マリちゃん危機一髪
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ジャンル | ジャンケンゲーム |
対応機種 | PC-8801 PC-6001 FM-7/8 |
開発元 | 槙村ただし(個人) |
発売元 | エニックス |
人数 | 1人 |
メディア | 5インチFD テープメディア |
発売日 | 1983年2月 |
価格 | 3600円 |
対象年齢 | 未審査 |
マリちゃん危機一髪( - ききいっぱつ)は、1983年2月にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたアダルトゲーム。同社主催の「第1回ゲーム・ホビープログラムコンテスト」の優秀賞受賞作。製作者は槙村ただし。
[編集] ゲーム内容
さらわれたマリちゃんを悪の手から救え、と言う至って単純明快なストーリー。マリちゃんは不自然なぐらい度々さらわれて生命の危機にさらされ、プレイヤーがミスをすると刺殺・感電死・爆死・溺死と悲惨な目に遭ってしまう。敵との対決方法は全てジャンケン。つまり、テクニックなどは一切不要で運に左右される部分が大きい。
最終面では、マリちゃんと野球拳で勝負して勝てば服を脱がせることが出来る。ちなみに、全部脱がせると股間に「プログラム エラーノ タメ コノ ブブンハ カケマセン!!」と言うメッセージが表示される。
[編集] 余談
槙村は永井豪が主宰するダイナミックプロ所属の漫画家で、ダイナミックプロ作品などがテレビアニメとして多数登場していた1970年代には、テレビからの漫画化作品を執筆していた。この時同様に漫画化作品を執筆していた、すがやみつるに感化され、パソコン(当時はマイコンと言った)を始めた。
槙村は本作の前にも九十九電機より「野球拳」を発売している。また、テープメディア版に収録されているマリちゃんの声は、作者の従姉妹で、マリちゃんの名前もその従姉妹の本名から取ったものである。