
セル・アウト (1967年) |
トミー (1969年) |
『セル・アウト』(The Who Sell Out)はザ・フー(The Who)の1967年11月発表のサードアルバム。
全曲バンド・オリジナルでカバー曲を含まない初めてのアルバム。それぞれの楽曲を架空のラジオ局のジングルで繋ぐことでアルバム全体をまとめ、トータルアルバムとして成立させることに成功している。このアルバムにテーマ性を持たせる試みはビートルズが『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を制作する契機となったビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』からの影響と考えてよいだろう。
このアルバムからのシングル「恋のマジックアイ」は、初の全米ツアーが行われた時期でもあったことから全米チャート9位を記録した。また、前作収録の「クイックワン」から次作アルバム『トミー』を繋ぐミニオペラ「ラエルその1、その2」も収録されている。
または音楽業界での音楽を全面的にビジネスとしてとらえてる場合などに使われる。
[編集] 曲目
- 1.Armenia City in The Sky (Keene)
- 2.Heinz Baked Beans (Entwistle)
- 3.Mary Anne With The Shaky Hand
- 4.Odorono
- 5.Tattoo
- 6.Our Love Was, Is
- 7.I Can See For Miles
- 8.I Can't Reach You
- 9.Medac (Entwistle)
- 10.Relax
- 11.Silas Stingy (Entwistle)
- 12.Sunrise
- 13.Rael 1
[Bonus Tracks]
- 14.Rael 2
- 15.Glittering Girl
- 16.Melancholia
- 17.Someone's Coming (Entwistle)
- 18.Jaguar
- 19.Early Morning Cold Taxi (Langston, Daltrey)
- 20.Hall Of The Mountain King (Greig/arr. by The Who)
- 21.Girl's Eyes (Moon)
- 22.Mary Anne With The Shaky Hand [Alternative Version]
- 23.Glow Girl
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