ヒシクイ
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?ヒシクイ | ||||||||||||||||||||||||
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![]() ヒシクイ Anser fabalis |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Anser fabalis (Latham, 1787) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
ヒシクイ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Bean goose |
ヒシクイ(菱食、Anser fabalis)は、鳥綱カモ目カモ科に分類される鳥。
目次 |
[編集] 分布
[編集] 形態
全長85cm。背面は褐色の羽毛、腹面は白い羽毛で覆われる。雨覆の先端部は白い。
嘴は黒く、オレンジ色の帯模様が入る。後肢はオレンジ色。
5つの亜種に分けられる。
[編集] Sibley分類体系上の位置
Sibley-Ahlquist鳥類分類 |
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カモ下目 Anserides
カモ亜科 Anatinae
ガン族 Anserini
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[編集] 生態
湖や池沼、水田、河川、海岸等に生息する。大規模な群れを形成し、マガン等と混群を形成することもある。警戒心は非常に強い。昼間は陸から離れた水場等で過ごし、朝や夕方に食物を探す。
日本(北海道、本州、九州)には越冬のため飛来する冬鳥。日本には亜種オオヒシクイと亜種A. f. serrirostrisが飛来する。
食性は草食性で草、果実、種子等を食べる。名前の由来は、ヒシの実が食性に含まれることが和名の由来。
繁殖形態は卵生。繁殖地はユーラシア大陸北部で、ツンドラで繁殖するものとタイガで繁殖するものに分かれる。亜種オオヒシクイは前者、亜種A. f. serrirostrisは後者にあたる。
[編集] Status
LEAST CONCERN(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
- 国指定天然記念物
[編集] 人間との関係
開発による生息地やそれに伴う食物の減少により生息数は減少している。日本では1971年に国指定天然記念物に指定された。
[編集] 関連項目
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