マルキョク州
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マルキョク州(Melekeok)は、パラオ共和国の州の一つ。首都マルキョクを含み、パラオ最大の島バベルダオブ島の東海岸に位置する。面積は28km²、人口は391人(2000年)。旧首都であるコロールの約25km北東にある。
1981年に施行したパラオ共和国憲法に「暫定的な首都をコロールに置き、(憲法発効から)10年以内に恒久的な首都をバベルダオブ島に指定すること」と明記されていたが、計画は進まずに放置されていた。1999年にクニオ・ナカムラ前大統領が遷都計画を立案し、台湾からの借款により議会などの建物が建設され、憲法発効から25年経った2006年10月1日のパラオ共和国独立記念日に、コロールから遷都した。
海沿いの集落から少し離れた丘の上に議会(OEK)、行政、裁判所の三権の最高機関や大統領府などが立地している。
ミクロネシア最大の淡水湖であるガルドック湖(493ha)があり、そこにはイリエワニが生息している。
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