データ
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データとは、簡単にいえば、情報や資料である。しかし、厳密にはデータ(data)と情報(information)は区別される。
- 概念
- 情報と区別した場合、データとは、情報の表現であり、伝達、解釈、処理などに適するように形式化、符号化されたもの。また、再度情報として解釈できるもの。
- 直面している問題の解決や、意思決定に役立つか否かという観点から、データと情報を区別する場合もある。その場合においてデータとは、情報を生みだすための素材のこと。データのなかの問題解決に役立つ材料のみを、情報とよぶ。データを受けとった人によって、さらにはその人の状況によって、データであるか、情報であるかは変化することになる。
- 端的に言うと、意味のあるデータが「情報」となる。
- モデル
- データは、関連するものがひとまとまりにされ、整理されて保管されることが多い。これをデータ保管とよぶ。そこで保管されたデータの集まりをファイルと呼ぶ。
- データの流れは、データフローと呼ばれ、データフローダイアグラムなどを用いて記述される。
- 処理の対象にされるデータの集合のことを、データベースとよぶ。
- 処理系
[編集] 関連項目
- データの表現に関する項目
- データの階層化に関する項目
- データの操作・加工に関する項目
- アプリケーションに関する項目
- プログラミングに関する項目
カテゴリ: 情報 | コンピュータのデータ