フィナンシャルワン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィナンシャルワン(Financial One)とは、
- UFJグループ系金融会社を中心とするポータル(ゲートウェイビジネス)のこと。現在は三菱UFJニコスが運営を行っている。
- 東洋カードサービス・太陽生命カードサービスが三和カードサービスに吸収合併し社名変更したもの(フィナンシャルワンカード)
- 1.のメンバーズカード(フィナンシャルワン・メンバーズカード)の事。
体系・便宜上すべてここで書述する。
目次 |
[編集] 概要
2000年に東洋信託銀行及び太陽生命保険の子会社だったクレジットカード会社2社を、三和銀行子会社の三和カードサービス社に合併させ株式会社フィナンシャルワンカードに社名変更し、そこでポータルサイト 「フィナンシャルワン」の運営を行い、提携企業からのポイントやサービスの提供を受けることができるというもの。
- (フィナンシャルワンカードはジェーシービーのフランチャイズ会社としてJCBカードのみ発行していた。)
それぞれの銀行・各会社のカードと一体型のクレジットカードがメンバーズカードとして会員に発行されるが、クレジットカード単体のもの、クレジット機能のないもの(会員証でしかないもの)も存在する。
- なお、三菱東京UFJ銀行(旧UFJ店のみ)のキャッシュカードとの一体型のものについては、2006年11月30日で新規受付停止となり、2007年7月以降には、クレジット部分の有効期限にかかわらずキャッシュカードとクレジットカード(フィナンシャルワンカード)が強制分離される(2007年4月から6月に有効期限が来るカードについても、その時点で強制分離となる)。従って、三菱東京UFJ銀行のみ利用している顧客については、ICクレジットカードとオールワンICカード、単体のフィナンシャルワンメンバーズカードの3枚の形で今後推奨していくとしている。
フィナンシャルワンカード社は、UFJ銀行合併時にミリオンカード・サービスと合併しUFJカード、UFJニコスを経て現在は三菱UFJニコスとなったが、フィナンシャルワンは現在も継承して運営されている。
フィナンシャルワンカードは前身の関係上JCBカードのみだったが、2001年に当時の東海銀行とミリオンカード・サービスも参加した為VISA・MasterCardも発行されている。 しかし、2005年にUFJニコス、2007年三菱UFJニコスになってからも、フィナンシャルワンのNICOSカード、DCカードは現在発行されていない。
[編集] 主なサービス・特典
[編集] 参加企業
[編集] 発足当初の参加企業
- 三和銀行→UFJ銀行(合併前に東海銀行も合流)
- 東洋信託銀行→UFJ信託銀行
- ユニバーサル証券→つばさ証券→UFJつばさ証券
- 太陽生命保険
- 大同生命保険
- 興亜火災海上保険
- 日本火災海上保険