ダウンタウン・ヒーローズ
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ダウンタウン・ヒーローズは、1987年に松竹が制作、公開した山田洋次監督の映画。早坂暁の自伝的小説を基に、学制改革を翌年に控えた最後の旧制高校生の生活を生き生きと描いた。
[編集] ストーリー
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
洪介は愛媛の松山高校に入り寮生活を始める。同室は、オンケル、アルルら4人。夏休みが終わり、文化祭で演劇を行うことになった洪介たちは県立高女の房子の出演もあり、大成功を収める。しかし、房子を好きになったオンケルが寝込んでしまう。洪介は房子にオンケルの気持ちを伝えるが、房子は拒絶する。オンケルは寮を去っていく。
九州大学に入った洪介は、そこで元気に演劇を続けるオンケルと再会する。洪介は松山に戻り、房子に別れを告げ、愛の告白をする。房子は受け入れる。しかし、二人は別々の人生を送る。