ヴィトルト・ルトスワフスキ国際作曲コンクール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
ヴィトルト・ルトスワフスキ国際作曲コンクールは、ポーランドで開かれる国際作曲コンクール。
[編集] 概要
かつてはヴィトルト・ルトスワフスキ自らが審査委員長を務めるコンクールとして宣伝され、熱の入れようも半端ではなかった。原則的には前年に譜面審査で順位を決め、翌年に受賞者を招待するという方式であった。しかし、ルトスワフスキ没後は審査委員長の入れ替わりに伴う審査レヴェルの乱高下が世界中で不評となり、2003年に一旦打ち切りになった。1995年度は応募総数が200を越え、史上最大の激戦であった。当時はWitold Lutoslawski International Composers' Competition(ポーランド語ではMiędzynarodowy Konkurs Kompozytorski im. Witolda Lutosławskiego)と名づけられた。
2004年から新たなスポンサーと審査機構の建て直しと共に、再スタート。これまでのようなオーケストラ音楽から、長大な室内楽作品の募集へ規約を切り替え、新たに注目を集める賞となっている。2004年度優勝のマリオス・ヨアンノー・エリア、2005年度優勝のタズル・イザン・タジュッディンは、ともに大変な実力者である。現在はWitold Lutoslawski Award 2005のように、末尾に年号がつく。
[編集] 過去の優勝者達
(第一回から第六回までは、公開演奏時の日にちに拠る)
- 1991年 第一回
- 1993年 第二回 江村哲二
- 1995年 第三回 該当者なし(第2位はピエール・ミシェル・ベダール、オレクサンダ・シチェティンスキィの同点)
- 1999年 第四回 ランス・リチャード・ハルム ハルムの作品は諸般の事情で2001年のワルシャワの秋にて、第五回の受賞者とともに演奏された。
- 2001年 第五回 ヴァレリー・ヴォロノフ
- 2003年 第六回
(2004年以降は回数を付していない。譜面審査発表時の日にちに拠る)
- 2004年 マリオス・ヨアンノー・エリア
- 2005年 シーン・ベンジャミン・シェパード、タズル・イザン・タジュッディン (同点)