マサラッキ
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性別 | 牡 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1993年4月14日 |
死没 | 生存中 |
父 | マグニテュード |
母 | ローズエントリー |
生産 | 日進牧場 |
生国 | 日本(北海道浦河町) |
馬主 | 丸井正貴 |
調教師 | 増本豊(栗東) |
競走成績 | 30戦9勝 |
獲得賞金 | 4億4067万1000円 |
マサラッキは日本の競走馬である。主に短距離を中心に活躍し、高松宮記念などを制した。競馬ファンにはお金で苦労した馬と言われている。
[編集] 戦績
1996年3月にデビューしたマサラッキは芝1600mの新馬戦を5着のあとダート1200mの未勝利戦と500万下条件戦を勝ち上がり初重賞挑戦となった中日スポーツ賞4歳ステークスを5着とまずますの走りを見せる。その後自己条件を勝ち上がりオープン入りした後、スワンステークスに出走し2番人気での3着と好走するが、ここでマサラッキのツキが悪くなり始めた。
普通はここでGIでも期待されるのだが、当時のJRAのGI出走規定は実績馬に有利になっており、マサラッキのような上がり馬は賞金不足で除外されることが多かった。マイルチャンピオンシップはその不安が的中し除外されてしまい、スプリンターズステークスへの出走を確実にする為CBC賞に出走するが1番人気で3着と再び賞金加算に失敗する。その為スプリンターズステークスへの登録を見送ると、今度は出走馬がフルゲートに満たず登録していれば問題なく出走できていたという皮肉なことが起こった。
1997年は5月の高松宮杯から始動した。今度は運良く出走できたが、休み明けということもあって5着、続いて出走できた安田記念は7着と凡走する。
そして夏になり、1600万下条件へと降格したマサラッキは、格上挑戦で函館スプリントステークスを勝利し賞金加算に成功する。再びGI戦線に復帰したと思ったが休み明けのスワンステークスを賞金不足で除外されてしまう。そこで急遽福島の福島民友カップに出走するも3着、CBC賞では雨に脚をとられ10着と大敗、さらにこの年のスプリンターズステークスはフルゲートで除外となった。
1998年、阪急杯を勝利し今後のGIへの出走を確実とすると、満を持して名前が変わった高松宮記念に出走するも雨に祟られ10着に大敗する。秋は目標をスプリンターズステークス1本に絞りスワンステークス5着、CBC賞を勝利したがスプリンターズステークスは8着に凡走する。
明けて1999年、シルクロードステークスから始動するも6着となった。本番の高松宮記念では人気を落としたがついに念願のGIを勝利する。しかしここで燃え尽きたのか休み明けのCBC賞を2着と好走するもスプリンターズステークスは9着と凡走。その後休養をはさみながら4走するもいいところがなく2001年に引退した。
GI馬ながら、生産界ではネヴァーベンドの血を引く種牡馬の流行が廃れつつあり血統的な魅力が薄かったこと、同父のミホノブルボンが種牡馬として成功できなかったこと、馬産地全体の不況もあって引退当初には引退後の用途が乗馬と発表され物議をかもした。その後生産者の好意により種牡馬入りしたが、やはり現実は厳しく苦戦している。
[編集] 主な勝ち鞍
- 1997年
- 函館スプリントステークス(GIII)
- 1998年
- 阪急杯(GIII)、CBC賞(GII)
- 1999年
- 高松宮記念(GI)
[編集] 血統表
マサラッキの血統 (Mill Reef系(ナスルーラ系)/Nearco 5×5=6.25%) | |||
父
*マグニテュード Magnitude 1975 鹿毛 |
Mill Reef 1968 黒鹿毛 |
Never Bend | Nasrullah |
Lalun | |||
Milan Mill | Princequillo | ||
Virginia Water | |||
Altesse Royale 1968 栗毛 |
*Saint Crespin | Aureole | |
Neocracy | |||
Bleu Azur | Crepello | ||
Blue Prelude | |||
母
ローズエントリー 1987 栗毛 |
*カジュン Cajun 1979 栗毛 |
Red Regent | Prince Regent |
Redowa | |||
Ermyn Lass | Ennis | ||
Rye Girl | |||
シュウザンローレル 1977 栗毛 |
*Bon Mot | Worden | |
Djebel Idra | |||
*Golden Myrrh | * Frankincense | ||
Hot Dish F-No.14-c |
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