九五式戦闘機
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川崎95式戦闘機(かわさき95しきせんとうき、キ10)は、第二次世界大戦前の日本陸軍の最後の複葉戦闘機である。日華事変からノモンハン事件までが活動期で、ノモンハン事件ではI-16に劣り一線機の座を九七式戦闘機に譲った。
ドイツ人リヒャルト・フオークトの設計による川崎92式戦闘機の後継機として、川崎は逆ガル翼単葉のキ5を開発したが、運動性の面などで採用にならなかったので、土井武夫技師によって92式戦闘機の空力性能の見直しを行った機体で中島の張線低翼単葉のキ-11との競争試作にのぞみ運動性でまさり、1935年、95式戦闘機として制式採用された。1937年までに全長・全幅を延ばしたII型を含め600機ほどが生産された。
[編集] スペック (二型)
- 乗員: パイロット 1 名
- 全長: 7.55 m
- 全幅: 10.02 m
- 全高: 3.3 m
- 主翼面積: 23.0m2
- 自重: 1360 kg
- 全備重量: 1740 kg
- 最大離陸重量: kg
- 動力: ハ-9II甲 水冷エンジン
- 出力: 850HP
- 最大速度: 400 km/h
- 巡航速度: km/h
- 航続距離: 1100 km
- 実用上昇限度: 11300 m
- 上昇率:
- 武装: 機関銃 7.7mm機銃×2
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