世界空手道連盟
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世界空手道連盟(せかいからてどうれんめい)(World Karate Federation / WKF)は伝統派空手(もしくは寸止め空手、スポーツ空手)競技の国際的統括団体。1993年に世界空手道連合(World Union of Karate Organizations / WUKO)から改称された。現在では2年に1回の割合で世界空手道選手権大会を開いている。日本では全日本空手道連盟を国内競技団体として承認している。
[編集] 改称の経緯と空手のオリンピック競技化
WKFの前身であるWUKO(世界空手道連合)は1985年にIOCの加盟を申請し、IOCの公認国際競技団体として承認された。しかしその後、国際伝統空手道連盟(International Tranditional Karate Federation / ITKF)から「世界の空手を統一する団体はWUKOだけではない」という申し立てがなされ、1991年にIOCは「WUKOとITKFが合併してできる団体をWKFとして、そのWKFに仮承認を与える」という措置をとった。
その後、WUKOは合併に先駆けて1993年に名称をWKFに改称。WKF、ITKF双方の代表による話し合いの場ももたれたが、歩み寄りがほとんどないまま平行線を辿っていた。IOCは合併についての期限を設けていたが、問題未解決のまま期限がくる度に延長、再延長を重ね、とうとうIOCは合併問題を空手関係者にゲタを預けるかたちで、1999年6月19日、韓国にて行われたIOCの第109回総会で世界空手道連盟 (WKF)がIOC承認国際競技団体として正式に認められた。
2005年7月、シンガポールで行われたIOC総会で空手のオリンピック競技化が諮られたが決選投票の末、否決された。現在アジア競技大会、東アジア競技大会、ワールドゲームズには正式競技として参加している。
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