ダイハツ・パイザー
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パイザー | |
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製造期間 | 1996年 – 2002年 |
ボディタイプ | 5ドア ステーションワゴン |
エンジン | HE-EG型 直4 1.5L 100PS HD-EP型 直4 1.6L 115PS |
全長 | 4050mm |
全幅 | 1640mm |
全高 | 1595mm |
後継 | YRV |
車台が共通の車種 | シャレード |
同クラスの車種 | マツダ・デミオ トヨタ・ラウム |
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パイザー(PYZAR)はダイハツ工業が、かつて生産していたステーションワゴン型乗用車である。
目次 |
[編集] 概要
4代目シャレードをベースに造られた車でコンパクトクラスステーションワゴンの先駆けであり、ダイハツオリジナル車としては普通車(登録車)専用プラットホームを使用した最後の車である(2007年現在)。1996年8月の登場からしばらくはそこそこ売れたものの、同クラスで同時期に発売されたマツダ・デミオが大ヒットしたり、多くのライバル車が登場してきたことなどによって次第に人気が低迷し、2002年に絶版となった。
[編集] 歴史
- 1996年8月 新発売。
- 1997年9月 マイナーチェンジ。内外装変更。4WD車のエンジンを1600㏄に変更。スポーティグレードのエアロカスタム(1600cc)追加。
- 1998年7月 マイナーチェンジ。内外装変更。ベースグレードをCLからCLリミテッドに変更。
- 1999年9月 マイナーチェンジ。エアロカスタムからエアロダウンカスタムに内外装とグレード名を変更。CLエアロバージョン追加。上級グレードのCX廃止。
- 2000年9月 一部改良。車体色変更。
- 2002年8月 生産中止。
[編集] 性能
- エンジンは1500㏄と1600㏄のガソリンエンジンの2種類
- HD-EP型 直列4気筒SOHC1589㏄ 115馬力
- HE-EG型 直列4気筒SOHC1498㏄ 100馬力
[編集] 車名の由来
パイザーの名の由来はモンゴル帝国時代のシルクロードの通行許可証、牌子(PAIZAH)からとった造語である。海外ではGRAN MOVE(グランムーヴ)の名で売られた。
[編集] CM
- アグネス・ラムを起用していた。キャッチコピーは「ゆったりコンパクト」「おっ、パイザー」