三条市民球場
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三条市民球場 | |
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Sanjo Municipal Baseball Stadium | |
施設統計 | |
所在地 | 新潟県三条市月岡3-6-1(槻の森運動公園内) |
開場 | 1995年 |
所有者 | 三条市 |
グラウンド | 内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔 - 6基 照度 投捕間:1000Lx 内野: 750Lx 外野: 400Lx |
設計者 | |
使用チーム、大会 | |
新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(2007年~現在) | |
収容能力 | |
14,800人 | |
規模 | |
両翼 - 99 m 中堅 - 122 m |
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フェンスの高さ | |
三条市民球場(さんじょうしみんきゅうじょう)は、新潟県三条市の三条市槻の森運動公園内にある野球場。正式名称は三条市総合運動公園運動施設(さんじょうし・そうごううんどうこうえん・うんどうしせつ)だが、一般には三条市民球場と呼ばれる。運営・管理は同市が行っている。
目次 |
[編集] 歴史
1995年3月竣工。新潟県で初めてプロ野球公式戦開催規格を充足する野球場として完成した。同年5月に近鉄バファローズ対日本ハムファイターズのパ・リーグ公式戦が1試合開催されたが、2006年現在、この試合が唯一のプロ野球一軍公式戦。二軍では、読売ジャイアンツが毎年5月に公式戦を1試合開催している他、高校野球公式戦も不定期で開催される。
ナイター開催ができるよう照明設備が設置されているものの照度が少ないため、プロ野球のナイター開催は不可能。また交通の便が悪い(駐車場が少ない上に周辺道路の整備が遅れている事、定期バスの本数が少ない事など)等、問題点もままある。
なお、隣接地には全面クレー舗装の球技場がある。運動公園建設当初は陸上競技場として整備される予定だったが財政難により実現せず、2004年7月に発生した7.13水害被災者向けの仮設住宅用地に転用されるなどした。
[編集] 施設概要
- 両翼:99.1m(フェンス表記は99m)、中堅:122m
- 内野:クレー舗装、外野:高麗芝
- 照明設備:6基
- 最大照度:投捕間=1000Lx、内野=750Lx、外野=400Lx(プロ野球開催に耐えうる照度を充足していない)
- スコアボード:磁気反転式
- 収容人員:14,800人収容(内野:ネット裏=背もたれ付きセパレート席、一・三塁側=背もたれ無しセパレート席、外野:芝生)
- 一・三塁側スタンド下に室内練習場あり
[編集] 交通
- JR燕三条駅三条口・東三条駅から越後交通県央観光「三条市内循環バス・ぐるっとさん」南コースで「三条市民球場」下車すぐ
- 市民球場経由は4~10月の土曜・休日のみ。それ以外は同コースで「如法寺団地入口」下車後徒歩約3分
- プロ野球イースタン公式戦開催時は、JR燕駅発燕三条駅・東三条駅経由の臨時バス運行あり