中山四千米
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中山四千米競走（なかやまよんせんめーとるきょうそう）とは、かつて中山競馬場の外回り2周芝4000mで行われていた競馬の特殊競走（現在の重賞競走に相当）。1930年から1936年まで年1回、春季競馬で行われていた。
[編集] 歴史
イギリスのアスコット・ゴールドカップに倣い創設された。東京優駿競走（現・東京優駿（日本ダービー））が3歳馬の登竜門であるとすれば、この中山四千米は競馬界を引退する時期の近づいた強剛級の真の実力比べの檜舞台とされていた。第2回までは「内国産馬」というレース名だったが、第3回から「中山四千米」となった。
賞金は1着 6000円（銀製盛花器 付与）、2着 2500円、3着 1500円だった。
[編集] 歴代優勝馬
| 回数 | 年月日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1930年3月23日 | ハクシヨウ | 牡6 | 4:34 0/5 | 尾形景造 | 尾形景造 |
| 第2回 | 1931年3月23日 | ケンキン | 牡5 | 4:34 1/5 | 岸参吉 | |
| 第3回 | 1932年3月27日 | ハクリユウ | 牡4 | 4:32 4/5 | 中村一雄 | 北郷五郎 |
| 第4回 | 1933年4月2日 | アスコツト | 牡5 | 4:33 0/5 | 尾形景造 | 尾形景造 |
| 第5回 | 1934年4月3日 | ハクセツ | 牡5 | 4:36 3/5 | 田中和一郎 | 田中和一郎 |
| 第6回 | 1935年4月6日 | デンコウ | 牡4 | 4:38 4/5 | 尾形景造 | 尾形景造 |
| 第7回 | 1936年4月3日 | アカイシダケ | 牡4 | 4:49 2/5 | 尾形景造 | 尾形景造 |
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