今ありて
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『今ありて』(いまありて)は阿久悠作詞、谷村新司作曲の歌である。1993年(平成5年)発表。
選抜高等学校野球大会(センバツ)の大会歌として開会式や閉会式に歌われ演奏される。1934年(昭和9年)からの2代目大会歌「陽は舞いおどる甲子園」に代わる3代目の大会歌である。なお、1993年(平成5年)センバツ大会開会式の入場行進曲でも「今ありて」を採用、この演奏に乗って選手達が行進となった。
この曲は夏の選手権の『栄冠は君に輝く』ほどではないものの、毎日新聞社のセンバツPRのCMで流れたり、NHKテレビの開会式中継で字幕スーパー(夏が縦書きの行書体であるのに対し、こちらは横書きの斜字明朝体)が表示されるなど、ほとんど浸透しなかった先代の大会歌と比べてはそれなりの知名度を持っている。
メロディーのサビの部分が松浦亜弥の『風信子(ヒヤシンス)』や夏川りみの『ココロツタエ』の、各々のサビに似ていることも特徴(ちなみに、この2曲も谷村の作曲)。
選抜高等学校野球大会入場行進曲 | ||
前年度 1992年 第64回 槇原敬之 『どんなときも。』 |
1993年 第65回 『今ありて』 |
次年度 1994年 第66回 ZARD 『負けないで』 |
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