二十四の瞳映画村
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二十四の瞳映画村(にじゅうしのひとみえいがむら)は香川県の小豆島にある映画と文学のテーマパーク。
昭和29年と昭和62年の2度にわたって映画化された小説「二十四の瞳」をテーマとする施設群である。昭和62年に映画化されたときのロケで使用された「岬の分教場」と大正から昭和初期の民家、男先生の家、漁師の家、茶屋、土産物屋など14棟のオープンセットを公開する。
そのほか、瀬戸内海に面する約1万m2の敷地内には、「二十四の瞳」原作者である小説家壺井栄を顕彰して設立された壺井栄文学館や「二十四の瞳」だけを上映する映画館「松竹座」などの施設がある。 2006年11月には、1950年代の映画をテーマとする「キネマの庵」もオープンの予定。
「岬の分教場」の原型となった明治35年に建設された旧田浦尋常小学校は、映画村の近くに現存する。
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[編集] 施設
- 苗羽小学校田浦分校(旧田浦尋常小学校) - 明治35年の開校から昭和46年の閉鎖まで70年間、村の小学校として使用された切妻瓦葺平屋建校舎(教員住宅を含む)で、映画村近くに現存する。映画村内の現在地にこの校舎の複製が建設されて「岬の分教場」として映画の主要な舞台になった。校舎内には当時の小学生の作品や机椅子、オルガンとともに、映画のロケで使用された小道具や数々の写真が展示されている。
- 映画館「松竹座」 - 1階の映画館と2回の凧のギャラリーからなる。映画館では「二十四の瞳」を毎日3回上映する。座席数78。
- 上映時間 - (1回目)11:00~12:45、(2回目)13:00~14:45、(3回目)15:00~16:45
- 壺井栄文学館 - 銅葺3棟の建物。内部に東京都中野区にある壺井栄の旧邸内部「いろりの間」、「応接の間」などを再現し、小説「二十四の瞳」の生原稿や生前の愛用品を展示する。
- 土産横丁
- キネマの庵
[編集] 利用情報
- 入村時間 - 9:00~17:00
- 休村日 - 12月28・29・30日
- 所在地 - 〒761-4424 香川県小豆島町田浦甲931
[編集] 交通アクセス
- 高松港からフェリーで草壁港、草壁港から小豆島バス坂手線で28分、「田ノ浦映画村」下車、徒歩すぐ
- 神戸港・中突堤中央ターミナルから高速船「ラ・ベルメール」で坂手港、坂手港からタクシーまたは小豆島バス坂手線で13分、「田ノ浦映画村」下車、徒歩すぐ
[編集] 外部リンク
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