モウロ将軍
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モウロ将軍(もうろしょうぐん)は宮崎駿監督の映画天空の城ラピュタの登場人物の一人。声優は磯野波平を演じていることで有名な永井一郎。
ラピュタ探索の指揮官。特務部隊に属するムスカを「特務の青二才」と呼び、快く思っていなかった。
シータを拷問にかけてラピュタの秘密を吐かせた後、用済みになったシータを殺害してしまおうと考えていたが、ムスカに阻止される。
ラピュタの制御に成功したムスカによって、ラピュタから海面へ落とされ墜落死した。ムスカによって将軍を殺された部下達は、空中戦艦ゴリアテによって一矢報いようとするが、ムスカが繰り出したロボット兵の力は圧倒的に強力であり、ゴリアテとともに皆ゴミのように散っていった。
不用意に暗号電文を打つなど軍人としての能力には疑問符が付くが、作戦行動時は自ら先頭に立って突き進み、部下からの信頼は厚い。