ミラージュ騎士団
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ミラージュ騎士団(ミラージュナイツ)は、永野護の漫画『ファイブスター物語』に登場する架空の騎士団である。正式名称は東方第一等幻像軍団(英字表記 First Easter Mirage Corps。F.E.M.C.と略される)。
目次 |
[編集] 概要
アマテラスの私費で雇っている私設騎士団。アマテラスが治めるA.K.D.には正式な国家騎士団として別にゴーズ騎士団がある。ミラージュ騎士団はあくまでアマテラスの私兵だが、メンバーの多くはA.K.D.の国家の重職も兼任している。A.K.D.の構成国の王族・貴族出身や、パートナーがバランシェ・ファティマであることが多いのも特徴。
星団最高の装備や権限を与えられ、全ての行為が認められている。その代償としてアマテラスへの忠誠は絶対であり、退団は死をもって償うこととなる。表立った活動はあまり行われていないが、その実力は星団最強とも言われ、メンバー一人ひとりが他の騎士団では指南役に相当するという。逆に公に記録が残る活動を行っていないことから、見掛け倒しと評する者もいる。
表向きのメンバー『オレンジ・ライト』と、非公式の裏のメンバー『グリーン・レフト』も存在している。レフトのメンバーはアマテラスの恐怖による服従とともにデモンズ・タワーに幽閉されていたが、サリオン王子が起こした第二次動乱の以後はレフトの扱いは緩くなっており、レフトのメンバーも意外と自由に外出している。新たに入団するサリオンと同年代の騎士は、サリオンに付ける為に優先的にレフトに入れられている。
星団大侵攻の頃は左右の区別がなくなり、その後はライトとレフトの区別は無くなった。
星団統一後は行方不明となり、その後のA.K.D.の滅亡と同時にアマテラスと共に星団を去る。
[編集] 騎士団メンバー一覧
No. AとNo. 1は特別なナンバーでメンバーは固定されておらず、時期により変わる。No. 2から23まではライトメンバー、レフトメンバーが存在する。No. 24からはライトとレフトの区別がなくなっている。その為、その時点で空席となっていたレフトのNo. 23は欠番となった。
No. | オレンジ・ライト | グリーン・レフト |
---|---|---|
A | ||
1 | ||
2 | アイシャ・ルーマー | “シャフト”バーグル・デ・ライツァー |
3 | ランドアンド・スパコーン | “バイア”天覇 |
4 | ファルク・U・ログナー | サリオン |
5 | グラント・ライム | ヒューズレス・カーリー“スピナー” |
6 | クロークル・ハーマン | クロークル・ハーマン |
7 | リィ・エックス | エイドリアン“パイソン”ターク |
8 | スペクター | ミューリー・キンキー |
9 | ディッパ・ドロップス | ベスター“クローズ”オービット |
10 | ハインド・キル | ピッキング・ハリス“スパーク” |
11 | レオパルト・クリサリス | メイザー・ブローズ |
12 | ウラッツェン・ジィ | バイズビズ |
13 | ポエシェ・ノーミン | バーナー・ダウド |
14 | シャーリィ・ランダース・クレイテンシュバンツ | 峡楼姫(きょうろうき) |
15 | ビョトン・コーララ | パナール・エックス |
16 | ステートバルロ・カイダ | シトロン・フリーズ・メナー |
17 | ヌー・ソード・グラファイト | エイヴ・ロウ |
18 | イマラ・ロウト・ジャジャス | エルディアイ・ツバンツヒ(スペック) |
19 | ミシャル・ハ・ルン | ライキッド・オーシャン |
20 | ヨーン・バインツェル | パゴナ・ヘルバート |
21 | アーレン・ブラフォード | ワスペン・ナンダ・クラック |
22 | マキシマム・ハルトフォラス | ベルベット・ワイズメル |
23 | キュキィ(キュキィ・残田・理津子) | (欠番) |
24 | タースタス・フォレット | |
25 | ユーパンドラ・ライム | |
26 | メロウ・クリサリス | |
27 | ヨッヘンマ・ビストーチ | |
28 | サトバイ・シュレスコルハール | |
29 | ベルトバード・ゴドラ | |
30 | ルート・コーダンテ | |
31 | ウピゾナ・バーデンバーグ | |
32 | カーレル・クリサリス | |
33 | アラート・エックス | |
34 | ビクトリー | |
35 | レディ・スペクター | |
36 | ザ・タワー |
- A
-
- アマテラスがAナンバーを着装していた設定画が存在する。
- 1
- 現在、2代目カイエンの死亡直後の為に空席
- 初代 ディモス・ハイアラキ
- 純血の騎士ナッカンドラ・スバースを祖父に持つ剣聖。その家系には数々の騎士を輩している。数々の伝説を残した偉大な騎士。剣聖ビザンチンを師とし、剣聖・慧茄は姪。弟子に剣聖カイエンがいる。その後の名のある多くの騎士に手ほどきをしている。一時期バイ・オ・ラも所有していた。さらに最初のK.O.G.ことウォータードラゴンをも所有していた。現在は行方不明となっており、ウォータードラゴンはカイエンに受け継がれた。
- 初登場は第3話で、サロメをパートナーとしてフェイドラを駆っていた。その時に、返り討ちにしたクーンがハイアラキに特別な好意を抱いたことでパートナーとして受け入れた。
- 2代目ダグラス・カイエン
- 3代目ジャコー・クォン・ハッシュ
- 現在、イオタ宇宙騎士団の団長。
ブラフォードに「剣の修行だけしておればよいとは限らんぞ」と言われ、女忍者・泉興京巴との対決では巴から放たれた毒々しい煙幕の中に考え無しに飛び込むほどの天然バカ。少年時代に騎士としてかなりの能力を持っており、カイエンに「試され」ている。右腕にはその時に付いた大きな傷がある。開発者でもあるダイアモンド・ニュートラル自身が「相当のバカでなければ扱えない」と断言するマイティシリーズの1騎、彗王丸を所有している。 - 4代目マドラ・モイライ
- カイエン亡き後に剣聖となった。通称「薔薇の剣聖」。オルカオン・ハリスの実子で、当初は騎士能力は無いと思われていたが本性をミマスによって見抜かれていた。穏やかな少女に見えるが、実際は超帝國時代に純血の騎士が持っていた殺戮本能を強く持っており、殺人そのものに悦楽する快楽殺人者である。その力でジュノーで大虐殺を行い、国一つを滅ぼした。あまりにも危険な性癖と能力を封印する為にフンフト・アトールによって「スパーク」という「良心」を引き出され、普段は表に出てくる事は無い。魔導大戦が勃発した事でスパークからマドラに戻った。
- 5代目 マキシマム・ハルトフォラス
- ダグラス・カイエンとミース・B・シルバー(シルバー・バランシェ)の子供であるが、正確にはバランシェの遺した46番目の作品をミースが引継ぎ、アウクソーの卵巣に宿した上でミースの子宮に移植して生まれたという複雑な経緯によって生まれている(バランシュの作品とはいえファティマではなく「純血の騎士の血を引きながら、純血の騎士を超える存在」を目指したものであると言われている)。
誕生後はフンフトによって育てられ、魔道大戦にSSLをパートナーとして暁姫を駆り参戦する。
設定上ではFSS至上最強の騎士であり、後に剣聖となるがその性格は常識というものが欠落しておいる。数千年の時を越えて、さまざまな人物が所有する事となる壊園剣の正当な所有者でもある。ミラージュ騎士団としては22Rでもある(恐らくは剣聖となった後に5代目No.1となると推測される)。
[編集] オレンジ・ライト
- 2R アイシャ・コーダンテ(アイシャ・ルーマー)
- アマテラス家の分家・コーダンテ(紅壇鼎)家の女当主兼A.K.D.首相であった。実年齢は200歳(地球人で言うところの40歳前後)を超えているが、見た目は地球人の20代後半。王位継承順位3位で、その美貌と政治能力そして驚異的な騎士能力から国民の絶対的な尊崇?を受けている。ほとんど動かないログナーに代わってミラージュ騎士団の実質的なリーダーも務めている。天照家の血縁であることから天照家の者とは似た容姿をしており、アマテラスの影武者を務めることもある。妹が一人、ワスチャがいる。パートナーはアレクトー。
- 見た目は美人なのだが、これは絶え間ない肉体改造と芸術的な厚化粧のたまものとされ、しかも若い男性に目がないところから、世間では「デルタベルンのあばずれ婆」とも言われている。しかし、独身で「デルタベルンの行かず後家」とも言われているが、実際は身も心も幼少の頃に出会ったアマテラスだけの為にあり、「王家の世継ぎを生む」という王女の役割を放棄していることから、10巻でA.K.D.構成国の一つ・ルーマー国の女王に降格させられ、A.K.D.の首相は解任、実質的に王位継承権を取り上げられた。
- 現在の所、単行本連続出演を続けている唯一のキャラクター(主人公の天照は第4巻未登場。ただし分身のメル・リンスが1コマ出演)でもあり(作者によれば、今後彼女が死んでも何らかの形で出続けるらしい)、ファンの間では「真の主人公」と言われている。
- 3R ランドアンド・スパコーン
- 過去の戦闘中右目と左腕を失ったことをきっかけに身体の多くの部分をサイボーグ化している。大きな体躯と機械化された体のため見る者に威圧感を与える外見だが、アイシャやログナーと比較して性格は常識的。外交官などを務めることもあるが、その際には威圧感を取り除く為に生身に戻す。本人は身軽として機械の体を好む。性格・技量共に「剛の者」と呼ぶにふさわしい人物。ミラージュきっての剣客で、パートナーはティスホーン。
- ラキシスのお披露目でアマテラスの護衛として登場。星団法違反のバランシェ逮捕(正当な理由)として来たビョイトを殺害。そのままアドラーに外交官として赴任し、半年後、フロート・テンプルに帰還。3010年、フロート・テンプルへのブラック3の侵入の責任をとってノーナンバーとなる。フロート・テンプルで勃発した魔導大戦に出番がないディッパの愚痴を聞いていたが、アマテラスの自由行動の許可を得たことでバッハトマとのけじめをつけにハスハ入り。泉興京巴の隊に追われていたマグダルとヘアードを助け合流。
- 4R ファルク・ユーゲン・ログナー
- A.K.D.構成国の一つ・バビロン王国の王で、ミラージュ騎士団のリーダー。天位騎士。星団最後のドウターチップを埋め込まれているため死んでも再生可能とされる唯一の人間。しかし公の場に出ることはほとんどなく、それどころか物語の本筋にも今のところ大きく関わっていない。戦闘は格下相手にスピード線だらけの描写や相手が恐れをなして逃げていくだけで良く分からない。
- 10巻のボスヤスフォートの玉座への侵入で、ミラージュナイトが次々倒れる中、おやつの大福餅が来なかったことで腹を立てて登場したという超大物である。ボスヤスフォートが「ルシェミ」で創り出したMH並みの魔物を生身の剣の一振りで倒すし星団最強の片鱗を見せるも、不意打ちを受けたサリオン王子をかばい死亡する。ドウターチップによりすぐさま胎児として復活し、魔道大戦ではエンデとして子供の姿で登場する。戦闘能力はダグラス・カイエンやマキシすらはるかに及ばない物語設定上最強の騎士であるが、性格上剣聖の称号は拒否している。それどころか御伽噺になってしまうほど太古の伝説「命の水」物語に登場するカラミティ・ゴーダーズ王の最後の一人とされている。性格は基本的に冷淡でそっけないが、かなりのぼやき屋であり、パートナーのアイエッタや部下にブツブツ文句を言っている事が多い。部下にはムッツリスケベと言われている。カラミティ星の戦いでヤクト・ミラージュを駆っていた時は老人の姿で登場し、第2部でウピゾナ・バーデンバーグを崩壊寸前のフロートテンプルから救出した時は若返り髪型がストレートヘアーになっていた。死亡しても再生される為、永遠の命を持つ天照に最後まで付きあっていく。
- また永野の漫画デビュー作「フール・フォー・ザ・シティ」にも登場している。
- 5R グラント・ライム
- 6R クロークル・ハーマン
- No. 10「ハインド・キル」の項目を参照。
- 7R リィ・エックス
- 天照家の分家エックス家の出身。エックス家は科学者の家系で、リィ自身シグナル・ボーダー3本という博士で、ミラージュ・マシンの開発を担当している。フロート・テンプルの建造はアマテラスとの共同によるもの。リィ家は娘のパナールや子孫のアラートなど代々アマテラスに仕えていく。
- ラキシスのお披露目では、アマテラス(実際は影武者のアイシャ)の護衛で登場。レーザー鎌の使い手。アイシャのアシュラ・テンプル戦でクロス・ミラージュを未チェックで出してしまった。3010年に起きたフロート・テンプルへのブラック・スリー侵入でボスヤスフォートに一瞬で身体を破壊されて死亡(これによりL.E.D.ミラージュの完成が遅れてしまった)。パートナーはイカロス。パナール・エックスという娘がいるが、リィ自身は未婚であり、パナールの父親も不明(ウラッツェン・ジィという説もある)。
- 8R スペクター(ジョーカー)
- アマテラスの宮廷道化師。一応ミラージュ騎士の一員であるが、専らラキシスの遊び相手。騎士の能力は無く、3159年のアドラー侵攻で、L.E.D.・ミラージュを自損している。その正体はジョーカー宇宙を統べる全能神「ジョーカー」であり、天照の最終形態である高位神「天照大神」に作られた存在。現在の天照の力を監視してコントロールするのが役目。戦死寸前だったモラード・ファティマ「ポーター」を復活させてパートナーにしている。
- 9R ディッパ・ドロップス
- 医学博士でミラージュ騎士団の健康面を担当している。コーラス-ハグーダ戦でカルバリィ・Cの試験で調査と動作不能に陥ったK.O.G.の危機を救うなど活躍した。魔道大戦の開戦では、出番が無くフロート・テンプルでランド相手にぼやいている。パートナーはアキレス。
- 10R ハインド・キル
- フロート・テンプル城主で天照家の家老。本名クロークル・ハーマン。アマテラスが非公式で出掛けるなど不在時には指揮を取る。アマテラスの影武者で顔は彼そっくりに作り変えてある。平時はマスクをして顔を隠している。コーラス-ハグーダ戦時、シャーリィ、レオパルト、ウラッツェンを護衛として付け、ラキシスをコーラスに送り出す。フロート・テンプル動乱で指揮をとり、その後のソープ救出戦でA.K.D.軍の出動を命じた。ブラック・スリー襲撃でペールの攻撃から身を挺してキンキーを庇い重傷を負った。
- 11R レオパルト・クリサリス
- A.K.D.のクリサリス家出身。他の家系と同じくアマテラスに代々仕えていく。議会の官房長官及び貴族院代表。羽目を外すことが許せない堅物。
- コーラス-ハグーダ戦にラキシスの護衛としてコーラス入りするが、ウラッツェンの砕けた服装を注意する。そしてL.E.D.・ミラージュで決戦に参加。このときパートナーのティータがエストと運命的出会いをしている。3010年の星団会議にアマテラスに付いて登場し、ジャコーと漫才をする。
- 12R ウラッツェン・ジィ
- コーラス-ハグーダ戦にラキシスの護衛としてコーラス入りし、L.E.D.・ミラージュで参戦。リィに想いを寄せており、彼女の娘パナールのお守りをよく務めていた。3010年のブラック・スリー襲撃では、リィの死骸に逆上してデコースに挑むも、ストラト・ブレードで腹部に傷を受け敗退。パートナーはピレット。
- 13R ポエシェ・ノーミン
- 棒術、槍術を得意とする。A.K.D.剣術指南役。ラキシスのお披露目でアマテラスの影武者アイシャの護衛でバストーニュ入りしていた。カステポーでのミラージュとボスヤスフォート戦において一撃で倒された。パートナーはシェラスタ。
- 14R シャーリィ・ランダース・クレイテンシュバンツ(シャーリィ・バランカ)
- すみれ色の瞳の騎士。コーラス-ハグーダ戦時、レオパルト・ウラッツェンと共にラキシスの護衛としてコーラス入り。ハグーダ戦で戦死したコーラスのトリオ騎士団員だった弟プルースの墓前でトラーオ・バランカと出会う。ハグーダ戦に参加した後、6年間ジュノー大使を努める。トラーオとの恋に落ちミラージュの掟に背いたことに、まず騎士の証である右腕を切り落とし、さらに命をもって償おうとするが、クローソーの言葉を聞いたアマテラスがそれを制止する。ミラージュを退団しシャーリィ・バランカとなって、すみれ色の瞳はコーラス家に受け継がれることとなる。かつてのパートナーはエフロシューネ。3030年、魔道大戦で星団に公開放送された暴言王女セイレイへのサポート役にマロリーを勧める。
- 15R ビョトン・コーララ
- カステポーでのミラージュとボスヤスフォート戦において一撃で倒された。パートナーはスパルタ。
- 16R ステートバルロ・カイダ
- 3010年のブラック3の襲撃で、デコースから瀕死の重傷を負わされる。魔道大戦では雪辱を晴らそうとアイシャらとハスハ入りしている。パートナーはカレ。
- 17R ヌー・ソード・グラファイト
- A.K.D.剣術指南役。二刀流の騎士。ヌーは称号で名前ではない。
- ラキシスのお披露目時にアマテラスの影武者アイシャの護衛でバストーニュ入りし、泥酔した演技で活躍。3010年のブラック・スリー襲撃で、デコースの技を見抜くが敗北。パートナーはパシテア。
- 18R イマラ・ロウト・ジャジャス
- A.K.D.宇宙軍総司令。コーラス-ハグーダ戦で、ソープの依頼によりK.O.G.とL.E.D.・ミラージュ3騎、L.E.D.・ミラージュのエンジン1セットを緊急輸送する。サッシャタウンでバッハトマが起こした騒乱において、息子のジャコーと登場し、オルカオン・ハリスと出会う。星団会議の会場の控え室でジャコーに母ちゃんキックをお見舞いする。一見、おしとやかな淑女に見えるが「アティアの鬼姫」と呼ばれて星団中の海賊達に恐れられており、本質はアイシャと同じくらい好戦的である。パートナーはソルティア。
- 19R ミシャル・ハ・ルン
- A.K.D.の行政面を担当し、登場当初はA.K.D.司政官。同じく行政を担当するアイシャの次席だったが、そのアイシャの降格によりA.K.D.筆頭司政官をはじめ要職を兼任する。
- アマテラスがラキシスの描いたタイカの紋章の落書きを見付けたところに同席していた。フロート・テンプルの動乱でミラージュ・レフトを抑えようとしたもののパイソンに左手を切り落とされ負ける。その後のソープ救出では作戦総司令として惑星ボォスに派兵。カイエンから借りたシュペルターでマエッセンの青騎士と交戦し、敵のバスター砲弾をバスター・ランチャーで撃ち落とす。後年パイソンと再戦し雪辱を晴らす。パートナーはクラッパ。
- 20R ヨーン・バインツェル
- 現在未入団。惑星ボォスの平民出身で、騎士能力が発現したことによる周囲の妬みから家族は離散する。
- 2995年、壊れファティマのバーシャと出逢い、バーシャを直しパートナーとして騎士になる決意をする。バーシャに騎士の心得と数々の剣技を教わるとともに名が知られるようになるが、デコースとの私闘で敗北し、エストに戻ったバーシャはデコースをマスターとしてしまい、ヨーンは苦悩する。2997年、WAXTRAXを訪れ死ぬ直前のヤーボを見かける。3001年、アイシャとキュキィ、パルスエットと出逢い、デコース打倒を決意。3030年、魔導大戦勃発し、ナイアスのブーレイ傭兵騎士団と袂を分かつ。アイシャとマロリーに捕獲され、打倒デコースの為に協力を要請。パルスェットをパートナーとし行動開始。
- 21R アーレン・ブラフォード
- 妻はキュキィ。騎士は自らの意志で動いてはいけないという信念を持つ。その結果、上官の命令に忠実なあまり、街の住民を皆殺しにしたりと悪い噂が多い騎士。パートナーは京。バランシェ作という京の素性が知れると争いが起こるとして日陰を歩いてきた。一般人が準騎士級の力を持つミミバ族の騎士であり、視力を始め身体能力は非常に優れている。基本的に悪い噂は自身の信念と主に恵まれなかった不遇から生まれたもので、個性が強いミラージュの中では数少ない常識人である。
- バローが手配した傭兵として登場し、スカの下に配属。作戦行動中の事故で民間人生存者のソープ殺害。ドラゴンの幼生を追いアトロポスと私有モーターヘッド・アパッチで対決するが、京は精神崩壊寸前で辛勝。A.K.D.とのモーターヘッド戦では京の精神崩壊による行動不能でアパッチは破壊される。ソープのハッタリで雇われ、敵と間違われアイシャに負かされる。2999年、ユーゾッタを助けようとして窮地に立たされたジャコーを助ける。3030年、魔道大戦でアイシャ、キュキィ、カイダと共にハスハ入りし、ヨーンと会う。
- 22R マキシマム・ハルトフォラス
- 23R キュキィ(キュキィ・残田・理津子)
- ザンダシティを牛耳る残田家の長女。夫ブラフォード。パートナーはアグライア。個人所有モータヘッドはエレシス。
- ザンダシティに帰ってきて秘密結社ローゼンクロイツの緑令に会う。ヨーンに出逢い、同行のアイシャにヨーンの少年とファティマの物語を聞かせる。3030年、アイシャ、ブラフォード、カイダと共にハスハで行動中にヨーンと再会。 パルテノと同じく常にラリっていて喋る内容を理解するのはかなり難しい。入団時期よりもミラージュナンバーが大きいのは、誕生日の数字が好きで勝手に取ってしまったから。
[編集] グリーン・レフト
- 2L “シャフト”バーグル・デ・ライツァー
- ハイアラキを師とした天位騎士。惑星ボォス・カステポーのザンダシティの秘密結社ローゼンクロイツの首領(シャフト)だったが、メル・リンスに敗れ、表向きは死亡扱いとなりレフト・ナンバーとなる。狂っているようでいて言動は思いの他まとも。パートナーはパルテノ。パルテノの精神崩壊の原因となっていたダムドゲート・コントロールを薬物で破壊したことにより救った。
- 2992年、ヤクト・ミラージュの完成でパルテノともどもラキシスと会う。フロート・テンプルの動乱でズームと共にレフトの一員としてラキシス殺害に出る。しかしラキシスの神力に感服し、ラキシスに忠誠を誓う。ラキシスの命によりヤクト・ミラージュでソープ救出作戦を行う。ヤクト・ミラージュでパイドパイパーの青騎士2騎とスカのザカーを一瞬にして粉砕。その直後、命の水で能力を取り戻したボスヤスフォートに殺害される。
- 3L “バイア”天覇
- 通称ティン。本名、古方司馬公子(クー・ファン・シーマ王子)。元イーミュー国王子。騎士とダイバー両方の力を持っていたためか殺人癖があり、弟をはじめ多くの従者を殺害、2955年にアマテラスにより病死として戸籍抹消されレフトナンバーに収容される。パートナーはベルダ。
- 2989年、ブラフォードをミラージュへスカウトするためにカステポーへ。アイシャに忘れ物を届け、ミューズの見ている前で一般人に絡む騎士の心臓をダイバー・パワーで吹き飛ばす。アシュラ・テンプル戦で、クロス・ミラージュが不完全であるという伝言をカイエンとミューズに一応伝える。2992年、アマテラスの力の消失を機にアシュラ・テンプル戦で無様に負けたアイシャへ死の制裁を加えようとするが、逆に瀕死となり負けたことを苦に自殺。快楽殺人者だが、自分を怖がらない侍従のスエインには手を出さなかった。2995年、スエィンは独り故郷に帰っていった。
- 4L 斑鳩(天照・グリース・サリオン)
- 天照家直系のシナーテ(紫成鼎)家の王子。幼少時より強力な騎士とダイバーの力、そして非凡な頭脳を持つ。カイエンと並ぶ天技「ミラー」の使い手。正義感が強く、利権争いで親戚筋のコーダンテ夫妻(アイシャの両親)を暗殺した両親を殺害し、更に事件を放置したアマテラスに反抗した。公式には死亡とされミラージュ・レフトの面々と共にフロートテンプルの「デモンズ・タワー」に幽閉される。シナーテ家は断絶、アマテラス本人に次ぐ王位継承第2位は剥奪された。
- 天照がL.E.D.・ドラゴン消滅に立会い力を失ったことでデモンズ・タワーの封印が解け、レフト達と共に反乱を起こすが、ラキシスと彼女を護る者の底知れぬ力を感じ反抗を断念する。以後はアマテラスに臣従し、ボスヤスフォートのフロートテンプル襲撃の際は不在の天照に代わってミラージュ騎士の指揮を取った。その後、エミーテ(蝦鼎)家を興し元服し「斑鳩王子」(“L.E.D.”天照ディス・グリース・大兄・斑鳩)として表の世界に復帰、再生中のログナーに代わってミラージュ騎士団およびA.K.D.全軍の司令官となる。またアイシャの影武者を務めさせられる事もある。同年代のタイトネイブやパナールと仲が良い。
- 5L ヒューズレス・カーリー“スピナー”
- 元コーラス王朝メロディ家の騎士でトリオのメンバー。レフトの中ではマトモな人物で参謀的役割を担っていた。2992年のフロート・テンプル動乱では、レフト・ナンバーらとラキシスに詰め寄る。3010年、星団会議に出席するアマテラスの護衛でレオパルト、イマラと共に登場。ジャコー、三条らと錫華御前に逢いに行く途中、元いたコーラスの王女セイレイと会う。パートナーはトランス。
- 6L クロークル・ハーマン
- レフトもライトもNo. 6には同じ名前が入っている。理由は不明。
- 7L エイドリアン“パイソン”ターク
- 元ノイエ・シルチスの騎士。レフトの中でも生粋の暗殺者。その後にアドラーの犯罪組織に属していたが、天照暗殺に失敗してミラージュに入れられた。
- フロート・テンプルの内乱にスパークと共に登場し、向かってきた騎士を次々殺害。しかし阻止しようとしたルンには右手を切り落としたが、カイエンの登場で退散していった。2995年、全治したルンの果し合いを受け、即死。しかしルンを生かして置けば再戦となることは目に見えていたことでありながら、放置していたことには彼にも何か思うことがあったと考えられる。パートナーはメイラン。
- 8L ミューリー・キンキー
- 9L ベスター“クローズ”オービット
- サリオンの忠臣。かなりの剣豪でミラージュの面々もたびたび指南を受けていた。ブラック3のフロートテンプル奇襲でボスヤスフォートに敗れ死亡。その後サリオンが天照にバッハトマへの報復を強く進言したのも彼の死が大きかったと思われる。
- 10L ピッキング・ハリス“スパーク”
- バキン・ラカンの剣豪オルカリン・ハリスの娘で、次期剣聖にと推されるほどのマドラ・モイライの別人格。頭髪を頭頂部のみ長く残したスキンヘッドという異様な髪型にし、エープ騎士団を素行不良でクビになった後犯罪組織ゲイト・ジーベンに入るものの、さらにそこを自らの手で潰した後ミラージュに入団したという経歴を持つ。AP騎士だった頃にヤーボと恋仲であったり、エストを欲しがったりするなど外見、性格共にエキセントリックである。しかし、実際にはこの人格はさらに異常なマドラを引っ込める為、アトール巫女のフンフトによって引き出された「良心」である。騎士の能力は並の天位騎士をはるかに凌駕し、性格や言動も異常ではあるが、それでもマドラよりはまともである。オルカオンの意向を汲んでハリスの名前を継いだ。AP騎士団スキーン隊に在籍時、モーターヘッド撃墜数9以上。バイ・オ・ラで78騎というとてつもないスコアを持ち、バイ・オ・ラはその時期バイ・オ・ラ・“スパーク”と呼ばれた。パートナーは、スパーク時のクラカラインとマドラ時のベルクトの2人。外見に反して趣味は料理。A.K.D.では毎週水曜日『スパークさんの料理教室』が放送される。
- 2992年、サリオンの第二次動乱で初登場。パイソンと組み鎮圧にきたゴーズ騎士団を全滅させたが、カイエンの登場で退散した。3010年、カレをアシスタントにお料理教室をしていたところにブラック・スリーがフロート・テンプルを襲撃。旧知のデコースに十二分身から繰り出すダブルリングスライサーで攻撃するも、結果は痛み分けとなった。しかし包丁で戦っていたことで分かるように決して本気ではなかった。
- 魔導大戦での予定は、不確定要素が多くて情報が出ても不明としか言い様がない。デコースとの間に息子ベルベットをもうける。
- 11L メイザー・ブローズ
- 常時腕に鍵爪のついた巨大な手甲をはめている少年騎士。ガントレットのみのブローズと思われるシルエットもソープの未来の回想で登場している。2992年のフロート・テンプルにおける動乱で鉄の爪を持つ人物が登場するが、覆面の為に同一人物かは不明。
- 3010年、ブラック3のフロート・テンプル襲撃でサリオンとオービットと共にボスヤスフォートの前に登場。その際には永野がデザインしたモビルスーツ・キュベレイにそっくりな甲冑を着用していた。ボスヤスフォートの一撃で瀕死になりながらもファンネルに酷似した兵器でランドを援護してボスヤスフォートに一撃を加えることに成功。
- 12L バイズビズ
- 本名ヴィンズ・ヴィズなのだが、キュキィがそう呼んでた為にそうなってしまったという。キュキィの幼なじみで、キュキィに言われてミラージュ入りするようだ(もうしてる?)。パートナーはスパルタ。
- 3030年、魔導大戦でベイジ陥落後、腐っていたバギィの独り言がカンに触ってバギィに話しかける。カイエンに逢えなかったことを悔やんでいた。
- 13L バーナー・ダウド
- 14L 峡楼姫(きょうろうき)
- プリンセス・オリビー・タイトネイブとも。ミラージュには「出張騎士」として所属。語尾に「~じゃ」と付く口調から「じゃーじゃー姫」とも呼ばれている。惑星カーマントーにあるシージラック王国の王女。シージラックは、王が式典に出席する服にも困るという貧しい国で、姫でありながら他国の王族らへの接待で舞を披露することが多かった。脚が好きだからなのかダイアモンドを好いている。ダイアモンドのモータヘッドの営業で各国を回っていた。メヨーヨへの営業では、後の武帝となるクラーケンベール王子とのモーターヘッドの手合いで引き分けたという腕前。A.K.D.では、天才的な舞いでブラッド・テンプルの契約を取り付けている。
- 2999年、バッハトマとジャコーが戦っていたところをダイアモンドの脚に頬擦りしながら高みの見物で初登場。3015年、再びA.K.D.へ営業に来た時、契約書にこっそり忍ばせてあった条文から姫はミラージュ入りすることになってしまった。姫奪還でA.K.D.に乗り込んできた錫華御前とダイアモンドは、同時にアマテラスを脅迫してマイティ・シリーズのエンジンを手に入れようとしたが、2人の天然ぶりを見たソープは、L.E.D.・ミラージュのエンジン供与を条件に帰ってもらった。しかしミラージュ入りは半分冗談ということなので、行動はかなり自由。その時にサリオンと知り合い、部下というかお友達になった。3030年、A.K.D.のコーダンテ家のアイシャ、ワスチャそして自らが潰したシナーテ家と2度の動乱についての話をサリオンから聞く。
- 魔導大戦はクルツ・ミラージュで参加するとのこと(ルミナス・ナイツとして?)。
- 15L パナール・エックス
- 天照家の分家の一つ、エックス家の騎士。リィ・エックスの娘。
- 幼児期のパナールが回想に何度か1カットで登場している。3030年、魔道大戦の開戦をソープとラキシスと共にTVで観ている。その後、サリオンの前でじゃーじゃー姫と火鉢で餅を焼いている。パートナーはイカロス。ミラージュの前にルミナス騎士団に加わるらしい。母は鎌を武器としていたが、どうも長ホウキを使うようだ。
- 16L シトロン・“フリーズ”・メナー
- 本編未登場。フルネームを天照・シトロン・メナーといい、メナー家の当主である。サリオンが反乱を起こす前は王位継承権第3位であった。寡黙かつ沈着冷静な性格で、“カッティース”もしくは“フリーズ”と呼ばれている。パナールやじゃーじゃーと共にルミナス・ナイツに加わり、ワスチャのコーダンテ家を支えていく。
- 17L エイヴ・ロウ
- 本編未登場。
- 18L エルディアイ・ツバンツヒ(スペック)
- 正式名L-D-I-20。カリギュラで製作されたという超帝國の騎士。年齢は4,000歳以上。人造人間なのか不明。魔導大戦時で出現したショウメという物体を探しているらしい。ナカカラでアルルを尾行していたイーヴィーと似ているが別人。未登場で、情報も突飛で且つ断片的過ぎて不明。天照に近づきすぎた為にとっ捕まってミラージュにロハで入る羽目になり、更に社会勉強の為に王国内宮高等学校(パナールやじゃーじゃー、シトロンが通っている学校)に強制入学させられてしまう。現在の所、明日のお昼に食べるお弁当の中身に頭を悩ませる日々を送っている。
- 19L ライキッド・オーシャン
- 未登場。
- 20L パゴナ・ヘルバート
- 未登場。
- 21 ワスペン・ナンダ・クラック
- 未登場。ティンの元パートナーだったベルダをパートナーとするようだ。未入団。
- 22L ベルベット・ワイズメル
- デコースとスパークの息子。つまり最強で最凶の2人の間に産まれた強力な騎士。
- 3239年、ヤクト・ミラージュ・グリーン・レフトで惑星カラミティ・ゴーダーズにバスターランチャーを撃ち込む。ラキシスに対し仕えているようである。マキシが消滅した後、剣聖になるという。パートナーはパルテノ。
- 23L
- オレンジ・ライトにはあるが、グリーン・レフトのNo. 23は欠番。
[編集] No.24以降
ライト・レフトの区別はない。
- 24 タースタス・フォレット
- 未登場。
- 25 ユーパンドラ・ライム
- バランシェがアマテラスのコピーとして製作した42番目のファティマ。2989年に完成直前の休眠状態でソープに託された。後に天照家の分家の一つライム家の養子となる、星団統一後、ミラージュと共に隠遁したアマテラスに代わってアマテラスとして星団を治める。しかし反A.K.D.派の反発を受け、4100年、アトロポスのK.O.G.-ATでコーラス26世のジュノーンと相討ちになる。
- 26 メロウ・クリサリス
- 未登場。パートナーはティータ。
- 27 ヨッヘンマ・ビストーチ
- 未登場。
- 28 サトバイ・シュレスコルハール
- 未登場。
- 29 ベルトバード・ゴドラ
- 未登場。
- 30 ルート・コーダンテ
- ワスチャ・コーダンテの子孫。パートナーはアレクトー。
- 31 ウピゾナ・バーデンバーグ
- 3960年、フロート・テンプルでガルシア公とすれ違った。4100年、宝塚の男役のようないでたちで登場。フロート・テンプルでゴーズ騎士団に囲まれたロレッタ・ランダースとウェイ・ルースを助け、さらにゴーズ騎士の増援が来て囲まれたところでログナーと再会。ゴーズ騎士らはログナーが瞬殺し、ログナーのヴォルケシェッツェでフロート・テンプル脱出。パートナーはメガエラ。
- 32 カーレル・クリサリス
- A.K.D.のクリサリス家の騎士。3960年、コーラス王朝滅亡後の残党狩りで、グラードのバッシュをL.E.D.・ミラージュで討ち取る。パートナーはティータ。
- 33 アラート・エックス
- 天照家の一つエックス家の末裔。リィやパナールの子孫。アマテラスの星団統一後、反A.K.D.パルチザンのアジト上空でヴンダーシェッツェのテスト飛行をしていた。しかしアマテラス直属でA.K.D.の指揮下にはないとして、掃討は行わなかった。その後、アマテラスの密名を受けてヴンダーシェッツェと共に反A.K.D.パルチザンに参加。4100年、フロート・テンプルを陥落させる。パートナーはエックス家に仕えるイカロス。
- 34 ビクトリー
- 未来への回想シーンで1コマだけ登場。異星人。
- 35 レディ・スペクター
- ベルストラル星人。本名は発音できない名前で、その名前が付けられる。未来への回想シーンで1カットだけ登場。
- 36 ザ・タワー
- モラードの最高傑作のファティマ。ムグミカの依頼でジ・エンプレス専任のファティマとして製作していたが、コンコードがその任に就いたことで製作休止。3100年完成。ファティマでありながら後にミラージュ騎士となる。劇中未登場。
[編集] ノーナンバー または 元メンバー
老化などによりナンバーを返上したメンバー。退団は死をもってあるのみであるため、退団は原則的に無い。(生きて退団したのは、現在の所シャーリィのみである。)
- 2R,22R ダグラエン・ルス
- ミラージュ騎士団が結成された当時のメンバーで、元No. 2R。その後2Rをアイシャに譲り22Rに退いたが、現在ではノーナンバーとなっている。ルス家の当主。かつてはホーンド・ミラージュを駆って星団中で活躍したらしい。現在は一線から引いてフロートテンプルの家老を勤めている。レフトナンバーのメンバーがフロートテンプルで騒動を起こした時、万が一の事態に備えてカイエンを予め呼び寄せておくなど、先見性と危機管理能力に優れている。
- 3R ディス・ビュビュス・サイサ・コーダンテ天照
- アイシャとワスチャの実父。世継ぎを産む気がないアイシャの代わりにワスチャを儲けるが、王位継承順位の変動などを快く思わないサリオンの両親により事故を装って暗殺された。ノーナンバーになってからではなく正規メンバー時の死亡の可能性は高い。
- 5R グラント・ライム
- ライム家の当主だったが、現在は死亡しているようだ。当主不在のライム家の名前は、アトロポスとユーパンドラが使用している。
- 8R,23R メルカ・ルーモアズ
- ミラージュ騎士団が結成された当時のメンバーで、No. 8RからNo. 23R、その後ノーナンバーに退いた。現在は禿頭の老人。