ディアブロ2
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ディアブロ2（英:Diablo2）はディアブロの続編、アメリカのBlizzard Entertainment社から発売されたコンピューター用のアクションロールプレイングゲーム。
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[編集] 沿革
本編と拡張パック「Lord of Destruction(以降LoD)」で構成される。
[編集] 本編
まず2000年06月29日に英語版が米国で、数日遅れの2000年07月1日に日本語マニュアル版が日本で一斉に発売。その後、カプコンが日本語化した日本語版が2000年10月18日に登場した。ディスク3枚組みで当時の価格は9800円。
ただ、カプコンから発売された日本語版は、ゲーム中のテキストに珍妙な翻訳が見られることが多く、あえて英語版を購入するユーザーも存在する。
[編集] Lord of Destruction
約1年後、日本語・英語両対応のLodが2001年06月29日に同じくカプコンより発売された。Windows、MacintoshのOSに対応している。こちらはディスク1枚で当時の価格は5800円。
※2007年現在、契約期間の終了により、本編/LoD共にカプコンからの日本正式発売とサポートは終了したが、世界的に在庫数が豊富なため、現在でも比較的入手しやすい。
[編集] ストーリー
[編集] 本編
前作で勇者に倒された魔王ディアブロが、逆に自身を討伐した勇者の肉体を奪い、完全復活してしまう。プレイヤーはかつての勇者＝魔王ディアブロを再び倒すため、5人の新たな勇者の中から一人を選び、邪悪な王を滅ぼす旅に出る。
[編集] Lord of Destruction
LoDでは魔王三兄弟の内、生き延びた末弟バールを滅ぼすため再び旅立つ。
[編集] 概要
[編集] 本編
前作で好評だったマップのランダム生成や、無制限に等しいアイテム生成システムをさらに強化し、ゲームのテンポやグラフィックを大幅に向上した。本作はネットワーク接続によって複数のプレイヤーと同時に冒険/対戦を実現するなど、ネットワークRPGの基礎を築き、完成させた作品で、世界各国のユーザーから高い評価を受けている。世界的に大ヒットした本作だが、日本での認識はPCゲームユーザーに留まった。
ゲームの最終目的はディアブロ討伐だが、そこに行きつくにはクエストの達成や、より強力なアイテムの探索を繰り返すことになる。
プレイヤーはゲーム開始時に5種の職業の中から1つを選び、無数に出現する怪物をなぎ倒していく。 また、道中では様々な魔法のパワーを持つアイテムが手に入り、どのアイテムにどの効果が添付されるかは毎回ランダムで決定される。中には強力なパワーを持つ魔法の効果が複数付いたアイテムが出ることもあり、より強力なアイテムを求めて何度も何度もプレーしたり、同一キャラクタでもステータスの上昇方法でプレイスタイルがまったく変わるなど、その自由度と中毒要素の強さから、今もなお全世界でプレーされ続けている古典的なネットゲームの一つである。ネットワークRPGの中でも完成度の高さは際立っており、一種のMORPGの完成系として後発する様々なジャンルのゲームに多大な影響を及ぼした。特に現代MMORPGの大半はディアブロ2のシステムの模倣とも言える物が多い。
ネットワークモードのセーブデータはシングルプレー用のモードとは隔離された設計がされているが（ネットワークモードでも設定を変更すれば一人でゲームをプレーすることは可能）、その手のゲームが抱えている月額徴収形式やアイテム販売形式は一切無く、利用料金がパッケージ代のみというのも特徴的である。
修正プログラムがリリースされるたびにゲームバランスが大きく改変されるのも特徴的で、パッチリリースの度にいままで最強とされてきた職業が一変して最弱職業になることも珍しくない。後に拡張パックが発売され、新しいステージとアイテム、キャラクターが追加された。
[編集] Lord of Destruction
[編集] ゲームシステム
ゲーム画面は3Dレンダリングされた画像を2D画像に変換した見下ろし形視点で繰り広げられ、ほとんどの操作をマウスで行う。敵をクリックすればそれを攻撃し、宝箱をクリックすればその宝箱を調べるといった具合である。
キャラクターはレベルアップ時に「5のステータスポイント」と「1のスキルポイント」を獲得する。5つの職業はそれぞれ特殊な技、「スキル」を持っており、スキルポイントを振り分けることでスキルの習得/強化をすることができる。スキルにはマウスのボタンに振り分けて使用する攻撃用のスキルや、覚えて成長させるだけでキャラクターに恩恵をもたらすパッシブ系スキル、モンスターの死体をスケルトンに変化させ純朴な下僕にする召喚系のスキルなどがあり、それらスキルの成長順序や取り捨て選択、そしてステータスポイントの割り振りによってキャラクターの戦闘スタイルに変化が発生する仕組みになっている。
また、バージョン1.10よりスキルにシナジーボーナスと呼ばれるシステムが追加された。これはスキルのレベルを上げると別のスキルの効果にも変化を及ぼすシステムである。これが導入される以前は確実に利用する決められたスキルにだけ最大限スキルポイントを振り込む育成方式が一般的だったため、あまり使われない、いわゆる「死にスキル」が各キャラに存在していたが、シナジーボーナスの概念により、必ずしも使うとは限らないスキルにボーナス効果目的でスキルポイントを割り当てるケースも発生することとなった。このシステムの導入で人気の無いスキルにも再び脚光が当てられることになり、他の類似する制度を持つゲームでも度々見られた"意味の無いスキル"に存在価値を与える事に成功した一例とも言える。
その他、アイテムの種類としては、体力回復アイテムのポーション、魔力を回復するマナポーション、毒を治療する解毒ポーション、凍りついた体を解凍する解凍ポーション、より長時間走ることができるスタミナポーション、体力と魔力を同時に回復する回復ポーション、街に戻るゲートを作るタウンポータルの巻物、魔法アイテムの力を覚醒させることができる鑑定の巻物、アイテムを合成する魔法の小箱、その他武具といったオーソドックスな取り揃えである。装備品は武器、盾、鎧、兜、靴、手袋、ベルトなどがあり、装備画面でそれぞれを該当するスロットにドロップすることでアイテムを装着し、特に武器、盾、鎧、兜は種類によってキャラクターグラフィックが変更される仕組みになっている。また、各種ポーションと巻物は画面下部にあるスロットに装着すればマウスで右クリックするか、対応するキーボードのボタンを押せば素早く使うことができるようになっている。
[編集] マップ構成
旧作ディアブロは進入するたびに構造が変わる閉鎖的なダンジョンを永遠と降りてゆくゲームだったが、本作では中規模のフィールドに比較的低階層の洞窟が複数設置される形式に変更された。それら洞窟やダンジョンの多くはイベントやストーリー展開には関係ない物も多く、地表よりも多数のモンスターが存在したり、チャンピオン・モンスターやユニーク･モンスターと呼ばれる強力なザコモンスターが存在する場合もある。こうした上級モンスターはより強力なアイテムを落とす機会が多い。
マップは地表、ダンジョンに関わらず完全ランダムで生成されるが、広さや出入り口の生成場所に基本的な設定があり、小さすぎるマップが生成されたり、逆に大きすぎるマップが生成されるといった極端に複雑な変化は現れず、だれがプレーしても基本的な平均クリア時間にそれほど大差は発生しない。
また、本作ではステージクリア形式をとっており、ステージ（アクト）の最後に居るボスモンスターを倒すと次の街へ行けるようになる。ステージは全部で4つあり、拡張パックを導入すると5つに増える。
[編集] クエスト
ひとつのマップには最大6つのクエストがあり、クエストをクリアするとアイテムが手に入ったり、お店や施設の利用料金が下がるなどの 特典を手に入れることができる。クエストは特定の条件を満たすとスタートするが、必ずしも強制的なものではなく、クリアーする順番や完全にスルーできるクエストも中にはある。クエストには一つだけの条件ではなく、条件をクリアーすると再び新しい指令が出て連続して進むクエストもあり、その手のクエストは支持されたすべての条件を満たしてはじめてクリアーしたとみなされる。
それぞれのアクトに居るボスに挑戦するためには必然的に特定のクエストをクリアしている必要があるようになっているが、基本的にマップを道なりに進んでいれば必要最低限のクエストが発生するように仕組まれており、謎解きの要素はほとんど無いため、ストレス無くゲームが進行するように設計されている。
[編集] 難易度制
ディアブロ2では前作の流れを踏襲し、ゲームを一通りクリアーすると上位レベルの難易度が開放されるようになっている。ゲーム難易度は全部で「ノーマル」「ナイトメア」「ヘル」の3段階があり、上級難易度になるほど敵が強くなり、キャラクタのステータスが一部制限されるなどのペナルティが発生するが、下位難易度よりも性能の高いアイテムが入手できるチャンスがより高くなる。
難易度の上昇は強制ではなく任意で、ゲームを開始する前に自分でどの難易度に挑戦するか決めることができる。また、ゲーム中のクエストの進行具合は難易度ごとに別々に扱われており、たとえばノーマルでは達成したクエストでも、初めてナイトメアに挑戦した場合は未達成として扱われる。
[編集] ネットワークモード
本作はブリザードエンターテイメント社が提供するBattle.netサービスを介して他のプレイヤーと同時に冒険したり対戦したりすることができるようになっている。このサービスは前述したように個人情報などの登録の必要も無く、利用は無料である。
ネットワークモードのセーブデータとシングルプレー用のセーブデータが隔離されており、例えばシングルモードで手に入れたアイテムやキャラクタをネットワークモードへ移行させたり、その逆の行為をするといったことは出来ないようになっている。シングルプレー用のセーブデータは「オープン」、ネットワークモード用のセーブデータは「レルム」と呼ばれ区別されている。
オープンのセーブデータは自分のパソコンのハードディスク内にセーブデータが格納される。オープンで作られたキャラクタもネットワークに繋げて複数のプレイヤーと遊ぶことができるが、個人でセーブデータを管理するという仕様上、不正な改造などが多く、本格的にネットワークモードで楽しんでいるプレイヤーの大半はレルムでゲームを楽しんでいる。レルムに保存されているキャラクタやアカウントの保存には期限があり、しばらくプレーしていないとキャラクタやアカウントが抹消されてしまう場合がある。ただしたとえアカウントが消滅したとしても無料で再び作ることができる。
[編集] ラダーモード
バージョン1.09よりネットワークモードに新ゲームモードとして「ラダーモード」が追加された。これは数ヶ月おきにキャラクターがすべてリセットされるゲームモードで、リセットされたキャラクタはノーマルキャラクタに変換される（1.09以前に製作されたキャラクタはノーマルキャラクタ扱いとなる）。ラダーモードはプレイヤーの経験値を競うモードで、期間以内に一番取得経験値が高かったユーザーが優勝者となり、景品がもらえるという物である。また、ラダーモードだけでしか登場しないアイテムやモンスターなども存在し、新規ラダーが始まるとそういったラダー専用アイテムが複数追加されることが定番となっている。
[編集] キャラクタークラス
プレイヤーはゲーム開始の際に分身となるプレイヤーを作成することになる。
- アマゾン
- 白人女性で、ブロンドヘアー。槍や弓に精通し、強力な遠距離攻撃や、ある程度の接近戦闘も可能である。自分の分身を出現させたり、一本の矢を複数に分裂させるなど広範囲の攻撃が得意。
- バーバリアン
- 大柄な白人男性で、フェイスペイントに弁髪。両腕に一本づつ武器を持てる唯一の職業であり、接近戦闘に長けたスキルを多数取り揃え、打たれ強い。戦闘以外にも敵の死体からさらにアイテムを掘り起こすスキルや仲間のヒットポイントを上昇させる能力もある。
- ソーサレス
- 白人女性で、緑色の服に黒いロングヘアーの魔法使い。ワープしたり、多数の敵を同時に攻撃する魔法攻撃に長けている。習得できる魔法は炎、氷、雷の3属性で、それぞれ効果や使用感覚が異なる。
- パラディン
- 中肉中背の黒人男性。聖騎士であり、剣のほかにメイスなどの扱いにも長け、仲間をサポートするオーラという系統のスキルを幅広く取り揃えている。単体での戦闘能力も申し分ないが、パーティープレイでその真価を発揮させることができる。
- ネクロマンサー
- 白髪の中年白人男性。敵の死体を下僕にして大量に連れて歩いたり、アイテムからゴーレムを精製して仲間にする。一見すると他力本願的なクラスだが、自ら攻撃呪文を扱うこともでき、敵のステータスを大幅に下げる呪いの魔法も使う。
- ドルイド
- 拡張パックで追加された。ネイティブアメリカン的な男性キャラクタで、狼や熊、猛毒をもつツタなどをペットとして召喚する。また自身も大きな熊や狼男に変身でき、変身しなくても自然の力を使った攻撃魔法を扱う。
- アサシン
- ショートヘアの白人女性。いかにもアメリカン的な「シーノビ」が前面に押し出されたキャラクタークラスで、カギ爪やキックなどの接近戦闘を得意とし、トラップによって魔法に近い攻撃もできる。もちろんシュリケンを飛ばすこともできる。
[編集] アイテムの種類と効果
ディアブロ2のアイテムにはアイテム名の前と後ろにつく特殊な名前があり、その名前によって魔法の効果が添付/変動する仕組みになっている。また、そういった魔法のアイテムにはいくつかのグレードがあり、グレードにより付加される効果の制約が異なる。
- ノーマルアイテム
- ベースとなる通常のアイテム、名前は白色で表示される。
- エクセプショナルアイテム
- ノーマルアイテムの上位アイテム。グラフィックについてはノーマルアイテムと同等だが、ノーマルアイテムよりも基本性能が高い。ノーマルアイテム同様にマジック効果などが付加される。名前は白色。
- エリートアイテム
- 最上位のベースアイテムで、上位難易度でしか手に入らない。名前は白色。
- ソケットアイテム
- 通常のアイテムに穴があいている物。灰色の名前で表示される。ソケットアイテムに"宝石"や"ルーン"をはめ込むと魔法の効果を持ったアイテムに変化する。添付される効果はセットした宝石の種類によって固定。いちどセットした宝石やルーンは例外を除いて取り出せない。
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- 宝石
- ソケットアイテムに挿入できるアイテムで、ルビー・サファイア・トパーズ・エメラルド・アメジスト・頭蓋骨があり、欠けたもの～完璧なものまで5つのグレードがある。宝石の種類によっては武器に敵を凍りつかせる効果を追加するなど、効果は固定で決まっている。合成アイテムとして使われることも多く、アイテム交換の通貨としてプレイヤー間で取引されることもある。
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- ジュエル
- ソケットアイテムに挿入できるアイテムで、宝石とは違い、後述するマジックアイテムに近い存在である。ジュエルにはレアのジュエルやユニークのジュエルも存在し、追加される能力はランダムで決定される。拡張パックで追加された。
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- ルーン
- 全33種類あるルーン文字が刻まれた小さな石で、宝石のように効果は固定になっている。しかし宝石やジュエルよりも有能な効果が多く、後述するルーンワードアイテムを作る上で必要不可欠な素材である。種類と有用さ、利用頻度の高さからアイテムトレードの通貨としてトレードに使われることもある。このアイテムも拡張パックで追加された。
- マジックアイテム
- ランダムで二つまでの魔法効果があるアイテム。名前が青色になっている。
- レアアイテム
- 複数の魔法効果があるアイテム。名前が黄色になっている。
- ユニークアイテム
- 固定された名前と固定された効果を持つ。強力な物が多い。名前は金色。エクセプショナルとエリートのユニークアイテムは拡張版を適応している場合のみ登場する。
- セットアイテム
- ユニークアイテムの変則版で、単体ではさほどではないが、同じシリーズのアイテムを複数装備することでボーナスが発生する。名前は緑色。エクセプショナルとエリートのセットアイテムは拡張版を適応している場合のみ登場する。
- イシリアルアイテム
- 拡張パックで追加された。天界のアイテムで、半透明、通常のアイテムよりも高いステータスを持つが、壊れても修理できないという難点を持つ。マジックやレア、ユニーク、セット、ソケット等、ほとんどのアイテムに添付される可能性がある。灰色の名前で表示される。
- クラフトアイテム
- 拡張パックで追加された。特定のアイテムを組み合わせて合成すると生産できるアイテムで、固定された効果がランダムで複数つき、さらにランダムでいくつかの効果がさらに付加される。オレンジ色の名前で表示される。
- ルーンワード
- 拡張パックで追加された。ルーンと呼ばれる石を指定されたタイプのソケットアイテムに指定された順番でセットするとルーンアイテムになる。順番を間違えたり穴が多すぎたり少なすぎたりすると失敗したとみなされ、普通にルーンをセットしたのと変わりないソケットアイテムになる。名前は金色。
[編集] 登場人物
- 放浪者
- 薄汚いローブを身にまとい世界中を東へと放浪する謎の人物。彼が過ぎ去った土地は魔物が多数現れ、プレイヤーはこの人物を追って旅をすることになる。
- デッカード・ケイン
- 伝説の賢者で、様々な知識を持ちプレイヤーを助けてくれる。前作の舞台になったトリストラムという村で宙吊りの牢屋に入れられ監禁されている。ちなみに助けずにゲームをクリアーすることもできる。
- マリウス
- トリストラムが怪物に襲われ、壊滅したのを目の当たりにしてしまったがために精神に支障をきたし、麻薬中毒になってしまった不運な男。トリストラムから遠く離れた修道院で廃人同様となって暮らしていたが、謎の放浪者によって修道院は壊滅し、唯一生き残ったマリウスは放浪者に導かれるように彼の後を追って旅をすることになる。 一部のイベントシーンは彼の視点で物語が語られるが、本作の中で最も謎の多い人物であり、彼自身が何者なのかはほとんど語られていない。
- 天使ティラエル
- かつての賢者たちに魔物を封じ込めるソウルストーン精製の技術を授けた天界の戦士。透き通った巨大な翼を持ち、全身光り輝く体を持つ。要所で現れ、プレイヤーに様々な知識を与える。天界の理によって人類と共に直接戦闘に参加することは禁じられているため、共に戦うことは無い。
- 魔王ディアブロ
- 三大魔王の一人として地獄に君臨した悪魔で、真っ赤な肉体と鋭利な爪を持つ身の丈3、4メートルはある巨大な怪獣である。他の兄弟と共に世界征服をたくらみ、計画の一端として地上制圧を目論んでいたが仲間に裏切られ、追い詰められたディアブロはデッカード・ケインの祖先たちの手によってソウルストーンと呼ばれる魔法石に封印される。その後再び復活を果たしたが、前作の勇者に討ち取らてしまう。しかし自らを倒したその勇者の肉体を逆に奪い取ることで、より力を増して復活を果たした。二足歩行と四足歩行を巧みに切り替え、強力な魔法と打撃技を使って襲い掛かる。
- 魔王メフィスト
- 三大魔王の一人。パラディンの聖地ザカラム教の寺院の地下に封印されていたが、魔王ディアブロの手により復活してしまう。多数のザコ敵を従えてプレイヤーに襲い掛かるが、復活してから間もない為かメフィスト単体の戦闘能力は他の兄弟に比べて劣る。
- 魔王バール
- 三大魔王の一人。かつて兄弟であるディアブロ、メフィストらと共に地上の制圧、そして天界への進攻を目論んでいたが、仲間に裏切られ、その後賢者らによってソウルストーンに封印されてしまう。しかしその力は強大で、力を確実に封印するため賢者の一人タル・ラシャの肉体を生贄として砂漠の地下遺跡に封印されていた。その後、放浪者とマリウスの手によって元より強力な力を持つタル・ラシャの肉体を維持したまま現世に復活する。余談だが、顔がニコラス・ケイジに似ている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ブリザード・エンターテインメント公式サイト
- Diablor - Diablo2 Community Site - 日本で最もユーザーの多いコミュニティ掲示板
