フォルクスワーゲン・ポロ
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フォルクスワーゲン・ポロ(Polo)はドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(以下VW)の小型自動車。フロントにエンジンを横向きに配置し、前輪を駆動するコンベンショナルなコンパクトカーである。
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[編集] 概要
2006年時点での現行モデルは4代目。VWのラインナップの中でモデルチェンジのたびにボディサイズが大きくなり、もはやコンパクトカーとは呼べなくなったゴルフに対し、ポロは現行モデルでも2代目ゴルフ程度の大きさで、かつてゴルフが担っていたベーシックなコンパクトカーの役割を果たしており、かつてゴルフがそうであったようにこのクラスのベンチマーク的存在である。ルポの販売が終えられた2007年2月現在、VWのラインナップの中でもっとも小さなモデルである。主なボディタイプはハッチバックタイプで、歴代各モデルを通してセダンタイプが存在し、エステート、クーペタイプがラインナップされていた事もある。しかし、歴代モデルとも日本に導入されたのは一部のボディタイプのみである。(日本導入モデルについては下記参照)現在(2006年10月)、セダンタイプは中国、ラテンアメリカ、南アフリカ及びその他アフリカ地域にて販売されており、これらの地域ではたいていハッチバックタイプよりも人気が高い。2007年2月現在、日本で販売されているボディタイプはハッチバックタイプのみでスタンダードモデル以外にもGTIというターボエンジンを搭載したスポーツモデルやクロスポロというFWDのクロスオーバーSUVタイプのポロが販売されている。又、北米市場でポロの販売はされておらずVWのボトムレンジはゴルフが担っている。
[編集] 名称
VWからポロと同時期に発売されたモデルの車名が風の名称に因んでいる事からポーラーウィンド(polarwinds(極域電離圏からのプラズマ流出現象))に由来していると思われてきたが、スポーツのポロの意味合いも含んでいるとか、マルコ・ポーロにちなんでつけられた等、諸説ある。
[編集] 歴代モデル
[編集] 初代(1975~1981)
[編集] 前期型(1975~1979)
70年代初頭、根本的にラインナップの見直しを図っていた新世代のVWのボトムレンジの担い手として1975年3月に登場。ビートルの実質的後継車として、又、南ヨーロッパでのVWの勢力拡大の意図を託されていた。ポロは前年に発表されていたアウディ50をベースに設計された。アウディ50との外観上の違いはエンブレム位だがアウディ50のエンジンが1.1リッターなのに対しポロは0.9リッターであり、ポロはアウディ50より下位に位置付けられていた。 デビュー当時、エンジンはこの0.9リッター(40ps)の2ドアのみで標準仕様と装備の充実したLの2グレード。最高速度は時速135キロ。(アウディ50の最高速度は時速145キロ)76年には1.1リッター(50ps)のエンジンが追加され、翌77年にはダービィと呼ばれるノッチバックタイプが加えられると同時にダービィには1.3リッター(60ps)エンジンもラインナップされた。サスペンション形式は当初からフロントがストラット、リアがトーションビームアクスル。アウディ50とは異なり、ブレーキは前後ともドラムブレーキで前のディスクブレーキはオプション。
[編集] 後期型(1979~1981)
79年にはポロにも1.3リッター(60ps)エンジンが追加され、ポロGTと呼ばれるホットモデルが加わった。外観はバンパーを樹脂化、ライトが角形になったほかフロントグリルのデザインにも変更が加えられた。前期型、後期型あわせて500,000台が生産された。
[編集] 搭載エンジン
- 895cc 4気筒 ガソリン(ハッチバック専用)
- 1093cc 4気筒 ガソリン 50ps
- 1272cc 4気筒 ガソリン(GT、ダービィ、アウディ50専用)
[編集] 2代目(1981~1994)
[編集] 前期型(1981~1990)
2代目の前期型は1981年8月にデビュー。VW独自のデザインが採用され、垂直の独特のテールゲート形状で1000ℓという広大なラゲッジスペースを実現した。1.1リッター(40ps)エンジンは燃焼室に改良が加えられることにより扱いやすいトルク特性へと改良された。翌年にはポロクーペ(日本にもCLモデルが少数限定輸入された)が追加されると同時に1.3リッター(55ps)エンジンも加えられた。1984年にはダービィがポロクラシックの名で限定輸入された。1986年にはスーパーチャージャーを搭載した115psのGT G40が登場し、最高速は時速200キロに達した。
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- 日本導入モデル(2代目前期型)
- 1984年 ポロクラシック 58ps 4MT
- 1988年 クーペCL(E-80NZ)50ps 5MT
- 1989年10月 クーペCL(E-80NZ)55ps 5MT
- 日本導入モデル(2代目前期型)
[編集] 後期型(1990~1994)
1990年にマイナーチェンジ。角形ヘッドライトやバンパーのデザインに変更が加えられた。3種類のボディタイプは維持され、シャシーに改良が加えられた。EUの排ガス規制の関係上キャタライザーとともにフューエルインジェクションが標準となった。ダービィはスペインで生産されていたが、1992年に生産中止となった。ホットモデルはG40に加えてポロG40カップカーが販売され、カップカーによるワンメイクレースも行われた。
[編集] 搭載エンジン
- 1093cc 4気筒 ガソリン(1981~1983)
- 1272cc 4気筒 ガソリン(1981~1984)
- 1043cc 4気筒 ガソリン(1983~)
- 1272cc 4気筒 ガソリン フューエルインジェクション・キャタライザー付(1983~)(日本導入モデル)
- NZ型
- 形式 直列4気筒SOHC 1272cc
- 内径×行程 75.0mm×72.0mm
- 圧縮比 9.5
- 出力・トルク 50ps・55ps/5200rpm 9.8kg・m/3000rpm
- 燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置
- 使用燃料 無鉛レギュラー
- 燃費(10・15モード) 12.5km/l
- NZ型
- 1272cc 4気筒 ガソリン スーパーチャージャー付 113ps(GT G40専用 1987)
[編集] 3代目(1994~2001)
[編集] 前期型(1994~1999)
6N型と呼ばれる3代目はクラスを超えた高いボディ剛性、安全性、パッケージングなどを備え1994年夏にデビューした。先代より全長は短くなったもののキャビンスペースは拡大し、同時にボディ後端に向かってボリュームを絞り込む事により高い空力性能を得ていた。又、高い質感の内外装に加え、使用素材や解体後のリサイクルに考慮された車作りなどとあわせて高い評価を得た。当初、ヨーロッパマーケット向けに用意されたエンジンは4種類(詳細は下記参照)で当時日本ではまだ珍しい樹脂製インテークマニホールドのほか各気筒ごとにインジェクターを持っていた。又、セアト・イビーザとプラットフォームを共通化した。1995年にはセダンタイプのクラシックが、97年にはエステートが登場。 1996年に日本デビューしたポロのエンジンラインナップは当初1.6リッター(75ps)の2ドアハッチバック(MT/AT)のみだったが、その後4ドアハッチバック(AT)も追加された。日本仕様はオートマチックトランスミッションが日本のJATCO製で助手席SRS(エアバッグ)などが標準となり、これら日本向け仕様変更のために生じた重量増や日本での使用環境を考慮されブレーキが強化されている。内容はABSの標準化にEBD(エレクトロニック・ブレーキ・ディストリビューション)というシステムが採用された。これは前後のブレーキバランスをアクティブに最適に変化させるものである。これらのブレーキ強化を指示したのは、フェルディナンド・ピエヒ会長自身で、来日し日本仕様の最終テストを自ら行った際に指摘されたことにより行われた。一連のブレーキ強化に伴い標準のタイヤ/ホイールサイズが14インチとされた。前後のバンパーのデザインは時期によって上下が分割されたデザインと一体型の異なったデザインが存在する。 これまでのポロにはGTなどのスポーティーグレードが存在したが3代目前期型のモデル末期にはGTI(VWポロGTI)の名を冠したモデルが3000台限定で販売された。(日本国内には導入されていない)
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- 日本導入モデル(3代目前期型)
- 1996年8月 2D、4D(E-6NAHS)4AT
- 1996年10月 2D(E-6NAEE)5MT
- 1998年1月 デア・エアステ 2D、4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
- 1998年5月 シルバーセレクション 2D、4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
- 1998年6月 コンフォートプラス 4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
- 1998年11月 スポーツ 4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
- 1999年3月 グラデュエート 4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
- 1999年8月 オープンエア 2D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
- 1999年11月 ホワイトセレクション 4D、ブラックセレクション 4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
- 2000年1月 ユング 2D、4D(限定モデル・E-6NAHS)4AT
- 日本導入モデル(3代目前期型)
[編集] 後期型(1999~2001)
1999年には3代目をベースに大幅なマイナーチェンジが行われたが、全体の60%(VWの発表では70%)が刷新され実質的にフルモデルチェンジに近い内容だった。エクステリアやインテリアも大幅に変更が加えられ、ボディ剛性はレーザー溶接の大幅な導入によりさらに高められた。モデルバリエーションは2/4ドア(AT)に加えオープンエア(AT)がある。これらはオールアルミ製の1.4リッターDOHCエンジンを搭載するが従来の1.6リッターと遜色のない程のパワーを発揮する。それに加え後期モデルにはVW伝統のホットモデルのグレードであるGTI(5MT)が正式にラインナップされ、日本にも導入された。又、ポロクラシックがラテンアメリカに再上陸した。
- GTI
GTIは1.6リッターの連続可変バルブタイミング式のDOHCエンジンを搭載するホットハッチに類するグレードである。このエンジンはGTI専用でヘッドカバーはアクセントカラーである赤色が配されている。このユニットは125ps/6500rpm、15.5kg・m/3000rpmを発揮し、最高速度は約時速205キロ。燃費は全グレード中最も良好な15.0km/lとなっている。又、脚周りは固めにセッティングされ、フロントには強化されたスタビライザーが装着され、リアにも新規にスタビライザーが装着(他のグレードには設定なし)。グレードアップされたブレーキと45扁平のタイヤを履く。GTIと他グレードとの外観上の違いはフロントグリルのメッシュパターンとBBSホイール、そしてそこから覗くブレーキキャリパーに赤い塗装が施されている点である。又、内装はメーター周りとシートのデザインが異なり、ペダルがヒール・アンド・トゥ等のスポーツ走行に適した配置となっている。GTIのトランスミッションは5速のマニュアルのみで乾式単板ダイヤフラムとなっており、そのシフトノブはルポGTIと共通のデザインだがルポGTIの5速モデル(日本には導入されていない)のものより若干長くなっている。GTIは国内で2000台弱が販売された。
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- 日本導入モデル(3代目後期型)
- 2000年5月 2D、4D、オープンエア(GF-6NAHW)4AT
- 2000年5月 GTI 4D(GF-6NARC)5MT
- 2001年6月 GT 4D(限定モデル・GF-6NAHW)4AT
- 2001年11月 ポロプラス 4D(限定モデル・GF-6NAHW)4AT
- 日本導入モデル(3代目後期型)
[編集] 搭載エンジン
- 1043cc 4気筒 ガソリン 45ps(1995~1997)
- 1272cc 4気筒 ガソリン 55ps(1995~1996)
- 1597cc 4気筒 ガソリン 75ps(日本導入モデル)
- AHS型
- 形式 直列4気筒SOHC 1597cc
- 内径×行程 76.5mm×86.9mm
- 圧縮比 9.8
- 出力・トルク 75ps/4800rpm 13.8kg・m/2800rpm
- 燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置
- 使用燃料 無鉛レギュラー
- 燃費(10・15モード) 11.4km/l
- AEE型
- 形式 直列4気筒SOHC 1597cc
- 内径×行程 76.5mm×86.9mm
- 圧縮比 9.8
- 出力・トルク 75ps/4800rpm 13.8kg・m/2800rpm
- 燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置
- 使用燃料 無鉛レギュラー
- 燃費(10・15モード) 13.2km/l
- AHS型
- 1389cc 4気筒 ガソリン(1996~)
- 1389cc 4気筒 ガソリン 75ps オールアルミ製(日本導入モデル)
- AHW型
- 形式 直列4気筒DOHC 1389cc
- 内径×行程 76.5mm×75.6mm
- 圧縮比 10.5
- 出力・トルク 75ps/5000rpm 12.8kg・m/3800rpm
- 燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置
- 使用燃料 無鉛レギュラー
- 燃費(10・15モード) 12.8km/l
- AHW型
- 1597cc 4気筒 ガソリン 125ps オールアルミ製(日本導入モデル)
- ARC型
- 形式 直列4気筒DOHC 1597cc
- 内径×行程 76.5mm×86.9mm
- 圧縮比 11.5
- 出力・トルク 125ps/6500rpm 15.5kg・m/3000rpm
- 燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置
- 使用燃料 無鉛プレミアム
- 燃費(10・15モード) 15.0km/l
- ARC型
- 999cc 4気筒 ガソリン 50ps オールアルミ製・マルチポイントインジェクション(1997~)
- 1597cc 4気筒 ガソリン 100ps(6K セダン、エステート専用)
- 1597cc 4気筒 ガソリン 75ps(6K セダン、エステート専用)
- 1.9リッター 4気筒 ディーゼル 64ps(6K セダン、エステート専用)
[編集] ポロ・プラヤ(1996~2002)
南アフリカ市場専用モデル。2002年、4代目の投入により販売を終了した。
[編集] 4代目(2001~)
[編集] 前期型(2001~2005)
2001年本国登場の4代目は1.2リッターから1.4リッターのガソリンエンジン仕様や1.4および1.9リッターのTDIディーゼルエンジン仕様があるが、日本では1.4リッター・ガソリンエンジンのみの設定であった。前述のように、ボディ剛性と衝突安全性向上を理由に大幅なサイズ拡大が行われ、日本でもベストセラーとなった2代目ゴルフ(ゴルフⅡ)とほぼ同等の大きさとなっている(とはいっても初代トヨタ・ヴィッツと大きさはあまり変わらない)。日本仕様は、横滑り防止機構(ESP)、サイドエアバッグが標準装備されるなど、このクラスの国産車では通常、オプション扱いでしか装着されない安全装置が充実している。又、セアト・イビーザ、シュコダ・ファビアとプラットフォームを共通化している。
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- 日本導入モデル(4代目前期型)
- 2002年5月 2D、4D(GH-9NBBY)4AT
- 2004年1月 アベニーダ 4D(限定モデル・GH-9NBBY)4AT
- 2004年4月 EU 4D(限定モデル・左ハンドル・GH-9NBBY)4AT
- 2004年10月 2D、4D(GH-9NBKY)4AT
- 2005年1月 ヴィアッジョ 4D(限定モデル・GH-9NBKY)4AT
- 2005年6月 SE 4D(限定モデル・GH-9NBKY)4AT
- 日本導入モデル(4代目前期型)
[編集] 後期型(2005~)
現行モデル(2006年10月)は、これまでの丸いライトの4代目に代わって、より攻撃的とも思える顔つきの新型が発売されている(エンジンなどの基本部分は変更なし)。デザインはWalter de'Silvaによる。2005年の東京モーターショーでこのモデルに先代ゴルフGTIの1.8リッターターボエンジンを搭載した新型GTI(VWポロGTI)が世界に先がけて発表され、12月20日に発売された。また、2006年8月には日本でも1.6リッターと6速マニュアルモードつきATを装備した「1.6リッター スポーツライン」が投入され、それまでの車両重量に対する動力性能に不満があった点が解消されている。さらに下記のクロスポロやVWの新たなエントリーモデルに位置付けられる「1.4リッター トレンドライン」が加わるなど、ラインナップが大幅に拡大された。また、2006年10月より装備を充実させつつ価格を195万円におさえた「1.4リッター コンフォートライン」が加わった。
- GTI
1.8リッター、インタークーラー付ターボエンジンを搭載したホットモデル。2ドアと4ドアのボディタイプがあり、トランスミッションは5MTのみ。最高出力はそれぞれ150ps、22.4kg・mで、0-100km/h加速は8.2秒とのこと。ただ、製造コストに厳しい時代に誕生したためか弟分のルポGTIに比べヘッドライトもハロゲンのままなど標準グレードとの差は少ない。ルポGTIが6MTであるのに対し後発のポロが5MTなのはエンジン特性を考慮した結果である。 又、ドイツ本国ではGTIカップエディションというモデルが存在する。このモデルはADACポロカップレースのマシンに準じて開発されたもので、2ドアと4ドアのボディタイプがあり、外観は大きな開口部を持ったバンパーに、ホイールも17インチのものへと変更されるなど通常のGTIとは差別化が図られている。そして、エンジンは180ps、24.0kg・mに強化されたのに併せ、サスペンションはよりハードに固められ、ブレーキも大径化されるとともに後輪ブレーキディスクを通常のソリッドディスクからベンチレーテッド・ディスクに変更されるなど、各部も大幅に強化されている。
欧州では2003年、最低地上高を上げルーフレールを装備することによってSUVのテイストを取り入れたモデル「ポロファン」を投入していた。2005年のポロのビックマイナーチェンジに合わせて2006年2月にマイナーチェンジを施した「クロスポロ」を投入し、欧州では好評を博した。2006年8月には日本への投入も発表された。
通常のポロと顔つきや車内のインテリアの基本は同じだが、最低地上高が20mm高く、ルーフレール、フォグランプ、17インチアルミホイールなどが装備され、ボディやシートのデザインもライムグリーンなどの鮮やかな色がラインナップされている。日本仕様はスポーツラインと同様の1.6リッターのガソリンエンジンと6速マニュアルモードつきATを搭載し駆動方式は本国仕様も含めて4WDではなく、FWDである。最高速度は時速182km
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- 日本導入モデル(4代目後期型)
- 2005年9月 2D、4D(GH-9NBKY)4AT
- 2005年12月 GTI 2D、4D(GH-9NBJX)5MT
- 2006年9月 トレンドライン 2D(GH-9NBKY)4AT
- 2006年9月 スポーツライン 4D(GH-9NBTS)6AT(ティプトロニック付)
- 2006年9月 クロスポロ 4D(GH-9NBTS)6AT(ティプトロニック付)
- 2006年10月 コンフォートライン 4D(GH-9NBKY)4AT
- 日本導入モデル(4代目後期型)
[編集] 搭載エンジン
- 1.2リッター 3気筒 9バルブ ガソリン 55ps
- 1.2リッター 3気筒 12バルブ ガソリン 64ps
- 1389cc 4気筒 16バルブ ガソリン 75ps(日本導入モデル)
- BBY型
- 形式 直列4気筒DOHC 1389cc
- 内径×行程 76.5mm×75.6mm
- 圧縮比 10.5
- 出力・トルク 75ps/5000rpm 12.8kg・m/3800rpm
- 燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置
- 使用燃料 無鉛プレミアム
- 燃費(10・15モード) 13.4km/l
- BKY型(後期型にも引続き搭載)
- 形式 直列4気筒DOHC 1389cc
- 内径×行程 76.5mm×75.6mm
- 圧縮比 10.5
- 出力・トルク 75ps/5000rpm 12.8kg・m/3800rpm
- 燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置
- 使用燃料 無鉛プレミアム
- 燃費(10・15モード) 14.2km/l
- BBY型
- 1389cc 4気筒 16バルブ ガソリン 86ps
- 1389cc 4気筒 16バルブ ガソリン 100ps
- 1.9リッター 4気筒 TDI(ディーゼル)100ps
- 1389cc 3気筒 TDI(ディーゼル)75ps
- 1.9リッター 4気筒 TDI(ディーゼル)130ps
- 1780cc 4気筒 ガソリン インタークーラー付ターボ 150ps(日本導入モデル)
- BJX型
- 形式 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ 1780cc
- 内径×行程 81.0mm×86.4mm
- 圧縮比 9.5
- 出力・トルク 150ps/5800rpm 22.4kg・m/1950~4500rpm
- 燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置
- 使用燃料 無鉛プレミアム
- 燃費(10・15モード) 13.2km/l
- BJX型
- 1597cc 4気筒 ガソリン 105ps(日本導入モデル)
- BTS型
- 形式 直列4気筒DOHC 1597cc
- 内径×行程 76.5mm×86.9mm
- 圧縮比 10.5
- 出力・トルク 105ps/5600rpm 15.1kg・m/4500rpm
- 燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置
- 使用燃料 無鉛プレミアム
- 燃費(10・15モード) 14.6km/l
- BTS型
[編集] 生産国
車台番号の11桁目に表記されているアルファベットにより判別することができる。
- 「W」…ヴォルフスブルク(ドイツ)
- 「K」…オスナブルグ(ドイツ)
- 「Y」…スペイン
- 「D」…スロヴァキア
- 「U」…南アフリカ
[編集] モータースポーツ
[編集] ラリー
- スーパー1600(JWRC)
- ポロはJWRC(ジュニアWRCについてはWRCを参照)に2002年よりエントリー。マシンは実質的にキットカーからコンバートしたものであり、初期は3代目後期型GTIをベースにオーバーフェンダーやリアスポイラーを追加していたものの他車とは比較的控えめな外観となっていた。その後4代目前期型をベースとしたもの(約215ps)に切換えられた。マシンのタフさには定評があったものの現在ではJWRCでその姿を見かける事はない。2003年のトルコラリーで優勝を飾った。
- S2000(PCWRC)
[編集] レース
- ワンメイクレース
- VWによる2代目後期型のGT G40カップカーによるワンメイクレースが行われていた。
- ドイツADAC主催のポロカップレースはモータースポーツの登竜門的存在のひとつとして高い人気がある。
[編集] その他
- 4代目初期型の日本向けカタログにトヨタ・カローラが写っている。バンパーが大型なので北米仕様と思われる。
- シュコダ・ファビア、セアト・イビーザとはプラットフォームを共通化している。
- 80年代中ごろのポロにはステアリングホイール中央部にヴォルフスブルクのロゴマークが配されていた。
- 2004年、ポロの偽CMの動画が一部に出回った。テロリスト風の男が9N型ポロに乗って自爆テロを謀る。カフェの前で爆発物のスイッチを押すが爆発は車内のみで収まり、周囲の人々も気付かないというもので、「small but tough」というポロのキャッチコピーにかけたものである。
[編集] 参考
ウィキペディア英語版
[編集] 外部リンク
- Volkswagen Polo(フォルクスワーゲン・ジャパン公式サイトより)
- Volkswagen Polo(ドイツ・フォルクスワーゲン公式サイトより ドイツ語)
- Volkswagen Polo Life(ポロ 個人オーナーサイト)
- Poloの杜(ポロ リンク集)