モリー・ウィーズリー
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モリー・ウィーズリー(Molly Prewett Weasley)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔女である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場巻
全巻※映画「炎のゴブレット」は未登場
[編集] 人物
アーサー・ウィーズリーの妻で、ロン・ウィーズリー、ジニー・ウィーズリーら兄弟の母。
ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドール寮の出身。誕生日は10月30日。尚、暴れ柳は彼女の卒業後に植えられたという記述が4巻にあることから、暴れ柳が植えられた年にホグワーツに入学したジェームズ、シリウス、ルーピン、スネイプ達とは7学年以上の年齢差がある。
純血魔法族の1つ・プルウェット家の出身で、何世代にも渡る純血婚の結果、ウィーズリー家・ブラック家・ポッター家・マルフォイ家など、現存する純血魔法族とは全て血縁関係を持っている。同じく不死鳥の騎士団の一員であるシリウス・ブラックとは、夫のアーサー共々、遠縁の親戚に当たる。また「プルウェット家の殺害事件」で弟達を殺された過去を持ち、そのためか極端に「死」を恐れ、子供たちには過保護である。（彼女のまね妖怪は、家族やハリーの死体になる。）
非常に世話好きな性格。その性格は子供達のみならず、子供の友達であるハリー・ポッターやハーマイオニー・グレンジャーにも発揮されており、長期休暇中、2人がウィーズリー家に泊まりがけで遊びに行くことも多い。共にマグル界育ちの2人にとって、ウィーズリー家への滞在は魔法使いの家庭生活を知るうえで貴重な体験となっている。
ギルデロイ・ロックハートに熱を上げたり（2巻）、リータ・スキーターが書いた記事を鵜呑みにしてハリーに同情したり、ハーマイオニーを冷淡に扱ったり（4巻）と、魔女である点を除けばどこにでもいそうな中年の主婦である。
料理はかなり上手らしく、ハリーは知っている誰よりも上手と評している（6巻）。
夫アーサーとはホグワーツ在学中に交際を始め、現在でもかなり夫婦仲は良好な様子。彼と2人っきりの時には「Mollywobbles（かわいいモリウォブル）」と呼んで貰いたがっている。
当初、長男のビルとフラー・デラクールが付き合っている事を好ましく思っていなかったが、6巻の死喰い人との戦闘が終わった後、フラーのビルへの愛情が本物である事を知り、涙を流してフラーと抱き合いながら2人の結婚を認めた。
