ノリユキ・パット・モリタ

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ノリユキ "パット" モリタ（Noriyuki "Pat" Morita (森田沢之),1932年 6月28日 - 2005年 11月24日）は、アメリカ合衆国の俳優。

[編集] プロフィール

1932年にカリフォルニア州で日系アメリカ人2世として生まれる。子供の頃に結核を患い、寝たきりで何年も過ごしたため、二度と歩けないだろうと診断されていたが後に回復。しかし第二次世界大戦中は、多くの日系人同様収容所で暮らした。高校を卒業してから航空宇宙産業でロケットエンジニアの職を得るが、スタンダップ・コメディアンになるために退職。ロサンゼルスの即興コメディ劇団 "The Groundlings" に所属してナイトクラブなどを回った。この劇団にはジェニファー・クーリッジやウィル・フェレル、ポール・ルーベンスやリサ・クドローなど、現在ハリウッドで活躍しているコメディアンも一時期所属していた事で知られている。

1967年に映画デビュー。1975年からはコメディ番組 "Happy Days" に出演し人気を博した。以来、数多くのテレビドラマや映画に出演した。

1984年に日本でも大ヒットした映画「ベスト・キッド」シリーズで主人公の空手の師匠、ミスター・ミヤギを演じ、アカデミー助演男優賞にノミネートされる（もともと、三船敏郎がオファーされていた役だったが、これを知って三船は出演を断ったことを後悔したという）。

2005年11月24日にネバダ州ラスベガスの自宅で死去した。73歳。