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ファイブスター物語の登場人物 - Wikipedia

ファイブスター物語の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ファイブスター物語の登場人物(ファイブスターストーリーズのとうじょうじんぶつ)では、永野護漫画ファイブスター物語』に登場するキャラクターについて解説する。作中登場ファティマについてはファティマを参照のこと。

目次

[編集] A.K.D.

アマテラス(天照帝)
物語の主人公。アマテラスのミカドを参照。
アマテラスのミコト(天照命)
天照(ソープ)の母親。フルネームは天照・メル・グランド・グリース・エイダス・ドライス(天照家第83代の女帝)。ダイバーズ・パラ・ギルドの盟主として君臨し、コーラス19世やレーダー2世と共に星団法を制定した女傑(ちなみにその議場となったパトラクシュ島が、現在のフロートテンプルである)。ソープの強力な力と彼の引き起こした数々の超常現象により命を縮めて早逝するが、強力なダイバーパワーによって死してなお現世に影響を及ぼしている(早い話が幽霊だが、普通の人間にも見る事ができ、ダイバーパワーも行使できる)。天照の分身であるメル・リンスのダイバーパワーは、最盛期の彼女の力のコピーである。生涯処女であったとされる。
レディオス・フォーカスライト(収光帝)
グリース王家の始祖とされる女性。ナインから、スバースの身柄とドゥター・チップを託された。強力なダイバーパワーを持ち、ナインの正体を一目で見抜いた。後にグリース王国を建国し、天照・メル・グランド・グリース・ファースト(天照家初代女帝)を名乗るようになる。
メル・クール・リトラー
アマテラス(ソープ)の最初の妻。強力なパラ・サイマルの持ち主だったが、ミコトと同じくソープが起こした数々の超常現象によって早世する。その後は霊体として、未熟なアマテラスをサポートしていた模様。ラキシスがアマテラスに嫁いだのを見届けた後、成仏?した。
アイシャ・コーダンテ
アマテラス家の分家・コーダンテ(紅壇鼎)家の元当主。A.K.D.元首相で、A.K.D.構成国の一つ・ルーマー国の女王。詳しくはミラージュ騎士団参照。
ワスチャ・コーダンテ
アイシャの実妹でコーダンテ家の(一応)現当主。騎士能力は最弱レベル、性格も王家で生まれ育ったとは思えない「おとなしい普通の女子高生」である。幼少時に両親を失っており、庇護者であった姉と引き離されたことで周囲からの重圧と中傷に耐えられなくなり、コーダンテ家から出奔してしまう。この事でコーダンテ家が取り潰し寸前となり、リアル女子高生騎士団「ルミナス・ナイツ」を結成して魔導大戦に参戦する羽目になる。パートナーはバランシェの最高傑作と目されているヒュートラン、騎乗するMHは最強MHナイト・オブ・ゴールドの装甲を換装したルミナス・ミラージュ。だが、これだけ豪華な装備を用いてもまともに戦う事は出来ない(全力でぶん殴っても、「ぽっけ~ん、ぺち!!」が精一杯)。口癖は「普通のどこがいけないの?」。この性格に癒されるのか、大物と言われている人々からは意外と人気が高い。朱塔玉座の大黒柱をかじっていたラキシスを宥める方法を天照にアドバイスするなど、あなどれない部分を持つ。外伝的作品である「プロムナード」では「ちゃあ・てぃ」という名前で主役を張っている。
斑鳩(サリオン)
アマテラス家の分家・シナーテ(紫成鼎)家の王子にして、エミーテ(蝦鼎)家の当主。詳しくはミラージュ騎士団参照。
ファルク・ユーゲン・ログナー
A.K.D.構成国の一つ・バビロン王国の国王。詳しくはミラージュ騎士団参照。
エレーナ・クニャジコーワ
A.K.D.宇宙軍情報部の連絡員で、ミス宇宙軍に選ばれている。気弱でノーテンキ、間抜けな性格で戦艦ドゥラーにコーヒーの出前を届けに行った時にドゥラーが出港してしまったので、そのままシーブル軍との戦闘に駆り出される羽目になる・・・・・と言うのは表向きで、実はバビロン王国騎士団の騎士で、ログナーから行方不明になった天照を捜索する命を受けていた。A.K.D.軍の本陣をシーブルの機動歩兵に強襲され、陣は壊滅状態に陥るが、エレーナは素手で機動歩兵を撃破した。その後、ログナーの蜜命の実行に移り、アーレン・ブラフォードと遭遇して戦闘になるも当て身で倒されてしまう。内臓破裂など重傷を負ったが身体に鞭打って(何故か正常に治っている)捜索を続行し、ザカーのアマテラスとアトロポスの狙撃を身を挺して庇い両足と左腕を失う(ジョーカーの科学技術ではこの程度の怪我は問題なく回復する)。魔導大戦では、またもや戦艦ミルにコーヒーを届けに行った時にミルが出撃してしまったのでハスハ入りする事になるが、出撃のどさくさに紛れてログナー用の雷丸と自分用のMHをかっぱらってきた。そのままログナーの密偵としてハスハ各地を飛び回る事になる。後にマイア・トッカータの妻となる。

[編集] ミラージュ騎士団

ミラージュ騎士団を参照。

[編集] コーラス王朝

コーラスⅢ世(23世)
ジュノーの最大国家コーラス王朝23代目の王で、コーラスの長子の例に漏れず強力な騎士の力を持ち「武帝」と賞された。留学中にフィルモア帝国の筆頭騎士であったラルゴ・ケンタウリとの間に生じた因縁から、最愛のファティマ・ウリクル、そして自分の命まで失ってしまった悲劇の人物。非常に高潔な人物だが、ウリクルへ愛情をそそぐあまり妻エルメラの嫉妬を買い、ファティマを娶ることになるから息子を騎士にしないと決意させてしまった。MHマイトでないながらも、MH「ジュノーン」を造り上げた。
コーラスⅣ世(24世)
コーラス3世の没後に生まれたコーラス王朝後継者。ルーパス・バランカ、トラーオ・バランカなど有能な王族の補佐により名君に成長するが、騎士の能力を持ちながら母エルメラの願いによりMHに乗る事もファティマを娶る事も無く、しかも子供にも恵まれなかったとされる、悲運の王。9巻で幼少時の姿が出ている。
コーラス暴風三王女
コーラスの現王女・元王女・次期王女のトリオ。アルセニック・バランス作の「風の3ファティマ」を持つ。魔導大戦でその悪名(?)を星団中に轟かせる事に。
セイレイ・コーラス
コーラス3世の長女でコーラス4世の姉。弟に代わってコーラス筆頭騎士となる。2巻でクローソーに付き添われて出演したときにはカーリーヘアーの可憐な王女様だったのだが、10巻に再登場したときには、父親の早世もあってか、中学校まで寝ションベンたれ、たばこはふかす、基本的な四字熟語も読めないと言うとんでもないヤンキーに。父の初期型ジュノーンを模したエンゲージSR.3を駆り、魔導大戦ではアルル討伐を口実にトリオ騎士団を率いて参戦する。12巻では星団中に中継されている最中、アルルと低レベルの口げんかをして人々を呆れさせ、母エルメラを悶絶させる。騎士としては一流らしいのだが。パートナーはファティマ・シクローン。
アルル・フォルテシモ・メロディ
コーラス分家メロディ家の王女。だったが、父ピアノ・メロディがアトールの巫女フンフトと不義の子を成した事でメロディ家は取り潰しとなる。その後諸国を放浪し、一時イズモ・アストロシティに身を寄せていたが、ハスハの傭兵となり魔導大戦ではハスハ・アトールの騎士として活躍する。剣聖ハリコンの神騎「エンゲージ・オクターバーSR.1」を駆る強力な騎士。弟子に同じコーラスの王子で、コーネラ帝国騎士団長となったマヨール・レーベンハイトがいる。パートナーはファティマ・ラ・ユリケンヌ。肌が色黒なのを気にしており、服は全てUVカット、出撃前には数時間かけて美白メイクを行い、ヒアルロン酸を毎日欠かさず飲んでいる。もっとも、コーラス王家の血筋は色黒の人物が多いので徒労に終わる事がほとんど。(ちなみに、メロディ家の始祖であるハリコンも色黒。)
マロリー・ビュラード・ハイアラキ
ミッション・ルースの妹。兄同様に家名を嫌い、兄の偽姓と師デイモス・ハイアラキの姓を名乗っている。同窓生のイェンテ・マイスナー王子と婚約したのが縁で、魔導大戦でエルメラからセイレイのサポート(お守り)を任されてハスハへ赴く。パートナーはモンスーン。兄同様、モンスーンに色仕掛けヒッチハイクをさせている。
コーラスⅥ世(26世)(ラベル・ジューダ)
コーラス3世の子孫でコーラス王朝王子。幼い頃、王朝はA.K.D.に滅亡させられ、側近の手により逃がされた。王朝復興のために反A.K.D.パルチザンに参加する。コーラス3世が残したジュノーンの隠し場所を探し当て、A.K.D.皇帝ユーパンドラのナイト・オブ・ゴールドATと相討ちになる。3巻の最後で少し出演。
デイジナ・マイスナー(デイジナ・フレット)
マイスナー家の末裔。後にコーラス6世の妃となる。3巻の最後で少し出演。見た目はファティマ・ウリクルにそっくりだが、中身はずいぶん違うようだ。
コーラス・ディスバイス(19世)
アマテラスのミコトと共に星団法の制定に尽力した人物。コーラスの王らしく、その武勇で星団に名を轟かせていた。
ハリコン・メロディ・ネーデルロイド
メロディ家の始祖で、剣聖であった人物。謎の多い存在だが、20歳足らず(地球年齢で6~7歳前後)の幼さで剣聖となった事から、マドラと同じく純血の騎士の血が強く出ていたと思われる。パートナーはタイフォン、剣聖となっていた期間は僅か2年余り(しかも、残りの1年は死亡した翌年になっているので、実質、1年足らずしか剣聖になっていなかった事になる。)と、タイフォン以上に謎だらけである。

[編集] フィルモア帝国

超帝国時代からの歴史がある国家で、国民もそれを誇りとしている。また星団最大の軍事大国で一歩間違えば恐怖政治にもなりかねないが、国民は熱狂的に支持している。他国と違いファティマは道具として扱うことで知られる。

ラルゴ・ケンタウリ
ノイエ・シルチス赤リーダーの騎士。ハグーダ帝国を支援する為にブーレイ傭兵騎士団を率いてコーラス王朝に侵攻する。学生時代のコーラス23世との因縁による雪辱を晴らす為、決戦ではフィルモアの象徴であるMHサイレンでコーラス23世の乗るジュノーンを強襲する。これによりフィルモアがハグーダを傀儡としていた事が公のこととなり、フィルモアとコーラスは国交断絶状態となった。コーラス23世を倒したことで雪辱は晴らせたものの覚醒したクローソーによるジュノーに一撃で倒されてしまった。レーダー王家の紋章をかたどったウォータークラウンのアウチ(ブローチ)を所有する事から、ケンタウリ家は王家に近しい家であると考えられる。そのアウチは末裔のブロード・ケンタウリに受け継がれることとなる。
レーダー8世(ドル・パーマネント・レーダー)
フィルモア帝国237代皇帝。ハグーダ - コーラス戦では、読者の視点ではハグーダを裏で操る黒幕として登場した。しかしケンタウリの死亡を悲しみ、ブルーノの自害を自らの未熟によるものとして制止した。その後、死刑が求刑されたクリスティンを恩赦する為に自らの退位を早め、自らの皇帝騎ネプチューンをクリスティン譲り渡す。またA.K.D.の兵力増強をいち早く察知して騎士団の増強を図るなど、一国の元首としての貫禄は十分見せ付けた。クリスティンがシバレースへとなった為に恩赦は不要になったが、現在は退位して隠居の身となっている。
ダイ・グ・フィルモア5世(エラニユース・ダイ・グ・フィルモア)
レーダー8世の継いで238代皇帝に即位した青年。祖父の先々代皇帝のフィルモア4世と同様に病弱であることを周囲から懸念されている。祖母は元剣聖の慧茄・ダイ・グ・フィルモア。本人もダグラス・カイエンから天位、バキンラカン聖帝よりハイランダーの優れた騎士としての称号を授けられ、皇帝騎プロミネンスでアシュラ・テンプルを3騎を撃破するなど有能な騎士である。予見されているカラミティ星の滅亡に備え全国民を別の惑星に移住させるという歴代フィルモア皇帝が先送りにしてきた計画を実行する為に、領地獲得を名目としてハスハに加勢する形で魔導大戦に介入する。しかしそれが最善策であるのか、星団に悪の皇帝と名を残すのかと本人も悩んでいる。妻へ渡すようにと慧茄から渡されたイヤリングをクリスティンに贈った。皇帝ダイ・グとシバレース(呪われた騎士)のクリスティンの二人の仲は公表されることは無く、人知れず3人のみが知る夫婦である。
慧茄(エナ)・ダイ・グ・フィルモア
先々代のフィルモア皇帝ダイ・グ・フィルモア4世の皇后、即ち太皇太后宮(おおいおおいきさいのみや)であり、前剣聖且つ元ハイランダー。代々有名な騎士や有力なダイバーを輩出する「純血の騎士」の家系に生まれ、元剣聖ハイアラキは伯父に当たる。ダグラス・カイエンが一時行方不明になったことから再び剣聖となり、フィルモア帝国の覇権に貢献した。現在は高齢のために騎士を引退したと言われるが、非公式に魔導大戦にも新型MHファントムを駆りリハビリと称してロッゾ騎士団1個師団を全滅させている。かなりお茶目なお婆さん。
クリスティン・V
フィルモアの名門ビィ家に生まれ、幼少より強力な騎士。しかし父バーバリュースが当時無名のデコースに敗れてフィルモアの名を汚したとして周囲の壮絶なイジメに遭い、遂に上級生を殴殺してしまう。死刑求刑と逃亡により即時処刑が下されるが、「シバレーズ」として帝国に全てを捧げる条件で助命され、レーダー王より王専用MH「Vサイレン・ネプチューン」を譲られる。魔導大戦では皇帝代理騎士(ハイランダー)として壮絶な戦いに身を投じる。パートナーは父のパートナーだったバランシェ・ファティマの「町」。
バーバリュース・V
クリスティンの父。ノイエ・シルチス青騎士団長でフィルモア最強とも言われた三銃士の一人。しかし2985年に2騎のサイレンを率いて無名であったデコース・ワイズメルに敗れる。「サイレンとバランシェ・ファティマを持っているのに負けた弱い騎士」として敗北して生還する汚辱を背負す為にデコースはとどめを刺さずに見逃す。その件によるものか黒騎士団に降格、第3話の前後ではカステポーのヴァキシティに滞在。世間知らずのミューズに騎士の身の処し方を教えたり、バング対アシュラ・テンプル戦ではメヨーヨ朝廷の地上軍を一掃したりと活躍した。第5話ではブルーノやケーニヒらとカステポーでアルカナ・サイレンのテストを行っていたが、クリスティンの上級生殺害事件の発生により急遽帰国。前述のフィルモアの名誉を汚した責を感じ、レーダー王のクリスティンへの恩赦を固辞し、自決する。パートナーの町はクリスに受け継がれることとなった。
ブルーノ・カンツィアン
ノイエ・シルチス青騎士団の騎士。2989年のジュノー戦にラルゴ・ケンタウリと共にブーレイ傭兵騎士団として参戦。ラルゴのコーラス3世殺害を見届けるも、ミラージュ騎士他の反撃により敗退。瀕死の重傷を負うがミラージュに見逃され、パートナーのパラーシャによりAP騎士団に救出される。「シルチスのルーキー君」とヤーボに言われていることから初陣だったようだ。ラルゴと共に死ねなかったことを後悔し、生き残ったことを恥じて自分を救出したパートナーのパラーシャを殴打したり、レーダー王の前で自決しようとするが、レーダー王に説得され思いとどまる。ファティマを道具として扱うフィルモアだったが、パラーシャの振る舞いによりブルーノの中では変化が起きているようだ。その後、幼少のクリスティン・Vの「ぞっこん」な相手として、バーバリュース・Vの妻からの手紙の中で登場。その件は有名だったらしく、ノイエ・シルチスに復帰したイアン・ケーニヒにもからかわれている。しかしそのクリスティンが上級生殺害事件を起こし、アルカナ・サイレンのテスト地であるカステポーからバーバリュースと共に帰国。責任を取ってレーダー王の前で自決したバーバリュース・Vを介錯し、クリスティンに父の遺品の剣を渡す。ダイ・グ・フィルモア即位に伴い、L.E.D.・ミラージュと対戦して生き残ったことを買われて皇帝警護騎士(アルカナ・ナイト)となる。魔導大戦では皇帝警護騎士団の一員として、アルカナ・サイレンを駆り戦場へ。ビオレート・トライトンと共にクリスティンの直衛を務める。
ビオレート・トライトン
レーダー王家の縁戚に当たる王子。第5話ではバキンラカンに赴いており、クリスティンの事件の発生で慧茄のクリスティン保護の蜜命を帯びて帝国に無断で急遽帰国し、フィルモア最強とも言われた強天位騎士である疋棟斎と剣を交えることも(立場上)辞さなかった。クリスティンはシバレースになったことで一応解決し、その後はクリスティンやダイ・グを公私共にサポートし、アルカナ・ナイトのまとめ役として、魔導大戦開戦ではナカカラに陣地確保で地上に降下した騎士団の指揮官を務める。陣地確保後、AP騎士団ディスターヴ隊と交渉に向かうダイ・グに随伴する。口癖は「んもぉ~~~」。レーダー王家の人間だが、自由闊達な性格で人望も厚い。パートナーはエトラムルから桜子ファティマの「霧姫」に換えた。
イアン・ケーニヒ
皇帝警護騎士団のひとり。元々ノイエ・シルチスのメンバーであったが、パイドバイパー騎士団に在籍していた(このあたりの経緯は不明)。パイドバイパー騎士団では、エースとしてスバースが所有していた銘騎であるクルマルス・ヴァイ・オ・ラを与えられていた。しかし、命の水争奪のMH戦ではA.K.D.のブラッド・テンプルは軽くあしらうもののアイシャのテロル・ミラージュに一瞬で両腕を斬り落とされ、戦線離脱。その直後に参戦したシュペルターとヤクト・ミラージュによりパイパー将軍をはじめ全滅させられてしまう。その後、ミラージュとの交戦経験などからバーバリュースの推薦によりノイエ・シルチスに復帰。カステポーでアルカナ・サイレンのテスト騎士を担当する。振る舞いは軽薄だが、騎士としての分をわきまえており、博士号を持つエリートでパイドバイパー騎士団所属時には撃破スコア29騎を誇る超エースとして知られていた。魔導大戦ではニオ・ハスラーとともにダイ・グ・フィルモアの直衛につく。パートナーはオキストロ。
ニオ・ハスラー
皇帝警護騎士団のひとりで、フィルモア王家の従騎士。幼少の頃から慧茄の指導のもと、ダイ・グの側近として育てられた。元々頭が固く、慧茄らとんでもないおばさまに揉まれたもののあまり変わっていない。バキンラカンにある騎士高等学校ベイ・ポイント卒。ダイ・グの即位に伴いフィルモア本国の皇帝警護騎士団へ。ダイ・グに心酔し、ケーニヒに「あーあー、愛しちゃってもう。大変だっぺよ?」とイジられる。
ジャン・シー・ガラー
「白騎士」の二つ名を持つ天位騎士。作中では立場は明らかにされていないが、皇帝警護騎士団の一人と推測される。魔導大戦で初登場。
ブラウマ・イク
ラルゴ・ケンタウリ亡き後、ノイエ・シルチス赤騎士団リーダーに。バキン・ラカンでのクリスティンのハイランダー即位の際にはトライトンとともに同行。「クリスひとりぼっち作戦」に協力させられる。クリスティンとママドア・ユーゾッタの私闘の際には、エナのリング・スライサーで剣を折られる。魔導大戦時には未登場。ラルゴと同形のサイレンF型を駆る。
ナイアス・ブリュンヒルデ
ノイエ・シルチスの教導騎士団である、グリーングループもえぎ騎士団に所属する騎士。魔導大戦では元老院より密命を帯びてブーレイ傭兵騎士団を率いて行動している。身長209cm(もしくは、205cm)の長身だが、ゴスロリファッションを身に付けており、バキン・ラカン帝国での天位授与式で服装を笑った騎士3人を叩き斬ってノイエ・シルチスを解雇された事もある。その時期にカイエンと出会い、やはり服装が悪趣味と言われたので決闘になるが一撃で倒される。それ以来、カイエンに恋して再会する事を夢見ていたが、カイエン死亡により叶わなかった。見かけに反して性格はかなりの乙女チックガールで、些細な事ですぐに泣き出すわ、お姫様扱いされないと拗ねていじけるわと周りの苦労は相当なものがある。ルミナス・シティから旅立とうとしていたヨーンを連れ出してブーレイ傭兵騎士団に誘うが断られる。クバルカンのノンナとは因縁があるようである。
ブロード・ケンタウリ
ラルゴ・ケンタウリの子孫で、A.K.D.打倒を目指すフィルモア・パルチザンのグループリーダー。同じチームにいるラベルがコーラス26世である事に気付いている。ラルゴの遺品であるウォータークラウンのアウチを所有しており、その血筋から仲間たちからレジスタンス全体をまとめるリーダーに推薦されるが、血にまみれた血統の自分にはふさわしくないと辞退していた。後にノイエ・シルチスを復活させ、ラルゴの因縁であったコーラス23世の子孫であるコーラス26世と共にA.K.D打倒を目指す。

[編集] ハスハ連合共和国(アトール聖導王朝)

ムグミカ・アトール(ムグミカ・ラオ・コレット)
超帝国の女帝「ナ・イ・ン」からの歴史と記憶を受け継ぐ女皇帝。アマテラスの帝に匹敵する予知能力を持つ。幼少時に両親を内戦で失い、先代女帝の不祥事による退位により幼くして帝位についた。祖父のコレットがハスハ共和国の元首を務めるが、ムグミカの帝位とは無関係であり偶然である。ボスヤスフォートのダイバーパワーの前には為すすべなく、死亡。女皇帝の風習により、生まれてから王宮の外に一歩も出ることなく生涯を終えた。伝説にならいその死を代償として「ナ・イ・ン」と「十曜の守護者」を召還した。
ダグラス・カイエン
星団暦2810~2819、2970年~3030年までの剣聖。一時「失踪」するなどその生涯には不明な点が多い。母親は超帝國皇女であり黒騎士団団長のヤーン女王、父は筆頭騎士で剣聖のスキーンズ。その息子であるカイエンもまた超帝国の純血の騎士である。身篭った王女ではあったが純血の騎士の強力すぎる受精卵は自然状態での出産は不可能であったため、受精卵の状態でL.E.D.ドラゴンに託された。数千年後にL.E.D.ドラゴンからDr.バランシェが受精卵を受け取り、彼の作品であるファティマ・クーンの子宮に着床させることにより誕生した。カイエンはバランシェにとって研究の対象でしかなく、二人の養父子の仲は微妙な関係であった。
前剣聖デイモス・ハイアラキに師事して全ての剣技を受け継ぐ。またダイバーパワーも持ち、ハイアラキも習得できなかった天技「ミラー(完全同時分離攻撃)」を駆る。若年時はハスハ連合共和国統一に貢献し、次はミラージュナイトNo.1になるもバランシェを暗殺しようとして天照帝(の分身であるメル・リンス)の「カラミティブレード」をくらって半殺しの目にあったらしい。その後、先代アトール女皇帝・フンフトにより蘇生された。
その後は特定の騎士団には属さず、シルバーナイトの称号とともに裏の世界ではダークナイトとも呼ばれ星団随一の賞金首となっていたが、マグダルとデプレを出産したヤーボの死後、自らムグミカの元を訪れてハスハの騎士団リーダーとなる。宮廷騎士団を一人であしらうなど名実ともに正真正銘の「剣聖」であったが、純血であった為に超帝國純血の騎士を操作する技術ハイブレンの前には無力で、ハイブレンを使うボスヤスフォートがハスハの王宮に攻め入った時には抵抗出来ず死ぬとわかっていながら相対し、ムグミカの盾となり一生を閉じた。女好きで節操が無く、剣聖の名声を落としまくったとも言える。借り腹となったクーンの影響で遺伝子がループ状になっておりテロメラがないことから老化することが無く、成人後はほとんど容姿に変化がなかった。
ヤーボ・ビート
ハスハ連合共和国騎士団でも最強の「スバース隊」の副隊長で事実上のリーダー。パートナーはファティマ・コンコード。対コーラス王朝戦に参戦する為、上空で待機していたがA.K.D.の介入による戦況の一変により終戦を迎え、参戦し損ねた。しかし行動はアイシャと同じで極めて奔放(「カステポーの吸い取り女」と呼ばれた他、スパークとは性的な付き合いもあったようだ)。度重なる問題を理由に解職されかかったところをムグミカの請願により閑職で干されるに留まった。その間はカステポーに滞在するが、マグダルとデプレを私生児として出産したことでついに騎士権を剥奪される。ムグミカより皇帝騎ジ・エンプレスを与えられ女皇帝直属の騎士「ネードル・シバレース」として騎士復帰し、パートナーの寿命問題で無断離隊したワンダン・ハレーを助ける。その直後、ボスヤスフォートに遭遇し殺される。
マグダル・アトール
ムグミカの次の女皇帝に指名された女児で、父は剣聖ダグラス・カイエン、母は元ハスハのエース騎士でムグミカ女皇帝の騎士であったヤーボ・ビート。星団史上究極のダイバーといわれ、ボスヤスフォートを倒せるただ一人の人物とされる。11巻ではムグミカが王宮を攻め入ったボスヤスフォートに殺害されたことでムグミカによる結界が解け、マグダルがボスヤスフォートの前に瞬間移動し挑むが、経験の差からボスヤスフォートにダイバー戦で完敗。視力と聴力を失ったとされる。窮余の策としてボスヤスフォートのダイバーパワーによる攻撃を無効化する仮死状態に自らなり、その直後に召還されたナ・イ・ンによりボスヤスフォートは退けられ、マグダルは従者騎士のヘアードに抱えられ逃げおおせた。バッハトマ魔法帝国からの追跡で現在逃避行中。
デプレ・ツェン・アトール
マグダルの双子の弟で、3歳にして天位を授与されたという強力な騎士。マグダル共々極端に成長が遅く、既に青年になっていてもおかしくないのに、未だ小学生の容姿である。彼自身は騎士の能力しか持たないが、マグダルとの脳共鳴によりダイバーパワーを要する剣聖剣技を使う事ができる。しかしそれが災いして、マグダルがボスヤスフォートに倒されてしまった影響で、12巻現在、昏睡状態に陥っている。今後、母のジ・エンプレスとコンコードを引き継ぎ、ハスハ解放戦に参戦する。
ナトリウム・フンフト・アトール
先代のアトール女皇帝。強力なダイバーパワーでカイエン復活やマドラとスパークの分離などの偉業を成すが、コーラス分家の王子ピアノ・メロディとの間に不義の子(後のファティマ・マイト、ナトリウム・シング・桜子)を成した事で巫女の力を失い退位する。その後はカステポーで隠遁生活を送っていたが、魔導大戦開戦時にフェザードラゴンの幼生に憑依したナ・イ・ンに導かれ聖地ラーンへ向かう。後の剣聖マキシの養母。

[編集] バッハトマ魔導帝国

ディス・ヒフツェン・ボスヤスフォート
バッハトマ皇帝。超帝国の血を引く純血のダイバーを自称しており、実際に現在では失われた筈のダイバーフォースを有している。かつてダイバーズ・パラ・ギルド当主の座を求めて天照の命(ミコト)に戦いを挑むが、その息子ソープの神力の前に敗北し、ソープにより次元の狭間に送り込まれる寸前に天照の命に制止され、肉体を失う。以後「憑依の法」によりダイバー達の精神の片隅に取り付いて生き延び、小国シーブルの宰相ディ・バローを操ってL.E.D.ドラゴン(すえぞう)の「命の水」で本来の能力を取り戻し復活する。復活後はシーブルを乗っ取ってバッハトマを興国、黒騎士デコース率いる騎士団とペール率いる魔導軍とを組織する。デコース・ペールと共にA.K.D.フロートテンプルを奇襲してミラージュ騎士団を事実上壊滅させるも、メル・リンスによって重傷を負わされる。その後、バッハトマが国力を付けたことでハスハに侵攻し、星団中を戦渦に巻き込む魔導大戦を引き起こす。その目的は超帝國の血筋でないものがのさばるのを不愉快に感じていたからと言われている。ハスハへの宣戦布告と同時に自らハスハの王宮に出現しカイエン・ムグミカそしてマグダルを倒すが、自らの死を賭したムグミカに召還されたナ・イ・ンの火焔により再度重傷を負う。アマテラスの正体を見抜き、アマテラスにとって自分をはじめ人類は虫けら同然と見ており、魔導大戦もアマテラスにとって取るに足らないものだと指摘する。
読者の視点では悪役として描かれてはいるが、他人に対して礼節は欠かさず、無名であっても実力のある人材を多く登用するなど王としての品格は備えた人物であり、停滞した星団に新しい時代を呼び込む。
デコース・ワイズメル
黒騎士の項を参照のこと。
ビューティ・ペール
バッハトマ魔導軍団長。ユーコン財団の会長でもありバッハトマを財政上も支えている。元々ディ・バローを支援していたが、復活したボスヤスフォートが成り代わるとそのまま臣従した。フロートテンプル奇襲では「エイリアス」を使った攻撃でハインドやキンキーを翻弄した。またミラージュの魔導士「ズーム」の母親であり、フロートテンプルで再会した時には彼女が自ら止めていた成長を促進させてしまった。
ケサギ
バッハトマ騎士団の副将格。ミミバ族出身だが、相撲取りのように丸々と太っている。しかし見掛けに反して動きはすばやい。小天位であるオルカオンを足止めするほどの腕前を持つ。捕まえた相手にカエルの着ぐるみを着せて泳がせたり、リアル羽根突きで顔を真っ黒にするのが趣味らしい。ヘアードの「ねーちゃんキック、でもちょっとオバサンなのバージョン」を喰らって悶絶する。
カエシ
ケサギのパートナーで常に行動を共にしている。ジュノーでの内戦ではガスト・テンプルを駆ってケサギと共に30騎のMHを撃破する。ヘアードを追跡してあと一歩まで追い詰めるが、ログナーに阻まれて断念する。ログナーに「他をあたれ」と言われた時は対決になると思われたが、一目でログナーの実力を知ると一礼してその場から逃げ出した。

[編集] 黒騎士

ファティマ・エストをパートナーとする騎士にのみ許された称号。またエストと共に開発されたMHバッシュ・ザ・ブラックナイトの通称でもある。バッシュに相応しいとエストから認められた騎士は「黒騎士」と呼ばれ、自動的にバッシュの騎士となる。ただし黒騎士はエストの生涯を通じて5人のみであり、エストは様々な騎士をパートナーとする経歴を持つが必ずしも黒騎士を名乗るわけではない。5代目グラードの死亡によりエストはバッシュと共に眠りに就くことを決意するが、それ以降も歴史には名を残していることから復活すると見られる。

ツーリー・パイドル
エスト自身が探し当てた最初のパートナー、つまり初代黒騎士。しかしツーリーはその時点で既に引退していた。引退する前のパートナーはコンコード。バーシャと出逢ったファティマ・静の回想に登場。静はアルテン・サヤステのバングで黒騎士を破り、ツーリーは死亡した。
ロードス・ドラグーン
2代目黒騎士。初代黒騎士は初戦で死亡したため、黒騎士として世に知られた最初の人物である。筆頭騎士を返上し流浪の行き方を生き方を選んだ人物でもある。その剣技と人格で剣聖デイモス・ハイアラキと並び賞され、剣指南役を複数の国家で兼任していた剣豪。モラードを訪問中にフィルモアのラルゴ・ケンタウリとの因縁で倒れたコーラス23世と出会う。その後コーラス23世と共に世界を旅して回り、師となった。コーラスのトリオ騎士団でも指南役として迎え入れられ、コーラス-ハグーダ戦にも参加。コーラス23世の娘セイレイも師事した。カステポーでデコースの素行を正そうとしたが返り討ちとなった。急所は外れていたが、ロードスは潔い死を選んだ。雰囲気にただならぬモノを感じ取りアマテラスを嫌うが、ソープは好きという色ボケの一面も持つ。
デコース・ワイズメル
3代目黒騎士。カステポー出身の狂戦士。性格はねじ曲がっているが騎士としては超一流の天才。剣術は我流で型を持たない。
2988年のファティマお披露目では、領主ユーバーの甥として登場。ソープに色目を使うものの天照とラキシスのK.O.G.には一瞬で倒された端役と思われたがが、むしろ物語の最強のトリオを相手に生き延びた事が彼の超絶な能力を示している。また、それ以前には中古の平凡なMHとエトラムル・ファティマでフィルモア主力騎サイレン3騎を難なく倒すし、特にフィルモアの黒グループリーダーであるバーバリュース・ヴィには無様な生き恥を晒させるよう故意に逃がすといったことも行っていた。
デコースは自分に意見をした2代目黒騎士ロードスを返り討ちに(エストはクラーケンベールやニューなどの元に身を寄せるもバーシャとなり真の主を求め放浪に出る)。その後エストに黒騎士として認められたものの一旦は拒否したが、黒騎士というブランドを他人に羨ましがらせ、且つブランドを自分の行動で地に落とすことに意義を見出して黒騎士となる。バッハトマ騎士団長としてA.K.D.フロートテンプルへの奇襲では、読者に無敵と思われてたミラージュ騎士を次々倒すという力量を見せ付ける。ただし、過去に「ハスハで最強」と言われていたミラージュ騎士スパークとは、「エナの出来そこない」と強がるも痛み分けとなっている。魔導大戦のハスハ首都ベイジ進攻では重棍装備のA・トールを次々と撃破して鬼神の如き強さを見せつけた。品性下劣の変態だが、仲間や部下には気配りを欠かさず、指揮官としても優れている。ファティマには興味を示さず、フローレス(最高品位)ファティマであるエストをまるでエトラムルの如く扱っている。スパークとの間に息子、後のミラージュ騎士で剣聖のベルベット・ワイズメルをもうける。
バンドライン・ゴール
4代目黒騎士。詳細は一切不明。名前だけ公開されている。
グラード・シドミアン
5代目黒騎士。A.K.D.の支配下に置かれた星団で、唯一残った国家であるコーラス王朝のコーラス25世に招かれ、反A.K.D.として集った騎士らを吸収した騎士団の団長を務める。A.K.D.の侵攻により王朝は滅亡したが今後の復興に備えジュノーンとクローソーを密林の奥地に隠す任務を行う。その帰途で若きミラージュ騎士カーレル・クリサレスに補足され、65時間という一騎討ちの激闘の末、カーレルの捨て身により討たれて死亡する。その地でエストは黒騎士と共に眠りへ就くことを決意する。

[編集] トラン連邦

ミッション・ルース(ボード・ヴュラード)
トラン連邦共和国大統領で、剣聖ナッカンドラ・スバーズに始まる「純血の騎士」の一族。しかし成人するまで騎士の能力が発現しなかったため母親に精神的虐待を受けながら成長する。その経験から自らの家系をはじめとした貴族階級へ反発することになる。騎士となったものの当初は一流ではなく、ヴュラードの偽名でトラン連邦警察官(S.P.I)という騎士としては末端の職業に就職。しかし、後に祖父がかつてトランの王であった名声を利用し、選挙により大統領に就任。バランシェ・ファティマ「メガエラ」と共に名機「クルマルス・ビブロス」を駆り、MH戦ではスバーズ譲りの強さを発揮する。大統領となった今も本業そっちのけで偽名を名乗り星団中の不正をたたっきっているらしい「水戸黄門」野郎。かなりちゃらんぽらんな性格で、メガエラには星団法違反の格好をさせるわ公共の場でソープを押し倒すわと「ご乱行」が目立つ。彼の死に際の言葉が天照に星団侵攻を考えさせたと言われている。後の子孫に、ラベル・ジューダ(コーラス26世)の戦友ウェイ・ルースがいる。
ジェスター・ルース
トランの王でミッションの曽祖父。星団史上初めてファティマから「マスター」と呼ばれた。ルースの姓を持つ者らしく大らかな性格の持ち主。パートナーとなったファティマ・ニーヴに掛けた言葉は「あのなニーヴ、おめぇ俺のこと好きかぁ?」だった。

[編集] クバルカン法国

ミューズ・バン・レイバック
クバルカン枢機卿。半騎士半司祭のルーン騎士団の中でも最も高潔な人物と言われ、次期法王と目されている。かなり頭の固い所があったが、カステポーでの修行を通じ、多くの友人を得て成長している様である。バランシェ・ファティマ「静」と共にMH「破裂の人形(S.S.I.クバルカン)」を駆る。想い人アイシャを救うためにイラー司教のアシュラ・テンプルと対戦、見事勝利した。ちなみに彼のS.S.I.と静の先代マスターであったアルテン・サヤステこそ、初代黒騎士ツーリー・パイドルを倒した人物である。
ノンナ・ストラウス
クバルカン法国の大司祭でミューズの上官。「慈悲のノンナ」と呼ばれており、クバルカンのみならず星団中にその名が知られている。カラミティの崩壊を予見したスパンダ法王の命を受けて魔導大戦に介入してきた。パートナーはラピス、MHカーディナル・バング(教皇の操り人形)を駆る。本来は徳の高い騎士の筈だが非常に口が悪く、「プロムナード」に登場した時は同行していた執事(実はミューズという説がある)を大声で罵倒していた。ミューズに無理難題をふっかけてイジメるのが趣味。フィルモアのナイアスとは浅からぬ因縁がある。ちなみにクバルカンのルーン騎士団は男性のみで構成される騎士団であるが、ノンナは女性でありながら大司祭という地位および教皇からカーディナル・バングを与えられていることから、クバルカン内で重要かつ特別な役割を担っていると考えられる。

[編集] イズモ・アストロシティ

ダイアモンド・ニュートラル(金剛)
騎士の力に加え、MHマイトとファティママイトの能力を持つ。通常マイトはそれぞれ5本のボーダーの装飾が着衣に許されているが、星団で唯一10本ボーダーの人物。万能であるアマテラスも同様の能力を持ってはいるが、バランシェの存在からファティママイトとしての活動は行っていない。宇宙労働者の家系出身。ファンタスマゴリアと呼ばれる『時の停止する空間』で宇宙船事故に遭い、その能力が開花したものと思われる。本来は男性だが、研究の邪魔であるとして自ら男性器を切除しており、星団で唯一「中性」と認められている。国家や騎士団からの依頼により開発するMH「テンプル・シリーズ」がMHの代表作。またL.E.D.・ミラージュのイレイザー・エンジンとネオキチン製半透明積層装甲をアマテラスより手に入れ、3騎の「マィティ・シリーズ」を開発する。ジョーカー星団では使えないほどの強力なレッド・ミラージュを作った天照の真意を察し、人類の誇りにかけて神々との戦いを決意する。
泰千錫華
イズモ市長。同市の特産品であるメトロ・テカ・クロム鋼「玉鋼」は騎士やMHの刀剣の材料として珍重されており、その価値を利用して市の自治権を勝ち取ると共に、長年虐げられてきた宇宙労働者の地位向上に尽力している女傑。自身も優れた刀匠であり、騎士にしてファティマ・マイスターでもある。Dr.ダイアモンドの庇護者でもある。

[編集] ファティマ・マイト

その能力の重要性と希少性によりファティマ・マイトは戦時であっても渡航が事実上自由である。故に国家の分類とは分けて記す。

クローム・バランシェ(フェイツ・クローム・バランス)
元々はデルタベルンのフェイツ公爵家当主。フェイツ家は代々科学者を輩出する家系で、5代前の先祖ウラニウム・バランスがファティマの基本理論を発案し、その孫リチウムが最初のファティマを製作している。
母アルセニックの下で幼少時より天才的な才能を発揮するが、自分の探求心を世間の倫理より優先させるマッドサイエンティスト的性格のため、周囲からは異常者扱いされ、トラン連邦のバストーニュに移住。不遇の日々を送っていたが、やがて天照という星団最強のパトロンを得た事でファティマ・マイトとしての名声を確立する。老化が進むとファティマのボディに自らの脳を移植させてまで研究に没頭していたが、真意は老化が起こらないアマテラスとなるべく長く添い遂げたいとの思いからである。光の神であるアマテラスの正体をうすうす感じており、その分身であるソープには恋愛にも似た感情を抱いていた。この話のヒロインであるアトロポス、ラキシス、クローソーの製作者でもある。46番目ファティマの基礎研究結果をミースに託し老衰と薬物中毒のため5巻にて死去。
モラード・カーバイト
マイト(モーターヘッドやファティマの設計士)養成学校である「バルチック・アカデミー」で「開校以来の天才」と謳われ、卒業制作で既に著名であったMHマイトのルミラン・クロスビンと組み、それぞれ専用の黒騎士ことバッシュ・ザ・ブラックナイトとファティマ・エストを完成させる。しかし、黒騎士とエストとの組み合わせがあまりにも強力な戦闘力を誇ったたため騎士間の争いに巻き込まれルミランは客死、モラードもコーラス2世(22世)にかくまわれて長い間行方をくらましていた。作成するファティマはDr.バランシェのファティマに匹敵するクオリティを誇り、バランシェ亡き今は星団最高のファティマ・マイトである。3巻でラキシスと出会い、その衝撃により人生を狂わされたとされる。後にバランシェ同様に脳移植による延命を行い、最高傑作「タワー」を完成させている。
ミース・シルバー・バランシェ
クローム・バランシェの後継者。カステポーのメトロ・テカ・クロム鉱山の労働者の娘として生まれるが間もなく両親は死亡、ゲリラ首領の女性「A.T.」に育てられる。A.T.の失踪後はカイエンによってバランシェの許に預けられ、そこで「マイト」としての才を見出される。バランシェの死後、モラードの助手を経て「バランシェ」の名を継ぐファティマ・マイトとなる。魔導大戦では負傷者の治療やファティマのケアに当たっている。後の剣聖マキシマム・ハルト・フォラス(マキシ)の母。
ナトリウム・シング・桜子
フンフト・アトールとピアノ・メロディとの間に出来た不義の子で、アルルとは腹違いの姉妹。母譲りの強力なダイバーパワーを持ち、若くして5本線のファティマ・マイトとなっている。デコースとの私闘で重傷を負ったヨーンを治療し、ルミナス学園に入学させた。ヨーンに惚れ込んでおり、彼を追いかける為に後輩のワスチャを無理やり連れ出して魔導大戦の戦場に立つ。現在はルミナス・ナイツ専属(?)マイトとしてワスチャと行動を共にしている。自信過剰だがマイトとしては未だに未熟であり、ワスチャがコーダンテ家の当主である事を知らなかったり、ヒュートランの素性に気付かなかったり、KOGの装甲を換装したルミナス・ミラージュをしょぼいMHと暴言を吐いたりした。「プロムナード」では「キルスティン」と名乗っている。
アルセニック・バランス
クローム・バランシェの母で、フェイツ公爵家の先々代当主。風の3ファティマ(ユリケンヌ、シクローン、モンスーン)とオプティカル・タイフォンの4体しか製作しなかった。4体のファティマはいずれもコーラス王家に嫁いでおり、コーラス王家と深い繋がりがあったようだ。タイフォンが剣聖ハリコンのパートナーとなっている事や、タイフォンが特殊な任務を帯びている事など、謎の多い人物である。フェイツの教育機関の整備にも尽力しており、ルミナス学園の創立者でもある。
スティール・クープ
主にフィルモア帝国の騎士用にファティマを製作していたマイト。作中にはラ・クラトーマ、シューシャ、パラーシャ、ベルクト、ニナリスが登場している。バランシェやモラード、コークスと共に星団4大マイトと呼ばれている。現在は1線から退いており、レーダー8世らと共に「帝国老人クラブ」と呼ばれるサロンを作って余生を送っている。ちなみに、桜子は彼の元で技術を学んだらしい。
プリズン・コークス
バランシェの直弟子で、星団4大マイトの1人。女性の為か世間ではバランシェの愛人と呼ばれていた。もっぱら既存のファティマのケミカル・ケアを中心に活動する「ファティマ・マイスター」とも言える人物で、カイエンを庇って死亡したアウクソーを再生させる。アウクソーを失ったカイエンを容赦なく叱り飛ばすなど、かなりの女傑である。記憶を失っていたと思われたアウクソーが記憶を取り戻した事に驚愕し、バランシェが複数の情報体を製作しているのではと疑問を持つ。
ウラニウム・バランス
バランシェの5代前の先祖。騎士の反応速度を利用した生体コンピュータ「ファティマ」の基礎理論研究を最初に行った人物。また天照のミコトの招聘に応じて幼いソープを診察し、その養育法を示唆した。
リチウム・バランス
ウラニウムの孫。史上初めてファティマを製作した狂気の天才科学者。フォーカスライト、ニーヴ、SSL、インタシティの4体を作り上げ、後にダイオードを製作する。発表直後からファティマの存在を快く思わない勢力から命を狙われ、屋敷にはノイエ・シルチスやトリオなどの有力な騎士団が交代で警備に就いていた。
ガリュー・エトラムル
リチウムの死後、非人間型ファティマを開発した天才科学者。ミジンコのようなグロテスクな姿を見た良識者から「これこそ、ファティマのあるべき姿だ」と絶賛され、以降、非人間型ファティマ全てに彼の名が付けられた。

[編集] MH・マイト

ファティマ・マイト同様、希少な能力を持つ存在だが、MHの性能は最高ランクの機密に分類される事が多い為、戦時の渡航は制限される。

ルミラン・クロスビン
カラミティ出身の天才マイトで、ベルリンやグルーンの他、破裂の人形の開発にも携わっている。アカデミーを出たばかりのモラードと手を組んで、生涯最高傑作であるバッシュ・ザ・ブラックナイトを作り上げるが、エストを求める騎士の争いに巻き込まれて死亡したとされる。
ゼピア・コーダー
スバースが搭乗したクルマルスシリーズや、ジ・エンプレスを製作した名工。アトール王朝と深い繋がりを持つ事からA・トールの開発にも関わっていると思われる。
マギー・コーダー
ゼピアの孫。作中には登場していないが、Aトール・ダンダグダーラを製作中である。魔導大戦では各地の戦闘で損傷したA・トールの修復や整備に追いまわされている。夜這いに来たカイエンを叩きだしたり、アルルに喝を入れたりするなど女傑ぶりを発揮する一方で、戦場にやってきたシアンを気遣う所は女性らしいと言える。ちなみに、祖父と同じく鼻ピアスを嵌めている。
パラベラム・スターム
ロッゾ帝国のヘルマイネやバルンシャ、デヴォンシャシリーズ、ザカーを製作したマイト。作中では名工と呼ばれているが、登場したMHはいずれも大した活躍をする事もなくやられているので、実際の能力は不明。もっとも、バルンシャに乗り込んだデコースは3機のサイレンを瞬時に撃破している事から、実力のある騎士の手にかかれば相当な能力を発揮する筈である。

[編集] ドラゴン・ネイチャー

ボォス星のカステポー地方を聖域とする完全無欠の生命体である。指の数は6本。生物の形質は退化にて減ることはあっても増えることは無いというところから、人間を含む脊椎動物の5本指を超える存在であることを示唆している。肉体は3次元に存在することから寿命を持つが、精神はより高次元の存在であり不滅だという。その為に一定期間の後に転生し、幼生となってまた成長を繰り返す。クローム・バランシェの研究によるとそれは成長ではなく進化で、それを応用したのがファティマ・アウクソーである。ドラゴンはおとぎ話にも登場することから有史以前から存在していたことになる。AD世紀にボォスへ入植してきた人類が我が物顔の振る舞いを見せたとき突如ドラゴンが現れ、ドラゴンと人類は全面戦争の直前にまで至った。事態は焰の女皇帝とその他の人物の奔走により収拾されたが、その時に反省した人類はドラゴンとある契約を行い、それ以降カステポーは如何なる国家統治も許されない土地になった。

存在するのはL.E.D.・ジェット・サンダー・フェザー・アースの5種5体。ドラゴン・ドロップと呼ばれる極めて希少な宝石を分泌し、人間やファティマに与えることがある。

L.E.D.・ドラゴン
1本の角と白と赤のカラーリングが特徴の最強のドラゴン、ドラゴンの盟主である。角が邪魔で食事が満足に摂れないと思われるが、この姿になると食事はしないうえに呼吸も必要が無いという。L.E.D.・ミラージュのデザインとカラーリングの元となっている。4100年にATとの約束を果たしベルタデルン星を消し去ることになる。現在は幼生に転生している。
すえぞう
L.E.D.・ドラゴンの転生した姿。本来の姿に成長した暁には再び最強の生物となるらしいのだが、騒がしく何にも役立たない手間のかかる迷惑な生き物に過ぎない。人語を解する知能は持ち合わせるものの、他者をからかうような行動が多く、また物忘れが非常に激しい。必殺技?は「げろブレス」
転生を予期したアマテラスは、ソープとなってL.E.D.・ドラゴンにボォス星カステポーへ会いに行く。ソープは幼生の持つ命の水を求めるシーブル国の軍事行動により殺されるが、野獣に死体を食い散らかされているところに偶然、幼生と出会い、ソープは命の水に触れ生還する。幼生に連れられてL.E.D.・ドラゴンの残留思念と出会い、命の水をその代償として幼生を育てるように要請される。ソープは「最強=世も末々」ということから「すえぞう」(末三)と命名した。現在はATと呼ばれる人物に自分を育てさせている。赤いドラゴン・ドロップを分泌し、ソープ(アマテラス)を通じてファティマ・ラキシスに与えている。
18097年、ジュノーですえぞうと特徴が一部似ている『きれいな動物』に再び転生しているようである。その姿は、後述するフェザー・ドラゴンの幼生「楊貴」に似ている。
ジェット・ドラゴン
漆黒のドラゴン。ファティマ・バーシャを守護する。黒騎士団団長のヤーン・バッシュや黒き死の女神など黒という色に関連性があるのかもしれない。
サンダー・ドラゴン
青い美しいドラゴン。メヨーヨのアシュラ・テンプル討伐で登場した。メヨーヨの暴挙を抑止するため尽力したファティマ・静に青いドラゴン・ドロップを与える。
フェザー・ドラゴン
黄金色のドラゴン。フロート・テンプルの動乱でサタンなどを撃退した。現在はL.E.D.・ドラゴンに先んじて転生していたが、幼生の出現はムグミカにより停められていた。
楊貴(ヤンギ)
フェザー・ドラゴンの幼生。ムグミカの血の代償として転生を魔道大戦の勃発まで停められていた。ムグミカの死亡と共に幼生は出現し、ムグミカは転生と共に作り出される命の水を用いてナ・イ・ンを召還した。そしてナ・イ・ンは楊貴に憑依して行動することになる。
アース・ドラゴン
翡翠色と琥珀色のドラゴン。ムグミカ亡きあと再び巫女となったフンフトと楊貴を連れてラーンへと向かう。

[編集] AD世紀

ナ・イ・ン(泰皇帝)
星団暦以前のAD世に星団を統一していた「アッセルムラトワ・ディスターブ超帝国」の9代目の女帝(AD9)。超帝国の最盛期を築いた名君といわれている。4つあるダイバー能力を全て持つだけでなく、身体能力は純血の騎士すら上回る。数々の新しい科学を生み出すも、星団に現れたスタント遊星へと遠征し、その為に肉体を捨て光子結晶に精神を移して無限の命を手に入れたが、彼女ら一行はそのまま行方不明となったという。AD世紀末期8383年、圧政に苦しんでいた民衆を助ける為、純血の騎士ネッド・スバースが出現した時、ナ・イ・ンの一行はスタント遊星と共に星団へ帰還した。スバースは天照家初代皇帝レディオス・フォーカスライトに託された。
魔道大戦が勃発したと同時にアトールの巫女ムグミカ自身により自らの死をもって召還され、超帝國純血の魔道士ボスヤスフォートを撃退。現在はフェザー・ドラゴンの幼生「楊貴」に憑依している。しかしナ・イ・ンの召還意図は、魔道大戦の終結ではなくアマテラスという神と人類との対決に備えることだった。アトール王朝の旗騎MH「ジ・エンプレス・オブ・フレーム(炎の女皇帝)」は彼女を模した物である。
ヤーン・バッシュ
タタラスティ・イ・ヤーン・バッシュとも、ヤーン・バッシュ・カステポーとも呼ばれる。超帝国皇分家の王女。超帝国皇帝団黒騎士団の長を務める騎士であり、パラ・ダイバーであった。剣聖ダグラス・カイエンの、遺伝上の母親でもある。
彼女が率いた黒騎士団に肖り、ジョーカー星団歴上で間接的に「黒騎士」と非常に深い関わりを持つ。ファティマ・エスト(あるいは黒騎士)の紋章である「三つ巴」は、元々彼女の紋章である。また黒騎士を搭乗者とするモーターヘッド「バッシュ・ザ・ブラックナイト」の名も、彼女の名から採られたもの。彼女の容姿とファティマ・バーシャ(仕えるべき黒騎士がいない状態のエスト)は非常に酷似していて、そのためか漆黒のドラゴン、ジェットドラゴンの庇護を受けている。
剣聖スキーンズ
アッサラム・スキーンズ。剣聖ダグラス・カイエンの遺伝子上の父親、つまりヤーン・バッシュの夫になる。AD世紀に繁栄したファロスディーカナーン超帝国本星の焔星(エンシー)親衛騎士団筆頭騎士。身の丈2.5mあまりの長身だったとされる。

[編集] その他

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