レナ・オリン
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レナ・オリン(Lena Olin,1955年3月22日 - )はスウェーデンのストックホルム出身の女優。両親ともに俳優で、父親はイングマール・ベルイマン作品の常連であった。
ストックホルムのロイヤル・ドラマティック・シアターで演技を学び、シェイクスピアやイプセンの舞台に出演。ベルイマン監督作品にも端役で出演した。
その後スウェーデン映画から徐々に映画に出演するようになり、ダニエル・デイ=ルイスと共演した「存在の耐えられない軽さ」などで注目を集め、1989年の「敵、ある愛の物語」でアカデミー賞にノミネートされた。1993年の「蜘蛛女」では冷酷なマフィアを演じ、強烈な印象を残している。
映画監督のラッセ・ハルストレムと1994年に結婚した。現在はニューヨーク在住。
[編集] 主な出演作品
- 鏡の中の女 Ansikte mot ansikte (1976)
- ファニーとアレクサンデル Fanny och Alexander (1982)
- 存在の耐えられない軽さ The Unbearable Lightness of Being (1988)
- 敵、ある愛の物語 Enemies: A Love Story (1989)
- 蜘蛛女 Romeo Is Bleeding (1993)
- 心のままに Mr. Jones (1993)
- NY検事局 Night Falls on Manhattan (1997)
- ナインスゲート The Ninth Gate (1999)
- ショコラ Chocolat (2000)
- クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア Queen of the Damned (2002)
- ダークネス Darkness (2002)
- 16歳の合衆国 The United States of Leland (2003)
- ハリウッド的殺人事件 Hollywood Homicide (2003)
- カサノバ Casanova (2005)
[編集] テレビ作品
- エイリアス Alias (2002-2006)
イリーナ・デレフコ(アメリカ名:ローラ・ブリストウ)(シドニーの母親:元KGBスパイ)(声:萩尾みどり)