ビコーズ
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ビコーズ(Because)は、1969年に発表されたビートルズのアルバム『アビイ・ロード』に収録されたジョン・レノンの曲で、ジョージ・ハリスンが初めてモーグ・シンセサイザーを使用して演奏した曲とされている(中間部のホルン風の音に用いている)。リンゴ・スターは、リズム用のハイハットをたたく形で参加しているが、レコードでは消去されており実質不参加。
この曲は洋子が弾いていたベートーヴェンの月光ソナタのコード進行を逆にしたものと言われている。
ヴォーカルはジョン、ポール、ジョージの声をそれぞれ3回ずつ重ねたものである。
この曲にはアカペラ(演奏のない)バージョンが存在するが、このバージョンは『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』で聞くことができる。
ビートルズ解散後のアルバム「ラヴ」にも「ビコーズ」のタイトルでリミックスされ入っている。