ダイハツ・ロッキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ダイハツ・ロッキーとは、ダイハツ工業が造っていたクロスカントリー（SUV）タイプの乗用車である。
目次 |
[編集] 概要
本格的なラダーフレームの上に、排気量1600ccのエンジン、3ドア・レジントップのボディーを載せる。レジントップは外すことができるので、簡単にオープンとして利用することも可能である。ガソリンの挿入口は右側となっている。
当時は数が少ないコンパクトサイズのクロカンであったが、スズキ・エスクード（1988年）に発売が先行されたこと、直線を基調とした地味な外見などが災いし、販売面では芳しいものではなかった。
海外モデルはラガーがロッキーと名乗っていた為、フェローザの名前で販売されていた。
[編集] 性能
- エンジンはHD-E型1600cc直列4気筒SOHC。アプローズに搭載されていた物を縦置き化。最高出力は105馬力。
- トランスミッションは5速フロアMTと4速フロアATの2タイプ。
- 駆動方式はパートタイム4WDとセンターデフ方式フルタイム4WDの2タイプ。
- フルタイム4WD車にはリヤアンチスピンブレーキ（ASB）が装着されていた。
[編集] 歴史
- 1990年6月 新発売
- 1992年3月 AT車の追加。フルタイム4WD車の廃止。
- 1993年8月 マイナーチェンジ。ライト、グリルの変更。新グレードの追加など。
- 1997年4月 一回り大きいサイズのラガーと統合する形でテリオスに引き継がれ、生産中止。
[編集] CM
[編集] CMキャラクター
- 相原勇（発売当初）
