ドゥギー・ホワイト
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ドゥギー・ホワイト(Doogie White、1947年3月7日-)は、スコットランド出身のロックボーカリスト。イングヴェイ・マルムスティーンのバンドに所属している。
[編集] バイオグラフィー
はじめスコットランドでラパス(La Paz)というバンドのボーカルとして活動していたが、1988年にミッドナイト・ブルーに加入、1991年にはプレイング・マンティスの一員として来日するなど、活動の幅を拡げていった。その後ピンク・クリーム69やアイアン・メイデンのオーディションを受け、有力な候補となったがいずれも落選。しかしデモ音源を聴いたリッチー・ブラックモアがドゥギーの歌を気に入り、レインボーのオーディションを受けるよう誘われる。コージー・パウエルのソロ・アルバムで歌ったのち、再結成されたレインボーに加入。アルバム『Stranger In Us All』での歌唱は概ね好評を得たものの、ツアー一回のみでレインボーは再び休止状態となってしまった。その後は多くのトリビュート作品やロック・オペラ作品などのセッション中心の活動となっていたが、2000年に元ロイヤル・ハントのベーシスト、スティーブ・モーゲンセンとコーナーストーンを結成したのに続き、2001年にはイングヴェイ・マルムスティーンバンド(ライジングフォース)に加入。気難しいイングヴェイと上手くやっていけずに短期間で解雇されるボーカリストもいる中、『Attack!!』『Unleash The Fury』の2枚のアルバム、5年以上の期間にわたり起用され続けている。一方でコーナーストーンの活動も継続中であり、現在は自身のソロ・アルバムを制作中のようである。
[編集] ディスコグラフィー
- ミッドナイト・ブルー:Take the money and run(1994年)
- レインボー:Stranger in us all(1995年)
- チェイン(Chain):Eros of Love and Destruction(1997年)
- コーナーストーン:Arrival(2000年)、Human stain(2002年)、Once upon our yesterdays(2003年)、In Concert (2005年)
- イングヴェイ・マルムスティーン:Attack!!(2002年)、Unleash the fury(2005年)
- 大村孝佳:Nowhere to go(2004年)