バックチェリー
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BuckCherry(バックチェリー)は、1995年のロサンゼルスで結成されたバンドの 1つ。ニューヨークなどで支持を集めた。ヴォーカルのカリスマ性が色濃くアピールされている
[Lit up][Check Your Head]等が有名。ウッドストック 1999、サマーソニック'06等、大型フェスへの出演も果たす。
2002年一時解散もあったが、メンバー編成の上2005年再結成されたバンド
[編集] メンバー
『オリジナルラインナップ』
ジョシュア・トッドJoshua Todd(Vo)
キース・ネルソンKeith Nelson(G)
ヨギYogi(G)
ジョナサン・ブライトマンJonathan Brightman/JB(Bass)
デヴォン・グレンDevon Glenn(Dr)
『現メンバー』
ジョシュ・トッドJosh Todd(Vo)
キース・ネルソンKeith Nelson(G)
スティーヴィー・ディーStevie D(G)
ジミー・アシュハーストJimmy Ashhurst(Bass)
ザビエル・ムリエルXavier Muriel(Drums)
[編集] 来歴
5人編成で、95年LAでジョシュア・トッドとキース・ネルソンが、タトゥアーティストのKevin Quinnを通じて出会い、曲作りを始め、そこへJB、Devonが加入し、SPARROWというバンド名でLAを中心に活動をはじめる。 当時から大きな人気があり、多数のレコード契約のオファーを受けたが、最終的にDreamworksと契約。 1998年、ジョン・トラヴィスとスティーヴ・ジョーンズの共同プロデュースによりファーストアルバムをレコーディングし、リリース準備中、バンド名をバックチェリーと改名、完成した頃にギタリストYogiが加入し オリジナルラインナップとなる。
1999年、ファーストアルバムリリース前からキッスのオープニングアクトとしてツアーに同行する等 デビュー前から注目されていたアメリカンロックバンド。キャッチーなフレーズ、大胆なリリック、ルックスを兼ね備えた新時代の”本物”のバンドの一つ。アルバムは3枚リリースするが、一時は解散し、オリジナルメンバーは脱退、新メンバーを加えながらスタンスは守りつづけ、デビューから8年経っても健在。
1999年、1st「Buckcherry」をリリース。ファーストトラックの「Lit Up」がヘビーローテーションとなり 一躍世界中に名を轟かせる。 同年夏に行われた「WoodStock'99」にも出演、12月にはエアロスミスがミスター・ビッグとペアで行った カウントダウンライブのオープニングアクトとして来日。 翌年1/1にはZEPP東京で初のワンマンライブを行い、そのままジャパンツアーを行なった。
2000年年明けには、"Lit Up"がグラミー賞Best Hard Rock Performanceにノミネート、ギタリストのキースが Gibson Award Most Promising New Guitaristを受賞。 バンドはジャパンツアーから帰国後、すぐニューアルバム制作に取り掛かり、5月よりレコーディングを開始し、 2001年3月にセカンドアルバム"Time Bomb"をリリース。
同年8月にベーシストJBがツアー半ばで突如脱退。バンドはベースにサポートメンバーを迎え日本ツアーを10月に行うが、 帰国直後、ギタリストYogiが脱退。翌年の2002年1月にはドラムのDevonが脱退。
残されたジョシュとキースはバンドをそのまま継続し、プロジェクトへの参加等を繰り返していた。 その頃、モトリー・クルーのドラマーだった、ランディ・カスティロが胃がんの為に死去。 その追悼ライブに参加する。一緒にプレイしたミュージシャンに、元ガンズ・アンド・ローゼスで 後にヴェルヴェット・リヴォルヴァーを結成することになる、スラッシュ、ダフ・マッケイガン・マット・ソーラム と一時的にバンドを組み、そのときは「Buck N' Roses」と名乗っていた。
最終的に、ジョシュの声がバックチェリーにしか聞こえないという理由により、そのプロジェクトからは 外れることになる。2002年7月16日、マネージメントにより、ジョシュのBUCKCHERRY脱退、 残されたキースの判断によりDreamworksとのアルバム契約を1枚残したままBUCKCHERRYの解散が伝えられた
同年9月、ジョシュは新しいバンドSHOTSFIREDを結成しハリウッドにてギグを行う。後にバンド名をJOSH TODDと改名、2003年にアルバム"You Made Me"を発表。2004年夏には来日し、THE ROCK ODYSSEY 2004に出演。一方キースは2004年早々にWARRANTのドラマーのMike FasanoとGLORYHOLE U.K.を結成、Metal SludgeのコンピレーションCD"Hey, That's What I Call Sludge! Vol. I"に"Misery"を提供し、新しいバンドの活動を開始していた。2004年秋に入り、JOSH TODDは予定されていたライブスケジュールを突如すべてキャンセルする。
2005年1月27日、MTVが 「Josh Todd, Keith NelsonはBUCKCHERRYの再結成に向け、バンドの3枚目となるアルバムのレコーディングを開始。年内にはリリースの予定で、ベース、ドラム、セカンドギタリストは新メンバーを迎える予定」と報じ 3月には、オフィシャルホームページが完成。ロゴはファーストアルバムに使われていた女性を使用。
同年8月、アルバムリリース前にサマーソニック06に出演が決定。 ラインナップにも変更があり、新メンバーには Stevie D(G) Jimmy Ashhurst(Bass) Xavier Muriel(Drums) が加えられた。 同年11月、アルバムを引っさげ、モトリー・クルーの前座としてジャパンツアーに参加し、 さらに単独でライブを渋谷クワトロで行う。