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ミクロマン - Wikipedia

ミクロマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ミクロマンは、株式会社タカラ(現・タカラトミー)から1974年から1984年まで発売されていたTV媒体に頼らないタカラのオリジナルキャラクターの男児向け玩具である。約1/18スケールの関節可動人形であり、その人形が乗り込む乗り物や武器などを含め多彩な商品群が形成された。

1998年にはミクロマン・マグネパワーズとしてアニメ化および新商品開発がなされた。

2003年からは新しいシリーズのミクロマンがリリースされている。

本項ではこの1974年から1980年までのミクロマンについて詳述する。

目次

[編集] 玩具としての概要

アメリカで発売されていたマテル社のバービー人形やハズブロ社のG.I.ジョーなどの子供向け着せ替え人形を参考に、日本ではタカラがリカちゃんや変身サイボーグといった商品を開発した。男児向けの変身サイボーグはその名の通り、着せ替えによって様々なタイプへと「変身」する商品であり本家のG.I.ジョーと差別化を図るためにコスチュームだけではなく、「パーツ」の取り替えによる「変身」を目玉としていた。しかし商品展開が加速する中で1/6サイズ(30cm弱)の変身サイボーグは商品サイズの大きさから人気を失っていった。またオイルショックによる原材料の高騰もあり商品の小型化を繰り返し誕生したのが、およそ10cmの可動人形、ミクロマンである。このダウンサイジングの結果、さまざまな乗り物や基地といった商品展開が子供の購入可能な範囲で行なえるようになり、ダッコちゃんに次ぐタカラの主力商品となった。アメリカではマイクロノーツ(The Micronauts)と言う名前で販売され、コミック化もされた。

[編集] 玩具としての特徴

大きさは10cmのほぼ手のひらサイズであり、ABS樹脂(手首、足首は軟質樹脂)でつくられていた。首、肩、肘、手首、胴、股関節、膝、足首が可動する。初期シリーズの4体には背中にジョイント穴があいていなかったが、1975年に背中に5mmジョイント穴を持ったフォーマットに統合された(後に足の裏にジョイント穴も施されるが、これは人形のデザインによってまちまちであった)。この改良のためミクロマンは乗り物などに固定しやすく、また後の乗り物(タワー基地、指令基地、移動基地、ロボットマン、サーベイヤー他)や武器もこのジョイント径に合わせて開発されたため非常に広いプレイバリューを持つこととなった。

[編集] ストーリーとしてのミクロマン

ミクロマンはTV媒体を持たなかったたために、玩具に同封された小冊子などに描かれたミクロマンのオリジナルストーリーがその世界観を支えていた。初期のミクロマンでは、科学技術の非常に発達したミクロ星(後にミクロアース)と呼ばれる天体からやってきた宇宙人と言う設定であり、未知の元素αH7により小型化したという描写がなされていた。当時の商品展開では当たり前であったが、敵役であるアクロイヤーも商品化されストーリーを盛り上げた。後にフードマンと呼ばれるさらに小型のミクロマンも登場し、世界観を深めた。

[編集] 商品としての変遷

1980年代に入るとTVアニメ機動戦士ガンダムを中心としたガンプラブームが起こり、ミクロマンシリーズは過去の商品となってしまう。そのため人形を3cmとさらに小型化したダイアクロンシリーズが立ち上げられた。ミクロマンもニューミクロマンとして世界観を一新して新しい商品展開が行なわれ、一時期は両者のメディアミックスがはかられた。その後アメリカで発売された日本の変形玩具のシリーズが(ニューミクロマンシリーズ、ダイアクロンシリーズの一部を含む)TRANSFORMERSとして人気が出たために1985年にシリーズはトランスフォーマーとして統合され、ミクロマンというブランドは消滅する。しかし前述の通り、リニューアルが行なわれ、現在に至っている。

[編集] 商品のおおまかなシリーズ

  • ミクロマン:1974年から1980年までのシリーズ。
  • ニューミクロマン:1980年から1984年までのシリーズ。世界観を再構築し、ミクロマンそのものが減らされた。その分、変形に主眼を置いたロボットやビークルなどの商品群が形成、ダイアクロンとともにトランスフォーマーのもととなった。
  • ミクロマン・マグネパワーズ:1998年から2001年までのシリーズ。右腕、両足、胸に磁石が内蔵されたミクロマン。アニメ化作品のもととなった。
  • ミクロマン200X:2003年からのシリーズ。現在の技術で作り直されたミクロマンであり、クリアー成形を基本とするなど初期のシリーズに近い。手首が5~6種付属するなど単体でのプレイバリューも高い。

[編集] 主要商品一覧

[編集] ミクロマン

メインのラインナップ。もともとはミクロ星人だったがミクロ星(ミクロアース)の崩壊から逃れて脱出カプセルで宇宙を漂流しているうちに身体が変化し、小さな超人となったという設定であったが、設定そのものが時折変わっていた。

  • M10Xシリーズ:最も初期のミクロマン。変身サイボーグの小型版といった趣で、クリアーの成形色にメッキパーツの腹当て「ミクロブレスト」が付く。最初期は個人名はなく、カラーリングで識別されていた。さらに素足で、背中の5ミリジョイントもなく、手首パーツの形状も異なる。4体それぞれに成形色が異なりミクロブレストのデザインも異なっている。ミクロブレストがない時は普通の人間同等で、装着すると超人になれるという設定。
  • M101ジョージ(クリアーミクロマン)、M102ジャック(イエローミクロマン)、M103ジェシー(ブルーミクロマン)、M104ジョン(オレンジミクロマン)
  • M11Xシリーズ:成形色が透明ではなくなり、メッキパーツのミクロブレストも無い(体内に内蔵されたという設定)ミクロマン。ウェストが極端に細くディフォルメされている。
  • M111ボブソン、M112バーンズ、M113ボビー、M114ブラッキー
  • M12Xシリーズ:M11Xとパーツを一部共用。パンタロン風にデザインされた足をしている。M123のみクリアーグリーンで成形されている。
  • M121メイスン、M122マイケル、M123ミラー、M124マックス
  • M20Xシリーズ:M10Xシリーズをダイキャストで再設計したもの。背中に5mmジョイントが無く、名称はスーパーミクロマン
  • M201ロビン、M202ロバート、M203ロッキー
  • M21Xシリーズ:M10XとM11Xをミックスしたような精悍なボディーでつくられたダイキャスト製のスーパーミクロマン第2段。背中に5mmジョイントを持ち、背中に装着するワンタッチ開閉式のウィング・バックパック「ダッシュウィング」と軟質素材のヘルメットが付属する。
  • M211ケン、M212カリー、M213キム
  • M22Xシリーズ:M20Xシリーズにブレストを外して装着するハンドバズーカを付属させたもの。名前は同じだが、番号が新規扱いになっている。
  • M221ロビン、M222ロバート、M223ロッキー
  • M13Xシリーズ:スパイマジシャンと呼ばれるミクロマン。メッキのスティックとブレスレットが追加パーツとして付属。胴体にもメッキパーツが復活している。
  • M131ディック、M132ダン、M133ダニー、M134デビット
  • M14Xシリーズ:スパイマジシャン。メッキのスティックとブレスレットが追加パーツとして付属。胴体には筋肉を模したクリアパーツがついている。
  • M141ヘンリー、M142ハドソン、M143ホームズ、M144ハワード
  • M15Xシリーズ:ミクロマンコマンドと呼ばれるミクロマン。腹に蓄光素材が使われ、太腿には翼型のメッキの追加パーツ「反重力ジャンパー」(飛行用装備という設定、以下コマンドは全て同じ)がある。古代遺跡をモチーフとしており、モアイ像型のカプセルに入り、腹にはナスカの地上絵を模したメッキパーツを持つ。
  • M151イースト、M152エリック、M153エルダ、M154エバンス
  • M16Xシリーズ:ミクロマンコマンド。腹に蓄光素材が使われ、太腿には奇妙な形の(ファラオ像の髪の部分を模したと思われる)反重力ジャンパーがある。古代遺跡をモチーフとしており、ツタンカーメン像型のカプセルに入り、腹の蓄光パーツにはヒエログリフ風のレリーフがある。
  • M161シェリフ、M162サンダー、M163スミス、M164サミー
  • M17Xシリーズ:ミクロマンコマンド。胸に蓄光素材が使われ、太腿にはブースター型のメッキの追加パーツ「反重力ジェット」がある。古代遺跡をモチーフとしており、遮光器土偶のカプセルに入り、胸の蓄光パーツは遮光器そのものである。両手首にもメッキパーツが追加されている。日本で誕生したミクロマンという設定から名前も日本人風。
  • M171タクマ、M172テツヤ、M173タツヤ、M174ツヨシ
  • M18Xシリーズ、:レディコマンドと呼ばれる初の女性型ミクロマン。コマンドのシリーズだが胸に蓄光パーツは無い。M15Xが金色の羽根だったのに対し、銀色のより柔らかな曲線の羽根型「反重力ウィング」を太腿に配し、背中にも装着できる(天使になる)。腰がひとまわり小さく作られ、スカートをはいていた。アメリカで誕生という設定で、自由の女神像を模したカプセルに入っている。
  • M181アン、M182アリス、M183アニー、M184アイ
  • M23Xシリーズ:ポリスキーパーと呼ばれるミクロマン。パルサーショットというバックパック付の銃が付属している。
  • M231アーノルド、M232アーサー、M233アレックス、M234アントニー、M235アーロン、M236アラン
  • MCXXシリーズ:通称ミクロナイト。中世の騎士の甲冑そのもののミクロマン。実はシリーズそのものには名前がつけられていない。全体にメッキ処理されていて、体色と同じメッキの盾を持つ。武器はなぜかポリスキーパーと同じパルサーショット。
  • MC8、MC9、MC10、MC11、MC12、MC13
  • M25Xシリーズ:新しいシリーズとして災害やアクロイヤーの攻撃から人々を救うレスキュー隊員として発売されたミクロマン。シリーズ名称はレスキュー隊員だがレスキューコマンドとも呼ばれる。ポリスキーパーと同じパルサーショットを装備。名前がスーパーミクロマンとダブっている、イニシャル統一の原則が失われている、などミクロマンの商品としての位置づけの変化を示している。
  • M251ロビン、M252ウィリアム、M253リチャード
  • M26Xシリーズ:同じくレスキューのミクロマン。ディテールの違いはあるが、このシリーズ独自の特徴はない。
  • M261クレス、M262アダム、M263ジェームス
  • M27Xシリーズ:同じくレスキューミクロマン。このシリーズからパルサーショットがメッキ処理されたパルスガンに変更されている。
  • M271レイク、M272レオン、M273レオナード、M274カールトン、M275リチャード
  • M28Xシリーズ:同じくレスキューミクロマン。名前が同時期発売シリーズでもダブるという痛恨のミスを犯したシリーズ。M283とM284が単体発売されなかったことが原因。
  • M281クラーク、M282ライアン、M283クラーク、M284フォスター
  • レスキューサーボマン:レスキュー隊員のサポートロボット。単体では発売されていない。分析ロボット系のデイターと攻撃ロボット系のミサイラーとの2体がいる。
  • ミサイラー(M252に付属)、デイター(M262に付属)
  • ミクロマンブリザード:ミクロマンの商品としての変化を物語る最大のシリーズ。ミクロマンの両手に巨大なモーターユニットを持たせ、背中に電池ボックス、足にはジョイントを利用してホバークラフト状の台を装着する。台の底はブラシとなっておりモーターの振動で不規則に前進するというもの。ミクロマンそのものはフル装備だとパーツに覆われてしまい、ミクロマンである意味を失っている。
  • B1パレス、B2ジュノー、B3ベスタ、B4セレス
  • ミクロマンパンチ:ギミック重視の新ミクロマン。名前のとおり内蔵のスプリングで腕が動いてパンチを放つ。胸と足に磁石が組み込まれ、付属のアーマーパーツを脱着可能。このシリーズを最後にミクロマンはその世界観ごとリニューアルされ、ニューミクロマンとなる。
  • P01ジョー、P02ロッキー、P03シルバー、P04マグナム、P05アントニオ、P06ハルク

[編集] タイタン

磁石を用いた球体関節を持ち、可動と組替えをさらに高めた商品で、後にマグネモ8と呼ばれる8mm球で首、両肩、股関節が接続されている(Tナンバーはすべて磁石関節である)。元はミクロ星人でサイボーグという設定であった。地球外出身という設定により、名前はギリシャ神話・星座から取られた。

  • T40Xシリーズ:最初に発売されたタイタン。ミクロマンと同じく背中5mmジョイントを持つ他、5mm穴付きのマグネットコネクタが付属。アトムカノンというミサイルランチャーを手にも背中にも装備できた。
  • T401シリウス、T402ペガサス、T403ヘラクレス
  • T41Xシリーズ:マグネコンドルというタイタンのサポートをする鳥型サイボーグ。羽根と脚に別パーツが付属し、ジェット機のような形態にもなれる。
  • T411レッドコンドル、T412ブルーコンドル
  • T42Xシリーズ:ドーベルマシンというタイタンのサポートをする犬型サイボーグ。パーツの組み替えで3輪バイクにできる。成形色はクリアーの各色。
  • T421レッドドーベル、T422ブルードーベル
  • T43Xシリーズ:タイタン2と呼ばれるタイタン。足首が動かなくなったぶん、オプションパーツにレーシングカーがつき、手足を外して変形させることができた。レーシングタイタン2とも呼ばれる。
  • T431レグルス、T432ダイモス
  • T44Xシリーズ:同じくタイタン2で、T43Xシリーズと色替えの製品。オプションパーツに乗ることのできるUFOが付属。UFOタイタン2と呼ばれる。
  • T441イカルス、T441アキレス
  • T45Xシリーズ:タイタンコマンドと呼ばれるシリーズ。ジムカというダイキャストのミニカーが付属する。両脚を外してジムカに合体できる。このジムカはタカラの別ラインナップのミニカーで、別売りのモーターと電池ボックスを組み込むこともできた(その場合はタイタンコマンドは合体できなくなる)。タイタンコマンドそのものはほとんどロボットのようになっている。
  • T451ジュピタス+コスモードF1-S(ジムカ)、T452ポセイダー+コスモードF1-SS(ジムカ)
  • T46Xシリーズ:同じくタイタンコマンド。デザインはコンボイと呼ばれるトレーラーを意識している。
  • T461タイロス+タイバードF2-S(ジムカ)、T462ハーキュリー+タイバードF3-SS(ジムカ)
  • T47Xシリーズ:同じくタイタンコマンド。デザインがよりロボットっぽくなり関節の曲がり方が一部不自然でますます人間ばなれしている。
  • T471ファイアス+アポロードF3-S(ジムカ)、T472アポロス+アポロードF3-SS(ジムカ)
  • T48Xシリーズ:同じくタイタンコマンドだが、ジムカと合体するのは飛行機である。機首、両主翼、両尾翼の5か所が磁石関節で飛行機型のサイボーグという設定。
  • T481ネプチェス+マグマードF4-S(ジムカ)、T482アルファス+マグマードF4-SS(ジムカ)
  • T49Xシリーズ:同じくタイタンコマンド。最後のタイタンコマンドだったせいか何故か3体のラインナップだった。エンジン型の追加パーツが付属(背中に装着するロケットブースター、両手持ちのビーム砲になる)
  • T491ミラクス+パルサードF5-S(ジムカ)、T492カシアス+パルサードF5-SS(ジムカ) T493エイミス+パルサードF5-SS(ジムカ)
  • T53Xシリーズ:タイタンスペースナイトと呼ばれるタイタン。股関節がプラスチックジョイントで、腰がマグネットという唯一のタイタン。オプションパーツで宇宙戦闘機のような形態になれる。
  • T531アドニス、T532アンタレス
  • T541:スペースコンドルというマグネコンドルの色替え商品。付属パーツが金メッキになった。1体のみのリリース。
  • T551:スペースドーベルというドーベルマシンの色替え商品。同じく付属パーツが金メッキ。こちらも1体のみの発売だった。

[編集] フードマン

商品がマンネリ化したためか、新しい設定が導入されたラインナップである。フードマンはミクロ星(ミクロアース)壊滅以前に恒星探査に出ていたが、母星の崩壊で宇宙の放浪を余儀なくされ、乏しい資源や食料節約のために自らを1/20に縮小したミクロ星人という設定であった。地球に来た今までのミクロマンと違い体組織に大きな変化はないので生命維持用のフードをかぶっているとされた。ミクロフードマンともいう。

  • H70Xシリーズ:上半身をすっぽり覆うフードをかぶったミクロマン。顔は銀一色ではなくきちんと塗り分けされている。フードを外せばミクロマンより小さい8cmサイズ。フードは前面がクリアイエロー。
  • H701ハンス、H702レーゲンス、H703ハインリッヒ
  • H71Xシリーズ:同じくフードマン。フードの前面がクリアブルーのタイプ。
  • H711シュワルツ、H722ルドルフ、H713エアハルト
  • H72Xシリーズ:同じくフードマン。フードの前面が無色クリアー。前2シリーズのフードは後ろ半分メッキパーツだったが、このシリーズは色付きクリアーで成形されている。
  • H721ヘルマン、H722リハルト、H723カウデル

[編集] アクロイヤー

元はミクロ星人だったが、生命維持用カプセルが海底のヘドロやPCBにより汚染され、悪の心と超能力がパワーアップされ歪んだ復活をとげたミクロマンという設定。当時、公害が社会問題とされていたため、このような設定が生まれたという。

  • A30Xシリーズ:最初に発売された両手が鉄球のようなアクロイヤー。ミクロマンと同じ5mmジョイントを背中に持つが、膝関節が薄いリングのはめ込み式で破損しやすかった。胴体のみダイキャスト製。バズーカ砲など武器も付属。初期はMナンバーだったため、300番台から始まる。
  • A301レッドスター、A302シルバースター、A303ブルースター
  • A31Xシリーズ:アクロイヤー2とも呼ばれる新アクロイヤー。背中に大きなローター状の飛行ユニットを備えアクロナイフを持つ。足にはダイキャストの車輪を内蔵している。
  • A311マッドピンク、A312マッドグリーン、A313マッドブルー
  • A32Xシリーズ:総統アクロイヤーと呼ばれる新アクロイヤー。総統のくせになぜか3人いる。金属パーツがなくなったが、アクロカーに変形する機能を持つ。また体内に小さな鉄球が仕込まれており、磁石を近づけると胸の穴から見ることができた(「マグネット弾」という武器である設定)。
  • A321デビルス、A322サタンダー、A323デーモン
  • アクロイヤー軍団:総統アクロイヤーの側近として改造されたという設定の手下メカ。それぞれ名前どおりの動物をモチーフにしており、組み立てキットとして発売された。金属製のローラーユニットにより転がし走行できる。ABSではなくプラモデルのようなスチロール樹脂を使っているため耐久性はかなり低い。
  • タコロイヤー、エイロイヤー、カニロイヤー
  • U60Xシリーズ:アクベーというアクロイヤーとアクロイヤー2がスクラップから生み出した手下メカという設定。マジンガーZにおけるボスボロット的な存在で、コミカルな脇役として後述のメカを加えてユニーカー軍団と呼ばれる。アクロイヤー側では初めての磁石関節を持つ。背中にブンブンヘリ(ゴム動力)を標準装備。
  • U601タロー、U602ジロー、U603サブロー
  • ユニーカー軍団:同じくアクロイヤーにより生み出されたスクラップロボット。それぞれ名前の機械の特徴をもつ。それぞれ一箇所だけ磁石関節が仕込まれていた。
  • カメラー、ライトン、トケイダー
  • U61Xシリーズ:ユニーカー軍団の弟分、もしくはライバルとして発売された勉強ユニーカー軍団のリーダー。名前はワルベーで学ラン姿。アクベー同様磁石関節を持つ。勉強ユニーカー軍団は各々が文具として機能するようになっていた。鉛筆けずりを背中にしょっている。
  • U611ブンタ、U612カンタ、U613ケンタ
  • 勉強ユニーカー軍団:ワルベーの手下メカ。テープンはテープカッターとドライバー、ドコジャーはメジャーとマグネットゲーム、アクベーBは消しゴム、鉛筆、筆立て、ゴセンチンは鉛筆削り、筆立て、コンパス、消しゴム、雲形定規を内蔵している。テープンとゴセンチンのみ女の子バージョンが発売されている。
  • テープン、ドコジャー、アクベーB、ゴセンチン
  • A35Xシリーズ:アーデンと呼ばれる異星人。アクロイヤーとよく似ているが、おうし座アルデバラン星系からやってきた侵略者。アクロイヤーに協力するが、本来は故郷の恒星が赤色巨星となるので移住先を探して地球にやってきたという設定。
  • A351ヘルダー、A352レイカー、A353バルガー
  • A37Xシリーズ:アクロイヤーアマゾン(別名アマゾン総統)。アーデンが総統アクロイヤーを改造・強化したという設定。頭部が透明樹脂で異様に大きく成型され、背中に派手なカラーリングの風車状の羽を背負う。総統アクロイヤーのボディを流用した改造商品。ソフトビニール製の手下怪人がそれぞれ付属する。
  • A371ブルーアマゾン総統+ムシケラー(手下怪人)A372レッドアマゾン総統+トカゲラス、A373グリーンアマゾン総統+ウロコマン
  • A38Xシリーズ:アクロイヤーのリニューアル版。番号も新規扱いになっている。主な変更点は、カラーバリエーションが銀色から黄色になったことと、アーデンのようなマントが付属したこと。
  • A381ファイアスター、A382アーススター、A383スカイスター
  • デスマルク:型番無し。ミクロマンというラインアップでは最終となるアクロイヤー。赤と青の二種類が発売されているがそれまでのように名前がついていない。付属の戦闘機と合体することができた。当時のアニメの影響を強く受けており、口から腰と足につながる動力パイプがある。星間帝王デスキングの手下という設定。

[編集] その他のミクロマン

当時タカラが企画したアニメの主人公もミクロマンブランドで発売されている。設定では、ミクロマンを復活させるスペクトルMX光線にテレビの電波が混入してアニメヒーローの姿で復活したというもの。

  • ミクロマンフライトバード鋼鉄ジーグ:鋼鉄ジーグの姿を模したダイカスト製ミクロマン。フライトバードという、スーパーミクロマンのダッシュウイングに相当するパーツが付属している。
  • ミクロマンガ・キーン:マグネロボ ガ・キーンの姿を模したダイカスト製ミクロマン。
  • ミニロボットマン:ロボットマンの姿を模しダイカスト製。ミクロマンの作ったロボットで赤青緑の三色存在。
  • ミクロマンコミックロボメカドン:鋼鉄ジーグに登場したメカドン型。ミニロボットマンの型を流用。

[編集] 初期のミクロマン用ビークル

最初のミクロマンとセット販売されたビークル。セット売りだったが後に成形色を変えミクロキットとして単体で再販された。発売当時はミクロマンに名前が無かったため、それぞれのカラーで呼ばれた。

[編集] ミクロマシンシリーズ

  • スカイランブラー:クリアーミクロマンとセット。背中の羽根と足首をはずして取り付ける尾翼でミクロマン自体を飛行体に変えるもの。厳密に言えば乗り物ではない。色はオレンジ。灰色のゴム製のジャケット(時期によって彩色済みのものもある)が付属する。
  • ジャイロット:イエローミクロマンとセット。ヘリコプター状の乗り物。クリアーとブルーの成形色で、上部にローターを持つ。
  • ホットローダー:ブルーミクロマンとセット。F1マシーンのような四輪車にビームガンが付属。成形色はクリアーとレッド。
  • ビームトリプラー:オレンジミクロマンとセット。長いアームのついた三輪の乗り物。搭乗部はカプセル状で、開いた蓋が背もたれのようになる。ビームガンが付属。成形色はクリアーとグリーン。

[編集] コスモ・カーシリーズ

初期の透明ボディのミクロマンが乗ることのできる商品。ミクロマンは付属せず乗り物単体で発売されたため、ミクロマシンよりもやや大型かつ豪華な造りになっている。

  • スペース・バギー:大型二連ミサイルランチャーを持つ三輪バギーである。キャノピーは無く、転がし走行であった。
  • スカイローダー:小型ミサイルを左右に装備するヘリコプター状のビークル。台車部と搭乗部が分離可能。キャノピーは無し。
  • バルクリフター:大型二連ミサイルランチャーを持つ四輪車。ミサイルランチャーとシートが可動アームで連結して自由に稼動した。キャノピー無し。
  • ミクロセスナ:コックピットにキャノピーを持つコスモ・カー。セスナと名前がついているので機首にプロペラはあるが、上部にローター、尾部にブームをもつヘリコプターである。ゼンマイで走行し、ローターが回転する。機首のプロペラはミサイルとして飛ばせる。ボディのベース部分がダイキャスト製のため重量感がある。
  • ミクロ円盤UFO:二人乗りのキャノピー付きコスモ・カー。名前のとおり円盤状だが飛行機のような形状をしている。赤と青の二色存在する。ボディのベース部分がダイキャスト製のため重量感がある。

[編集] メカ・コスモシリーズ

電動ギミックを仕込んだ新シリーズ。高額商品のためラインナップは少ない。なお、デザインは機動戦士ガンダムで有名な大河原邦男によるものである。

  • マリンコプター:透明の球状キャノピーを持ちミクロマン収容可能。キャノピーの分割線にゴムキャタピラをはめ水密性を高めるとともに車輪として機能させた。プロペラも動く潜水ヘリ。水中モーター付属。
  • エスカルゴ:球体ボディーの作業車。球状からパーツの組み換えでいくつかの形になることができる。車輪を兼ねる左右の装甲板は取り付け位置を変えてもモーターライズ可能。アーム付属。

[編集] マシン・カーシリーズ

M11X、M12Xと同時発売のシリーズ。初期のフォーマットに合わせてミクロマンとセットでも売られた。

  • オートバギー:三輪のゼンマイ走行バイク。後輪にカウルがつきバギー風になっている。M113ボビー付属。
  • ブルクレーン:ブルドーザーとクレーン車の合体したビークル。四輪でゼンマイ走行するが、前2輪がプラスチックタイヤ。M122マイケル付属。
  • スーパージェット:M124マックス付属。流線型のジェット機。三輪でゼンマイ走行する。
  • フォーミュラZ:ゼンマイ走行するF1カー。M111ボブソン付属

[編集] 基地など

  • スパイヘリ:ミクロマンを乗せたまま飛ばすことのできるヘリ。手持ちの巻上げ装置で駆動ベルトを引き飛ばすタイプ。既存商品の流用であったが、シールや外観はミクロマンに合わせてリメイクされていた。
  • タワー基地M-115:スペクトルMX光線というミクロマン復活のための光線を放つための基地。大型の飛行機状のベースの中央から手のようなアームを持つタワーがそびえる独特の形をしている。タワーは分割でき、組み合わせでさまざまなマシーン形態に変形可能だった。ベース部分の飛行機も別商品で販売された。このベース部分はバキューム成形で非常に軽く作られていたためタワー部分を組み立てると安定が悪いという欠点もあった。
  • 指令基地:タワー基地が高額商品だったためか、廉価版という印象が否めない基地。ミクロマン2~4体を収納できる箱状の基地。普段はコンパクトだが壁面にあたるパネルが開いてミサイルランチャーやシートが現れる。ミクロマンそのものを射出する装置マッハスクランダーを持つ。
  • ロードステーション基地:ミクロマン最大の基地。名前のとおりプラ製のレールとタワーからなる基地でレールの上をモーターライズのミクロマンカーが走り、タワーにはエレベーターが装備されていた。価格も最大級で発売年度の超高額商品であった。
  • 移動基地:タワー基地の基部の航空機のようなデザインの飛行基地。ミクロマンの全武器中最大威力の地海底ミサイルを装備する最強基地。商品そのものもモーターライズでロードステーション以上の高額商品。ギミックも豊富で、機体上面のシートに座らせたミクロマンを機首部に滑りこませ機首ごと発射可能。両翼にあたるパーツはミクロマンが乗れる小型マシーンに分離可能で、さらに子供が手に持って先端が吸盤状の矢を発射する銃としても使用できた。電池ボックスは本体から分離させると有線リモコンになるが、ミステリー走行式なのでリモコンは前進後進の切り替え機能のみ。その代りかはわからないが、リモコンにもミサイル発射機能がある。
  • ミクロロボット1:脚部がキャタピラという小型ロボット。ロボットマンの半分程度の大きさしかない作業用ロボットである。ミクロマンが地上に基地を建設するために使ったとされ、作業用アームのような両腕は胸にも取り付け可能であった。胴体に内蔵されたモーターによりキャタピラ、股間の軸、肩の軸が回転する。それぞれの軸には大型のホイールやドリルなどオプションパーツが用意されていた。頭部が2種類存在し、平たい方は展開して座席になりミクロマンを乗せることができた。
  • ロボットマン:胴体にミクロマン1体を収納できるモーターライズのロボット。モーターは胴体部に内蔵され、わき腹のロケットノズル状の部分が電池ボックスになっていた。背中のキャタピラ、肩、腰、首が動力化されているが二重ジョイントになっているため通常形態ではキャタピラしか動かない。下半身や腕をはずし、二重ジョイントの内側に別パーツのドリルやドーザープレートを差し込むことで回転するしくみになっている。また下半身には回転を前後運動に換える機能がそなわっており、膝から下の足パーツをはずし前後に分割、ふくらはぎ側のパーツを差し替えることで内蔵のゴムローラーによるすり足歩行ができた。ミクロマンシリーズの中でも1・2を争う人気商品であり、後に強化パーツ付きのロボットマンも発売されている(ロボットマン2・ロボットマンゴッドファイターなど)。海外のマイクロノーツブランドなどでも好評を博し、数バリエーションが販売されている。
  • ロボットマシーンZ:企画当初ロボットマン2と呼ばれていた新ロボットマン。胸にあるコクピットに座ることができるようになっている。ロボットマンに比べてスリムだったが、巨大な目と角が悪役的な印象を与えたり、ヒジが可動しないデザインであったり、モーターライズが付属の戦車に分割されたためロボットマンより小さくかけ離れた存在であったためか、ロボットマンの人気を受け継ぐことはできなかった。

[編集] スパイマジシャンの時期のビークル

新シリーズ、スパイマジシャンでは乗り物が中心で大型商品が少なかった。リメイクも行なわれ始めている。

[編集] スパイ・カーシリーズ

スパイマジシャンとのセット商品のビークル。ビークルとしてだけではなく、個々にビークル以外の機能を持たせてあるのが特徴。

  • ドラグタイガー:三輪バイクのスパイ・カー。底部にアーチェリーを装備している。オレンジと黒の成形色。
  • シースパイダー:クリアーと青で構成された水上用スパイ・カー。飛行機のような形をしていて翼端には大型フロートを装備。中央のユニットはマグネットゲームが内蔵されていて、フロートの機能も持っている。翼端フロートの尾部がマグネットになっていて中央のユニット内の鉄球を動かして遊ぶ。水中モーター接続可能。
  • ジャイロパンサー:ずんぐりとした三輪バギータイプのヘリコプター。オレンジと黒の成形色で背部にゴム動力の竹トンボと機首に小型スコープを装備。
  • マリンコンドル:バキューム成形で軽く作られた水上ビークル。水中モーター接続可能。裏面にルーレットを装備。緑と黒の成型色。
  • ジェットミラー:成形色が白と紺の飛行機タイプのスパイ・カー。本体の左右のユニットをはずして連結するとペリスコープになる。
  • レーシングウルフ:F1タイプのスパイ・カー。白と紺の成形色で後輪のホイールにコマが内蔵され、ボディーにはワインダーが組み込まれている。
  • ベースボールマシーン・スパイボーイ:エスカルゴのリメイク商品。追加パーツで野球少年を模したロボット風にアレンジされた上、更にピッチングマシーンの機能が追加されている。成形色がえで二種類存在する。

[編集] ミクロマンコマンドの時期のビークル

[編集] コマンドカーシリーズ

  • レーシングバギー:プラスチックキット、無動力で発売されていたバギータイプのコマンドカー。1人乗りだが全長が伸びてサブコクピットが出るギミックがある。M154エバンスのセットされた商品もある。
  • タイレルマシン:ティレルT34そのままのコマンドマシン。6輪で走行し車輪がクランクアームによって連結され車高を自在に変化させることができた。M162サンダーとのセットもあり。
  • アースジェッター:飛行機状で翼の中にローターを内蔵したVTOLまたはSTOL機風マシーン。コマンドカーシリーズの3号である。M152エリックが付属する場合、少しレトロな耐圧ヘルメットが付いて来た。
  • ツインレーサー:4輪の大型カート風マシーンに3輪サイドカーが付くコマンドカー。分離可能。M161シェリフとのセットでは専用オープンタイプヘルメットが付属。

[編集] サーベイヤーシリーズ

ミクロマンコマンドが開発したという設定のマシン。各ブロックはユニット構造になっていて、それまでのミクロマンの仕様に合わせた5mmジョイントで連結されている。調査研究用マシーンという設定でモーターライズの後部4輪台車と動力無しの前部3輪台車二つを組み合わせてそこに各ユニットを載せるという仕組みになっている。台車の上面は完全に平らで等間隔に5mmの穴が空いているだけであった。漫画版では台車そのものは変わらないままユニットを組み換えていくつかの形態になるとされていた。

  • サーベイヤー1:ミクロマンコマンドが最初に作った陸上用サーベイヤー。左(右)側にオフセットされたコクピットと大型ミサイルランチャーが前部、後部にはエンジンユニットとコンパクトに変型したブルドーザーとクレーンユニットを装備。今までの商品のパーツを載せることも可能。
  • サーベイヤー2:アクロイヤーの妨害に備えたより戦闘的な高速タイプの飛行用サーベイヤー。台車がオレンジとなり、機首がフロントを越えて飛び出る鋭角的なデザインのため、漫画版ではサーベイヤージェットと呼ばれた。後部には治療カプセルと分析ロボットユニット、ミサイルランチャーが装備されている。
  • サーベイヤー3(サーベイヤー基地):漫画版ではサーベイヤームサシと呼ばれた大型マシーン。1と2と同じ台車の中間に延長用のユニットを仕込み全長をのばし、機体中央から巨大な指令タワーをのばしたその姿はまさに移動タワー基地、といった風情である。海中、海上の探査を目的としているため開放コクピットはなく機体前部にロボットマン並みのマニピュレーターを装備している。後部にはクレーンアームがセットされ分離発進できる子機を2機吊り下げている。指令タワー上端にもコクピットがあり大型レーダーで敵をサーチする。全長より全高が高くタワーが後部に傾斜していたため安定は悪かった。

[編集] 基地など

  • コスモポルシェ:発売時期がスーパーカーブームであったため企画されたと思われる商品。フリクション走行の組み立てキットで発売され、メッキのエンジンパーツが付属。大型のリアウィングに8気筒のアメ車のような排気筒を持つポルシェ風マシーン(おそらく911)。色替えで赤・青・白が存在。自動車プラモデルのようなパッケージングで発売され、コマンドカーのラインナップでも無かった。カウル(ほぼ全て)を外して前輪を延ばすとミクロロッド(ドラグスター)にチェンジする。その際エンジンパーツをリアから外して座席の前方に置く。
  • コスモカウンタック:コスモポルシェと同時期の商品。LP400をモデル化したと思われるが、車体後部は変型のために大きく印象が異なる。後部パーツは立ち上がってロボットの上半身となりパーツの組み換えでいくつかの形態になる。色替えで赤・青・黄が存在。
  • ミクロロボット2(メカロイドV):ミクロロボット1の成形色替えの再版商品。赤と青の2種類存在。戦闘用に再設計された設定のため付属のパーツの座席にならない顔が新規設計になっている。
  • タイタンコマンド基地:最初で最後のタイタン専用基地。大型の移動可能な基地だが、ジムカと合体するタイタンコマンドに合わせてジムカを3台収容できる。ほとんど車庫の中央本体の上にジムカ格納可能な指令部ユニットと前部クレーンアームの先にコクピットがある。この基地の最大の特徴は座席が存在しないこと。タイタンやタイタンコマンドは脚を外してマグネモ8の鉄球の上に固定される。そのため他のミクロマンが座るには指令基地などから椅子を付けくわえる必要があった。

[編集] ポリスキーパーおよびフードマンの時期のビークル

ポリスキーパーおよびフードマンがメインシリーズだった頃のアイテム。未知の元素αH7により崩壊したミクロアースの悲劇が地球にもいずれやってくるという設定が追加された。αH7により地球人もミクロマンのように小さくなってしまうとされ、そのためにポリスキーパーが必要とされた。そして小さくなったミクロ人間を救うためにビルド基地やビルドマシーンが作られた(これをビルド計画と呼ぶ)という設定になっていた。

[編集] キットマシーンシリーズ

ビルド計画に合わせて発売されたフードマン用のビークル。全てがゴム動力で動く。機体そのものは細いフレームにタイヤやプロペラを組み合わせた非常にシンプルなもので、それまでのミクロマンのビークルとは大きく異なっていた。これはビルド基地のパーツをもとにしているためで、基地の材料にそのまま乗るという設定のためであった。プレイバリューは高くフードマンを乗せても十分に走り回ることができた。

  • フードライナー:3輪の自動車風マシーン。メインボディは四角いプラパイプ。
  • フードジャイロ:細いプラ材で組み合わされたマシーン。ゴム動力のプロペラで走る。
  • フードカート:メインフレームが2本でゴムが露出したマシーン。
  • フードセスナ:ライナーと同じパイプフレームに横並びの2つの車輪とプロペラを装備。走ると本体は地面と平行になる。停車時は機首を上げて止まる。
  • フードレーサー:ほぼライナーと同じ構成。先端部のデザインを変えてある。
  • フードジェッター:ジェッターといいつつ、台車にパイプフレームをとりつけプロペラ走行するマシーン。
  • フードロッター:鋭角的な先端部を持つスピード感あふれるマシーン。
  • フードファイター:セスナとは逆に後部にプロペラを持つ。走ると本体は地面と平行になる。停車時は後部を上げて止まる。
  • フードバギー:4輪だがパイプフレームの中程に前輪があり車輪と車輪の間は全長の半分程度しかないマシーン。軽快に見えるが小回りは効かない。
  • フードワインダー:ジェッターとほぼ同じ構成のマシーン。こちらは3輪。

[編集] ビルドマシーンシリーズ

ビルド計画に合わせて発売されたポリスキーパー用のメカ。

  • ビルドランサー:カプセル状の本体を関節のあるアームで台車と連結した高速マシーン。台車の方が小さいのが特徴。M231アーノルド付属。
  • ビルドクレーン:ビルド基地建設や救助活動用のクレーン。ビルド基地に連結できる。M232アーサー付属。
  • ビルドバズーカ:緊急事態に際してポリスキーパーを迅速に現地に派遣するために、彼らそのものを打ち出すためのバズーカ。ビルド基地に連結できる。M233アレックス付属。

[編集] その他のポリスキーパー・フードマン時期のビークル

人気が安定していたためかモーターライズの大型商品が目立つ。デザインにはあまり統一性がなくなりつつあった。

  • クライムリーダー:モーターライズでキャタピラ走行するオープントップの装甲車風マシーン。底面に磁石が内蔵され、鉄の壁ならそのまま登っていける。ただ座席は1人分しかなく、牽引しているカーゴには固定するギミックはなかった。
  • スピードジャンパー:ホットロッド系の自動車風マシーン。色替えで赤と青の2種類存在し、プルバックゼンマイ走行する。先端にスイッチがあり何かにあたると運転席ごと飛び出すギミックが内蔵されている。
  • エアローダー:ロープウェイのゴンドラ風マシーン。実際に糸をはわせるとモーターで渡っていく。流線形のカプセル状コクピットは2人乗りであった。ゴンドラのアーム部分を180度回転させると地上走行もできるが、アームが中央に無いうえ、付属の専用車輪は小さく安定は悪かった。
  • ミクロナサスペースシャトル・オービタを模した宇宙用メカ。フードマンのビークル。
  • ビルド基地:ポリスキーパーとフードマンにより開発・建設された大型基地。キットマシーンにも使用されている四角のプラパイプをつかって骨組みをつくり、壁面パーツや床パーツを組み合わせることで自由にレイアウトできるという画期的な基地。箱には大きくBuildBaseと書いてある。パーツを付け足せばいくらでも拡張可能と言われていたが、拡張パックは国内では未発売で、むしろ海外展開で多く発売された。

[編集] レスキューコマンドの時期のビークル

ミクロマン人気にかげりが出てきたころのラインナップ。大型商品が続いたためか、かなりラインナップは減っている。

[編集] レスキューマシンシリーズ

レスキューコマンド用のビークル。

  • レスキュー1号(ジェッター):航空機タイプのレスキューマシン。鋭角的なデザインでスピード感あふれる機体となっている。後部にレスキュー2号を合体できる。
  • レスキュー2号(ボンゴ):小型サーベイヤーといったおもむきの6輪装甲車。ウィンチや救助ベッドを備えたレスキュー用ビークル。レスキュー1号と合体できる。
  • レスキュー3号(バードジェット):戦闘機。エンジン部分にミサイルを搭載。4号機、5号機と合体可能。
  • レスキュー4号(バードベース):バードシリーズの中核を担う移動基地的存在。本体のパネルを左右に展開し臨時の指令基地に変形する。
  • レスキュー5号(バードヘリ):無人飛行する小型の偵察ヘリコプター。玩具はゼンマイ動力で自走する。

[編集] その他のレスキューコマンド時期のビークル

  • ローリングサンダー:非常に未来的なセンスで設計された宇宙機動車というべきマシーン。車輪は6つで全てが銀メッキの球である(中央の車輪?にだけ細いゴムバンドが付属)。先端のドーム状コクピットにミクロマンが乗り、後部には電動のタワーアームがミサイルランチャーを保持するという形。M25Xシリーズの名前の無いレスキュー隊員が付属。
  • ブラックタイガー:大型の6輪戦車タイプのマシーン。2連装の主砲を備えた砲台は上部の対空ランチャーの銃座ごと電動で回転し、戦車自身もミステリー走行する。あちこちにジョイントがあるためミクロマンを多く立たせることができた。M26Xシリーズの名前の無いレスキュー隊員が付属。

[編集] 基地など

  • レスキュー秘密基地:岩山状の側面に大きな透明ドームがあり周囲にアンテナやミサイルが付属している。ベースマシンという付属の小型マシーンを内部に収納可能。基地内中央部のユニットはミクロマン4人を収納しモーターライズで回転。同ユニット上部には発光ギミックを有する。アマゾン総統を搭乗させるビークル「アマゾンカー」が付属。
  • 新タワー基地(レスキュータワー基地):タワー基地のリメイク商品。単なる色替えではなく、ベース部分がより丈夫なスチロール製になっていたり、コントロールユニットのデザインが変わったりとけっこう変更されている。レスキューコマンド用基地として再発売された。

[編集] ミクロマンブリザード・パンチの時期のビークル

  • ミステリージェット(スコーピオ):B-3ベスタとのセット商品。手に持った電動ユニットをジェットに差すことでジェットがミステリー走行するもの。
  • ミステリーバイク(アクエリアス):B-4セレスとのセット商品。ホバーバイクのような機体にジェットと同じように電動ユニットを差すことでバイクがミステリー走行するもの。
  • パンチロボ:ミクロマンパンチが乗り込むロボット。デザインはダイアクロンのロボットベースに近い。パーツの付け替えで飛行形態になれる。P-05アントニオ付属。
  • パンチジェット:ミクロマンパンチが乗り込む万能メカ。後部エンジンを折り曲げてガウォークのような背の高い戦車形態になれる。P-06ハルク付属。

[編集] アクロイヤーのビークル

  • ジャイアントアクロイヤー:総統アクロイヤーと側近のエイロイヤーらがつくったとされる大型戦闘ロボット。アクロカノン(頭・バックパック・脚)・アクロジェット(胴体)・アームロイドSh(腕)・アームロイドTa(腕)が合体してジャイアントアクロイヤーになる。漫画版ではアクロイヤー1と2が改造して腕にされていた。
  • メカアクロイヤー:下半身が戦車タイプの大型戦闘ロボット。ジャイアントアクロイヤーの脚をつけるためにジョイントも付属している。胸に内蔵キャノンを2門と手に持たせるライフルが武器。ジャイアントアクロイヤーは頭部が銀色ではないが、こちらは頭部が銀で商品フォーマットに沿っていた。電動走行可能。
  • アーデンロボ:アーデンの専用ロボ。それまでにないシャープな外観だがアーデンとデザインが今一つ共有されていない(アーデンには無い口があった)。付属のパーツと手足を付け替えることでアーデンジェットになるが、ミクロマンフォーマットの5mmジョイント穴が極端に少なく余剰パーツで遊ぶことが難しい商品であった。
  • デスキング:星間帝王を名乗る悪の宇宙メカ生命体。付属のミニジェットが巨大ランチャーにもなる。組み替えで戦車形態に変型。

[編集] コミカライズ

TV媒体を持たなかったためにテレビマガジン誌上において原作響わたる作画森藤よしひろの漫画が連載された(1976年1月号増刊人気ヒーロージャンボ号より1985年4月号まで)。この作品はシリーズのバックグラウンドや世界観をよりわかりやすく説明し、新商品の紹介ともなった。しかし単なる販売促進漫画に終わらず、ミクロマンの世界をもとに科学まんがとしての側面を持つサイドストーリー「とびだせ!ミクロマン」などを加えて好評を博した。

登場人物はミクロマンと知り合い、共に戦う正義感の強い少年・片貝あきらとスーパーミクロマンのジャック(なぜか名前が違う)、スパイマジシャン、タイタン達。アクロイヤーと対決する際にはあきらも、ミクロマン達からミクロブレストの発する縮小化光線を照射されて小さくなり、ロボットマンに乗って出撃する。

[編集] こぼれ話

  • 初期のコマーシャルでのタイトルコールである「ミ・ク・ロ・マン~♪」のフレーズは、ギャバンやキン肉マンの歌で知られる串田アキラが歌っている。
  • ミクロマンのCMにも使用された「小さな巨人ミクロマン」の歌は水木一郎が歌っていた。当時コロムビアよりレコード発売。
  • スーパーミクロマンは形としてはM10Xシリーズの強化版であり、森藤よしひろの漫画でも戦いで死んだM102ジャックを改造したことになっている。しかし実際に発売されたM20Xシリーズは3体であり別名が与えられたためか、漫画版のジャックはM21Xシリーズとして生まれ変わっている。しかし、M21Xシリーズも別の名前であった。
  • 森藤よしひろのコミカライズでは、M131ディックは第5話で死亡している。
  • M16XシリーズのイニシャルはSだが、M162サンダーはThunder(雷)の誤記か、Sander(研磨機)の意味か、意見が分かれている。
  • コミック連載期に開催されたテレビマガジン主催のツアーには、天才バカボンなど放映中のキャラクター達の着ぐるみに混じって、18/1サイズのM162サンダーも同行していた。
  • 吉本新喜劇吉田ヒロ池乃めだかに向かって「ミクロマン」とからかうギャグがあるが玩具のミクロマンとは全く関係ないようである。
  • フジテレビで放送されたコント番組『とぶくすり』でナインティナイン岡村隆史がミクロマンのパロディーキャラクターを演じた事がある。ちなみにその時の容姿はM114ブラッキーを模していた。

[編集] 関連項目

[編集] 関連サイト

【公式サイト】

【個人サイト】

他の言語

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