トムロルフ
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性別 | 牡 |
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毛色 | 鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1962年 |
死没 | 1989年 |
父 | リボー |
母 | ポカホンタス II |
生産 | R.Guest |
生国 | アメリカ合衆国 |
馬主 | Powhatan |
調教師 | Frank Yewell Whiteley Jr.(米国) |
競走成績 | 32戦16勝 |
獲得賞金 | 67万1297ドル |
トムロルフ(Tom Rolfe、1962年 - 1989年)はアメリカの競走馬。父リボーがアメリカで残した最良の産駒の1頭である。母ポカホンタスは19世紀の大繁殖牝馬ポカホンタスと同名で、共に人物名ポカホンタスに由来する。本馬はそのポカホンタスの一人息子トマス・ロルフから連想され、トムロルフと名付けられた。
トムロルフは31戦の内16の競走に勝ち、の賞金を獲得した。3歳の時にはその年の最優秀3歳牡馬に選ばれ、アメリカの殿堂騎手ロン・ターコットの騎乗でプリークネスステークスに優勝した。さらに、その年の末には自身の能力を証明するためにフランスの凱旋門賞に出走した。結果は6着に終わったが、史上最強メンバーと呼ばれる凱旋門賞で、恵まれない臨戦態勢にもかかわらずシーバードの6着というのは好走の部類に入るだろう。
ケンタッキー州のパリ郊外にあるクレイボーンファームで種牡馬入りし、種牡馬としても成功した。今日では優秀な母の父として知られている。直仔で代表的なのはホイストザフラッグであった。
トムロルフは1989年に死亡し、牧場のマーチモント墓地に埋葬された。
トムロルフの血統 (セントサイモン系/Papyrus 4×5=9.38%、Buchan 5×4=9.38%、Phalaris 5×5=6.25%) | |||
父
Ribot 1952 鹿毛 |
Tenerani 1944 鹿毛 |
Bellini | Cavaliere Darpino |
Bella Minna | |||
Tofanella | Apelle | ||
Try Try Again | |||
Romanella 1943 栗毛 |
El Greco | Pharos | |
Gay Gamp | |||
Barbara Burrini | Papyrus | ||
Bucolic | |||
母
Pocahontas II 1955 黒鹿毛 |
Roman 1937 鹿毛 |
Sir Gallahad | Teddy |
Plucky Liege | |||
Buckup | Buchan | ||
Look Up | |||
How 1948 黒鹿毛 |
Princequillo | Prince Rose | |
Cosquilla | |||
The Squaw | Sickle | ||
Minnewaska F-No.9-h |
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