ユメロマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性別 | 牡 |
---|---|
毛色 | 鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2002年4月5日 |
死没 | (現役競走馬) |
父 | ジェネラス |
母 | サクラトキメキ |
生産 | 北海道静内農業高校 |
生国 | 日本(北海道静内町) |
馬主 | 田中春美 |
調教師 | 宗像義忠(美浦) |
競走成績 | 16戦2勝 |
獲得賞金 | 3391万円 |
ユメロマンは、牡馬のサラブレッドで日本の競走馬である。父はジェネラス、母はサクラトキメキ。美浦・宗像義忠厩舎に所属している。
北海道の静内農業高校畜産科(現在は生産科学科)の生徒によって授業の一貫で種付け、生産、育成された馬である。
2003年のサマーセールにおいて田中春美に250万円で売却された。
2005年2月13日の東京競馬第6競走の3歳新馬戦でデビューし、4番人気ながら見事に1着となった。現在、中央競馬では新馬戦には1度限りの出走しかできないため、価値ある勝利となり、翌日のメディアにも「高校生の生産馬が勝利」など紙面を飾った。ちなみに騎乗していたのは本馬を購入した田中春美の息子である田中勝春であった。
その後はなかなか勝利を挙げられていなかったが、2005年12月10日、中京競馬第8競走の条件戦(500万下・芝2500m)ではボニヤを背に、9番人気ながら鮮やかな直線差し切りで、2勝目を挙げた。
長距離をこなす産駒が多いジェネラス産駒らしく、この馬も長距離に対する適性が高いと言える。次走は、東京競馬場の芝3400mで行われるダイヤモンドステークス(GIII)を予定していたが、骨折が判明し出走叶わず休養となった。復帰後は勝ちきれないもののそこそこの好走を見せている。
[編集] 血統表
ユメロマンの血統 (ニジンスキー系/Nijinsky 3×5=15.63% Northern Dancer 4×4×6=14.0625%) | |||
父
*ジェネラス Generous 1988年 栗毛 |
Caerleon 1980年 栗毛 |
Nijinsky II | Northern Dancer |
Flaming Page | |||
Foreseer | Round Table | ||
Regal Gleam | |||
Doff the Derby 1981年 栗毛 |
Master Derby | *ダストコマンダー | |
Madam Jerry | |||
Margarethen | Tulyar | ||
Russ-Marie | |||
母
サクラトキメキ 1994年 栗毛 |
アンバーシャダイ 1977年 栗毛 |
*ノーザンテースト | Northern Dancer |
Lady Victoria | |||
*クリアアンバー | Ambiopoise | ||
One Clear Call | |||
サクラエンドレス 1989年 栗毛 |
サクラユタカオー | *テスコボーイ | |
アンジェリカ | |||
サクラハッスル | *マルゼンスキー | ||
*バイマイラブ F-No.16-g |
カテゴリ: 2002年生 (競走馬) | サラブレッド | 日本生産の競走馬 | 日本調教の競走馬