ヴァイキング・メタル
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ヴァイキング・メタルとはフォーク・メタルのサブジャンルで、ブラックメタル、メロディックデスメタルの一種。北欧神話や戦いに明け暮れるヴァイキングをテーマに置き、フォーキッシュなメロディや民族楽器が使われることも多い。従来のヘヴィメタルでは聴けない、アコーディオンやリコーダー、フルート等を取り入れているバンドもある。ヴァイキングメタルの始まりは、おそらく1990年のBathoryのアルバム Hammerheart だと思われる。90年代前半~中頃より、EnslavedやAmon Amarthなどがこの路線を引き継ぎ今日に至る。ENSLAVED のように、バンドによっては反キリスト的なイメージを用いる事もある。
類似ジャンルとしてペイガンメタルと呼ばれるものがあるが、これらはブラック・メタルの要素が大きい。ジャンルの持つフォーク色は、時に、自分達の持つペイガニズムや民族主義を強調するために使われる。
[編集] 代表的なバンド
- Amon Amarth
- Bathory
- Einherjer
- Eluveitie
- Enslaved
- Ensiferum
- Falkenbach
- Finntroll
- Korpiklaani
- Mithotyn
- Turisas
- Wintersun