マックス・リュティ
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マックス・リュティ(Max Lüthi, マックス・リューティ 1909年 スイス・ベルン - 1991年)はスイスの学者で、専門はヨーロッパ民間伝承文学。ドイツ文学、イギリス文学、歴史学等に広く通じる。昔話を中心とする口承文芸研究の世界的権威として知られる。
1947年に発表した論文『ヨーロッパの昔話―その形式と本質』はヨーロッパの学会で高く評価され、関連研究者、学生のあいだで基礎的文献として広く読まれる。
長くチューリッヒ大学教授をつとめ、1979年70歳で退官した。1991年死去。
「Max Luthi」の片かな表記は訳者によってことなり、小澤俊夫は「マックス・リュティ」、野村ひろしは「マックス・リューティ」と訳している。
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