ヘドバとダビデ
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ヘドバとダビデ(HEDVA & DAVID)は、イスラエルの歌手グループ。
イスラエル軍の音楽隊で知り合い、退役後の1965年にデュオグループとしてプロデビュー。1970年、世界47ヶ国の代表が出場した第1回東京国際歌謡音楽祭(翌年から世界歌謡祭に改称)にイスラエル代表として出場し、ヘブライ語の歌詞の曲『ANI HOLEM AL NAOMI』を歌いグランプリを受賞。その後、二人が一週間東京に滞在している間に日本語の詞を付けレコーディングし、翌年1月25日、『ナオミの夢』のタイトルで発売し大ヒットした。1973年に解散。
[編集] メンバー
[編集] ディスコグラフィー
- ナオミの夢(1971年1月25日発売) 訳詞・片桐和子/作曲・デビッド・クリボシェ
- 元々はイスラエルのコーヒーのCMソングとして作られたが、出来が良かったため音楽祭に参加してみたところグランプリを受賞した。タイトルの「ナオミ」は日本人の名前ではなく、旧約聖書にも登場する欧米ではポピュラーな女性の名前で、ヘブライ語で「幸せ」や「和み」を意味する。B面には原曲のヘブライ語版『ANI HOLEM AL NAOMI』(作詞・Tirzah Atar)が収録されている。
- 幸せは夢でなく(1971年5月1日発売)