ロッド・ドナルド
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ロッド・ドナルド(Rodney David (Rod) Donald、ニュージーランド クライストチャーチ生まれ、1957年10月10日-2005年11月6日)はニュージーランドの政治家であった。彼は、ニュージーランドの政治政党である緑の党 (ニュージーランド)の副代表であり、環境問題や国民生活に関する諸問題、特に、遺伝子組み換え食品(GE foods)の研究および販売の反対を強く主張し、かつて所属していたニュージーランド労働党とコネクションを持つ反共左翼政治家であった。
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[編集] 経歴
- 1957年10月10日、ニュージーランド クライストチャーチに生まれる
- 1974年~1979年、評議政党(Values Party)に所属
- 1982年~1988年、ニュージーランド労働党に所属
- 1994年2月、緑の党 (ニュージーランド)に入党
- 1995年、緑の党 (ニュージーランド)副代表に就任
- 2005年11月6日、クライストチャーチの自宅にて急死する
※後日の調査で、「死因は食品に含まれるバクテリア(カンピロ菌)が原因である」と診断された
- 葬儀はクライストチャーチ大聖堂で行われた(享年48歳)。
[編集] 死因に関して
- 後日の調査で、「死因は食品に含まれるバクテリア(カンピロ菌)が原因である」と診断された。
- 後日、スリー・ニュースの人気番組「キャンベル・ライブ」で、ジョン・キャンベル(John Campbell)氏が、「ドナルド氏急死の直前に選挙があり、同氏が遺伝子組み換え食品(GE foods)の研究および販売の反対を強く主張していたため、ニュージーランド労働党と連立政権を樹立できなかった」ことなど、その死因に関する疑問を呈したが、ニュージーランド当局や緑の党などは、暗殺説や陰謀説を否定している。
- 専門家による調査の結果、あらためて、同氏の死因が食品に含まれるバクテリア(カンピロ菌)が原因であったと確認され、毒殺などではないと結論付けられた。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Rod Donald biography ([緑の党公式サイト]ドナルド氏について)※英文
- Rod Donald biography (NZ Parliament website)※英文