ネチケット
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ネチケット(英語: Netiquette)とは、コンピュータネットワーク上で必要とされるエチケットやマナーのことである。
「ネットワーク」 (network) と「エチケット」 (etiquette) を組み合わせた造語で、「ネットマナー」、「ネチケ」などとも呼ばれる。
本項では、特にインターネット上のネチケットについて解説する。
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[編集] 概要
ネチケットは、インターネット上でコミュニケーションを行う際や、ウェブサイト・電子メールなどを利用する際など、様々な場面で必要とされている。
ネチケットは厳密に定められている規則ではなく、他人への配慮を心がけるなど、社会で最低限必要とされていることに基づいたものが多い。また、コンピュータネットワーク特有の技術的な問題を防ぐためのネチケットも多く存在する。
[編集] ネチケットの例
- 機種依存文字や半角カナを使用しない。
- マルチポストをしない(荒らしに繋がる可能性大)。
- 引用は明示して適切に行う(最悪の場合コピー&ペーストを繰り返す荒らしと受け取られかねない)。
- フレームを誘わない、反応しない、悪質なものは管理者に報告。
- 個人情報を流出させたりプライバシーを侵害したりしない(名誉毀損罪など犯罪の他民事訴訟にも訴えられる事がある)。
- 不必要に巨大なデータを送らない(サーバが機能しなくなる場合がある)。
- いわゆるギャル文字の類は控える。
- 場の空気を読む。
言葉遣いなどについてはエチケットに含まれる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- RFC 1855 - RFCに明文化されているネチケットについての規定。下記邦訳版のオリジナル。ダイヤルアップ接続が主体であった1995年策定のため、一部内容はブロードバンドインターネット接続が主体になった現状とそぐわない部分もあるが基本的な項目は現在でも十分に通用する内容となっている。
- ネチケットホームページ(千葉学芸高等学校、旧・東金女子高等学校)
- インターネットにおけるルール&マナー検定 - 財団法人インターネット協会主催