世紀末漫画
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世紀末漫画(せいきまつまんが)は、世界の崩壊もしくは崩壊後の荒廃した世界を描く漫画。
崩壊からの発展を描くSF調な漫画や、極限状態に置かれた人間の心理を描いた作品、荒廃した世界を戦い、生き抜いていくアクションものまで多数存在する。荒廃した世界を舞台として別の主題を描いた作品から、崩壊そのものを主題にした作品まであり、他のジャンルの漫画と重複しやすいジャンルでもある。
1980年代から1990年代にかけて、こういった作風の作品が多く輩出された。しかし、2000年代に入ってからは世紀末の危機感が薄れたために廃れ気味となっている。
[編集] 作品
- AKIRA(大友克洋)
- 風の谷のナウシカ(宮崎駿)
- デビルマン(永井豪)
- ドラゴンヘッド(望月峯太郎)
- 北斗の拳(原作・武論尊、作画・原哲夫)
- 漂流教室(楳図かずお)
- 少年の町ZF(小池一夫原作、平野仁作画)
- リヴァイアサン (大塚英志原作、衣谷遊作画)
- 砂ぼうず(うすね正俊)