ロンサム・ジョージ
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ロンサム・ジョージ(英Lonesome George)はガラパゴス諸島、ピンタ島に生息するガラパゴスゾウガメ(ピンタゾウガメ)の最後の生き残りの1頭の愛称。
1匹もガラパゴスゾウガメのいなくなってしまったとされていたピンタ島で1971年に60年ぶりに発見された雄のゾウガメ(発見時は二匹であったが、一匹は発見後まもなく死んでしまった)。
DNA鑑定で確かにピンタ島固有の亜種であり、他のどのゾウガメとも違う遺伝子である。
推定85~100歳。88kg。102cm。
現在はサンタクルス島のチャールズ・ダーウィン研究所で保護飼育され、近い亜種の2頭の雌とのペアリングが試みられているが、老齢のためかあまり興味を示さず、繁殖は難しいと言われている。
[編集] 「 ロンサム・ジョージ」をテーマにした作品
1990年にさいとう・たかを作ゴルゴ13 第288話「 ロンサム・ジョージ」にて主人公を飾る。
1994年にザ・コレクターズの7thアルバムCANDYMANにて「バラッド・オブ・ロンサム・ジョージ」が発表される。
[編集] 関連項目
- ガラパゴス諸島
- ガラパゴスゾウガメ
- チャールズ・ダーウィン
- ハリエット -175年生きたと推定されるガラパゴスゾウガメ