トロッコ
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トロッコ
- 森林鉄道や隧道・ダム等の大規模工事現場、鉱山・工場・店等の構内で使用される貨物運輸用の鉄道車両の一つ。
- ここでは、これを記す。
- 上記の車両を改修ないしは似せて客車として旅客に供する鉄道車両の一つ。トロッコ列車を参照のこと。
- 芥川龍之介の小説、『トロツコ』。神奈川県の熱海鉄道が舞台とされる。
トロッコとは、軽便鉄道における貨車の一種である。英語でのtruck のなまったものが語源とされる。
主に、鉱山・工場・店などで自動車のトラックが利用できない場合や、隧道・ダム等の大規模工事現場で道路を設置するより早く設置が可能な場合、ないしは、大量の土砂を搬出するため、トラックを使用して運搬するよりも早く移送できる場合などに、梯子状に組みあがった線路(軌匡)による仮設軌道を設置して、その上を運行するものが多いが、本格的な路盤に線路を敷設する場合もある。
- ドゥコービル
[編集] ビア(bier)
英語では棺桶を載せる四輪の手押し車の事をビア(en:bier)と言う。
尚、山梨県、等、一部の方言では工事用の手押しのトロッコの事をビールと称するが、これは上記から来てるものと見られる。s:甲信越民謡も参照。[1]
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