ニシュ
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ニシュ(Ниш/Niš)は、セルビア第三の都市。北緯43°19'東経21°54'に位置し、ニシュ市街、ニシュカ・バニャ、ほか68の郊外地区からなる、ニシャヴァ(Nišava)地区の統括地域である。ニシュは、バルカン半島最古の都市に数えられる街のひとつで、古くからヨーロッパとアジア(ギリシャ・トルコなど)への入り口と考えられてきた。また、大学の町でもあり、ニシュ大学には13学部28,000人の学生が在籍している。電気産業、機械、繊維産業、タバコ産業が盛ん。
人口250,518人(2002年統計)、面積597平方キロメートル。
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[編集] 空港
コンスタンティヌス大帝空港(国際空港:INI)(セルビア語:Аеродром Константин Велики、英語:Niš Constantine the Great Airport)
[編集] スポーツ
[編集] フットボール
クラブチームには、全国リーグに在籍するラドニツキ・ニシュがあるが、2002 - 2003シーズンの結果により、トップリーグを陥落した。ラドニツキ・ニシュ出身の有名選手に、ドラガン・ストイコビッチ(オリンピック・マルセイユ、名古屋など)、デヤン・ペトコビッチ(レアル・マドリード、フラメンゴなど)などがいる。
[編集] 有名人・重要人物
コンスタンティヌス1世 コンスタンティヌス大帝の名で広く知られているローマ帝国の皇帝。西暦272年ニシュに生まれた。初めてのキリスト教皇帝としても知られる。
ドラガン・ストイコビッチ 1965年ニシュに生まれたサッカー選手。代表としてのキャップ数84で15ゴール。ユーロ84, 90, 2000、ワールドカップ90, 98に出場。引退後、ユーゴスラビアサッカー協会会長を経て、2005年からレッドスター・ベオグラード会長。
デヤン・ペトコビッチ 1988-1991まで、ラドニツキ・ニシュに在籍した。レアル・マドリードなどを経て、2004年、2005年に、ブラジル国内リーグで、シルバーボール受賞。