ロバート・B・パーカー
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ロバート・ブラウン・パーカー(Robert Brown Parker), 1932年9月17日 - )は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身の作家。
1973年、私立探偵スペンサーを主人公としたハードボイルド小説『ゴッドウルフの行方(The Godwulf Manuscript)』で小説家デビュー。
以後、スペンサーシリーズを中心に、ジェッシィ・ストーンシリーズ、サニー・ランドルシリーズ等がある。
スペンサーシリーズ第4作目の『約束の地(Promised Land)』(1976年)でMWA賞最優秀長編賞を受賞した。また、日本国内では、第7作『初秋(Early Autumn)』(1982年翻訳刊行)で数多くのファンを獲得したと言われている。村上春樹もパーカーの愛読者でありそのエッセイの中で「日大卒の秘書にパーカーの新作を朗読してもらうのが夢」と記している。
目次 |
[編集] 作品リスト
[編集] スペンサーシリーズ
- 「ゴッドウルフの行方」The Godwulf Manuscript(1973)
- 「誘拐」(1974)
- 「失投」(1975)
- 「約束の地」(1976)
- 「ユダの山羊」(1978)
- 「レイチェル・ウォレスを捜せ」(1980)
- 「初秋」(1980)
- 「残酷な土地」(1981)
- 「儀式」(1982)
- 「拡がる環」(1983)
- 「告別」(1984)
- 「キャッツキルの鷲」(1985)
- 「海馬を馴らす」(1986)
- 「蒼ざめた王たち」(1987)
- 「真紅の歓び」(1988)
- 「プレイメイツ」(1989)
- 「スターダスト」(1990)
- 「晩秋」(1991)
- 「ダブル・デュースの対決」(1992)
- 「ペイパー・ドール」(1993)
- 「歩く影」(1994)
- 「虚空」(1995)
- 「チャンス」(1996)
- 「悪党」(1997)
- 「突然の災禍」(1998)
- 「沈黙」(1999)
- 「ハガーマガーを守れ(2000)
- 「ポットショットの銃弾」(2001)
- 「笑う未亡人」(2002)
- 「真相」(2003)
- 「背信」(2003)
- 「冷たい銃声」(2004)
- 「スクール・デイズ」(2006)
[編集] 警察署長ジェッシィ・ストーンシリーズ
- 「暗夜を渉る」(1997)
- 「忍び寄る牙」(1998)
- 「湖水に消える」(2001)
- 「闇に潜む」(2003)
[編集] 女性探偵サニー・ランドルシリーズ
- 「家族の名誉」(1999)
- 「二度目の破滅」(2000)
- 「束縛」(2002)
- 「メランコリー・ベイビー」(2004)
[編集] その他の小説
- 「銃撃の森」(1979)
- 「愛と名誉のために」(1983)
- 「プードル・スプリングス物語」(1989):レイモンド・チャンドラーの遺稿を完成させたもの
- 「夢を見るかもしれない」(1991):フィリップ・マーロウもの「大いなる眠り」の続編
- 「過ぎ去りし日々」(1996)
- 「ガンマンの伝説」(2001)
- 「ダブルプレー」(2004)
[編集] その他
- 「スペンサーの料理」(1985)