チャージ機
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チャージ機とは、電子マネーに金額をチャージ(入金)する機器をいう。
[編集] 概要
2007年現在、電子マネーにチャージする機器は、さまざまである。Edyではパソコンと接続して自宅からネット経由でチャージしたり、コンビニのレジで店員に現金を渡してチャージしたり、店舗に設置された機器でチャージしたりする。
この場合、レジを利用したりするものはチャージ機とは呼ばず、チャージ専用に特化した機器のみをチャージ機という。Edyの場合「エディチャージャー」と呼ぶ。
鉄道系電子マネーの場合、西日本旅客鉄道(JR西日本)のICOCAと東海旅客鉄道(JR東海)のTOICAでチャージ機が利用されている(ただし、TOICAについては2007年2月現在、乗車券機能のみ対応しており、電子マネー機能には対応していない)。チャージのみに特化した機器なので運賃データは持たない。運賃改定があっても機器の改造(運賃ソフトの修正)をしなくて済む。自動券売機や自動精算機と比較するとコストははるかに安い。チャージ機以外でも自動券売機などでチャージは可能である。
東日本旅客鉄道(JR東日本)には2007年時点では専用のチャージ機はない。自動券売機、自動精算機、自社ATMでチャージができるが、それらをチャージ機とは呼ばない。