モッコウバラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
?モッコウバラ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | |||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Rosa banksiae R.Br. (1811)[1] | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
banksia rose |
モッコウバラ(木香茨、木香薔薇、Rosa banksiae)は、中国原産のバラ。秋篠宮眞子内親王のお印である。
目次 |
[編集] 形態
常緑つる性低木。枝には棘がないため扱いやすい。花は白か淡い黄色で、直径2-3cmの小さな花を咲かせる。また花は八重咲きで、芳香がある。開花期は初夏。黄色には一重は八重咲きのものがある。白のものは芳香はある。
行灯仕立てで出回る。
[編集] 性質
性質は強健で、病気も普通のバラと比べると少ない。成長も早く、けっこう大きくなるので地植えにはそれなりのスペースが必要とされる。
野生種の起源は不明である。ノイバラとの親和性はないので接ぎ木はしない。行灯仕立てで販売されることがあるが、上述のように成長は極めて速く大きくなるので栽培は大変。
[編集] 利用
庭園などで、アーチやフェンスなどに用いる。大量に花をつけるため、大きなモッコウバラの開花時は圧巻。
[編集] 外部リンク
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html(2006年12月22日)
カテゴリ: バラ科 | 植物関連のスタブ項目