チョロQ
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チョロQ（ちょろきゅー）は3 - 4cm四方の自動車のおもちゃ（ミニカーの一種）。主にぜんまいで駆動する。
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[編集] 概要
この玩具は、プラスチック製の寸詰まりにデフォルメされた自動車玩具として発売された。動力部には当時の新素材であるエンジニアリングプラスチックを利用し、小型軽量で特筆すべきダッシュ力を発揮する。
価格的には1970年代末当時の児童が購入し易い安価な製品ではあったが、その小ささと走行力で人気を博し、タカラ（現タカラトミー）の主力商品シリーズにもなった。プルバック式ゼンマイで走る。形態は上手くデフォルメしてあり、丸っこく愛嬌がある。2000年代に入っても小学生低学年層を中心に人気があり、歴代シリーズを収集しているマニアも存在する。名前の由来はチョロチョロ走るキュート（綴りは cute だが、語調からQに引っ掛け）な車から来ている。
タカラは9月9日を、9とQの語呂合わせでQ月Q日だから、チョロQの日と制定している。
[編集] 人気商品として
スタンダードシリーズの他、数多くのシリーズ展開がなされている。また、企業、ディズニーなどのキャラクターなど、様々な形のコラボレーションシリーズのチョロQも発売されている。限定物も多く出ており、自動車ディーラーが顧客サービスに新車を模したチョロQを配布したり、全国各地の路線バスを模した限定物など「ご当地チョロQ」も数多く発売されている。1980年代のブームの際、独自にカラーリングしたり軽量化を楽しむ児童も居たが、コロコロコミックなどとのコラボレーションによって「レースセット」や「改造セット」などの関連グッズが多数発売された。
また人気の陰でコピー商品も大量に出回り、メーカー不詳の粗悪品や食玩のおまけ、パチもの騒動で知られたコスモスは当然のように、果ては中堅や大手の玩具メーカーですら「ほぼ同一構造」の小型自動車玩具を発売していた。
[編集] 関連製品
チョロQの電気自動車がタカラの子会社「チョロQモーターズ」から発売されたが、2004年製造中止。ただこの自動車展開がタカラの業績に悪影響を及ぼし、後のトミーとの合併に繋がっている（→タカラトミー）。
また、これをもとにしたテレビゲームシリーズもTAKARAにより数多く販売されている。詳しくはチョロQ (ゲーム)参照。
初期の頃のファンをターゲットにしたパチンコ台も2005年にリリースされた。
[編集] 沿革
- 1978年 ブルバック式ゼンマイ本格開発始動。
- 1980年 『豆ダッシュ』の商品名でテスト販売。
- 1980年 『チョロＱ』の商品名で正式販売。
- 1980年代半ば頃 チョロQブーム
[編集] チョロQシリーズ
- スタンダード
- コンバットチョロQ（戦車、装甲車）
- チョロ獣（ゴジラ等の怪獣がライターの着火と同様の仕組みで口から火を噴くギミックがあった)
- 水上走行型
- 建設機械（文房具になっていた）
- ホットロッド
- オフロードバギー
- ルイジ・コラーニ
- チョロバイ（バイク型）
- 電車チョロQ
- 外車シリーズ
- リアルギミック
- こだわり仕上げ
他多数
[編集] 関連項目
- チョロQ (ゲーム)
- ゼロヨンQ太
- Qステア
- デジQ
- ターボマグナム
