ユーラシア連邦
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ユーラシア連邦(ユーラシアれんぽう)は、日本のアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する架空の国家。作品世界上では、ロシア・EU諸国による連邦国家という設定。首都はブリュッセル。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 機動戦士ガンダムSEED
地球連合の中では軍事面の他、大西洋連邦と同じく地球連合内部での中心的な発言権を持っている国家である。反コーディネイターの多い国でもあるが、国内西側(旧EU)と東側(旧東欧)では世論に温度差がある模様。
大西洋連邦とは対立関係にある。さらに、大西洋連邦との対立を深めたのはアークエンジェルの補給の際に、宇宙要塞アルテミスがザフト軍により破壊されたことである。もともと、この基地司令、ガルシア少将がアークエンジェルを拿捕しようとしたが、敵が去ったと勘違いしてシールドを解除したため潜入を許した。
この国の技術は、アクタイオン・インダストリー社の協力を得て、ハイペリオンの開発に成功している。
ザフトによるアラスカ奇襲戦において圧倒的な物量と大西洋連邦の仕掛けたサイクロプスによって、守備軍として配備されていた自国部隊が壊滅的打撃を被り、大きく疲弊。大西洋連邦を抑え込むだけの力を失い、結果としてオーブへの一方的な武力侵攻やボアズ、プラントへの核攻撃といった大西洋連邦(ブルーコスモス)の暴挙を許す羽目になった。
[編集] 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
停戦後は大西洋連邦の懐柔策により連合への追従を示していたが、先の大戦でのアラスカ攻防戦の一件により同国民の対大西洋連邦感情は既に悪化傾向にあり、ブレイク・ザ・ワールド事件後からの地球連合軍による強硬政策も重なりユーラシア西部地域(ヨーロッパ)では本格的分離独立運動へと発展する。ザフトはミネルバを派遣し、住民から解放軍として迎えられている。これに対して地球軍は第81独立機動軍「ファントムペイン」をベルリンに派遣、就役したばかりの戦略機動兵器デストロイの火力をもって、事実上同地で駐留常態にあったザフト軍を壊滅に追い込んだ。この際、おびただしい数の民間人が死傷し、また都市そのものもすさまじい破壊を被っている。
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