ディオネ (衛星)
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ディオネ Dione |
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仮符号・別名 | 別名Saturn IV |
発見 | |
発見年 | 1684年 |
発見者 | ジョヴァンニ・カッシーニ |
軌道の性質 | |
軌道長半径 (a) | 377,400 km |
離心率 (e) | 0.0022 |
公転周期 (P) | 65時間 41分 5秒 |
軌道傾斜角 (i) | 0.02° |
土星の衛星 | |
物理的性質 | |
直径 | 1127.6 × 1122 × 1120.6 km |
半径 | 561.6 km |
表面積 | 3.930.000 km2 |
質量 | 1.096×1021 kg |
平均密度 | 1.50 g/cm3 |
表面重力 | 0.24 m/s2 |
脱出速度 | 0.51 m/s |
自転周期 | 65時間 41分 5秒 (同期回転) |
アルベド(反射能) | 0.998 |
赤道傾斜角 | 0.006° |
表面温度 | 87K |
大気の性質 | |
なし | |
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名前は他の土星の衛星と同じようにギリシャ神話の巨神族(ティタン)ディオネに由来する。土星の第12衛星、土星の衛星では4番目に大きく、密度はタイタンに次ぐ。珪石等の岩石を含む氷が主成分である。前半球はクレーターが多く明るい。後半球は暗くクレーターは少なく網目状の線があり、これは形成直後の内部活動で生じたと考えられている。これらの性質はレアに似ている。
なおラグランジュ点(L4)にはヘレネ、(L5)にはポリデウケスが存在する。
編集 土星の衛星 |
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パン | ダフニス | アトラス | プロメテウス | S/2004 S 6 | S/2004 S 4 | S/2004 S 3 | パンドラ | エピメテウスとヤヌス |
ミマス | メトネ | パレネ | エンケラドゥス | テレストとテティスとカリプソ | ポリデウケスとディオネとヘレネ |
レア | タイタン | ヒペリオン | イアペトゥス | キビウク | イジラク | フェーベ | パーリアク | スカジ | アルビオリックス |
S/2004 S 11 | エリアポ | シャルナク | S/2004 S 13 | タルヴォス | ムンディルファリ | S/2004 S 17 | ナルヴィ |
S/2004 S 15 | S/2004 S 10 | スットゥングル | S/2004 S 12 | S/2004 S 18 | S/2004 S 9 | S/2004 S 14 |
S/2004 S 7 | スリュムル | S/2004 S 16 | ユミル | S/2004 S 8 | (テミス) |
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