代走
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代走（だいそう）とは、野球において出塁した走者に代わって出場する選手のこと。ピンチランナーとも呼ばれる。
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[編集] 概説
代走の選手がそのまま同じ打順に入り、試合への出場を続けることもできる。
他には、代走のみの出場の場合は、連続出場記録として記録されないという記録上の注意点がある。連続出場記録として記録されるためには、少なくとも自チームのあるイニングの始めから終わりまで守備につくか、塁に出るかアウトになって打撃を完了する必要がある。ただし、守備の完了、打撃の完了前に審判によって退場させられた場合は例外的に連続出場記録として記録される。
以前のプロ野球では、打席に入ったり守備に就いたりすることが少なく、主に競り合った試合の終盤で代走専門として出場する選手が多く見られた。しかし、最近ではリリーフ投手の人数を増やし、控え野手の人数を減らす傾向があることから、代走専門の選手は非常に少なくなっている。
[編集] 代走専門選手
[編集] 現役選手
[編集] 引退した選手
[編集] 備考
[編集] 本塁打を打った打者の代走
打者が外野フェンスを越える本塁打を打った場合には、打者は無条件に本塁までの走塁を行う権利がある。しかし、その途中で打者が負傷などで走塁できなくなった場合に、代走と交代できる。得点は代走として出場した選手に記録される。日本プロ野球では、これまでに次の例がある。
なお、ジムタイルの1969年の成績は8本塁打7得点という、事情を知らないものには誤報としか思われないものだった。
[編集] 特殊代走
高校野球などで、出塁した走者が死球や塁上での負傷などによって治療を施される場合などには、試合に出場している選手を特殊代走（臨時代走）として出すことができる。その時点で、走者として出塁していない者の中から、当該走者の打順の前位の者（投手と捕手を除く）が代理で代走となる。これは試合進行を遅らせないための措置である。
もちろん、臨時代走者に替えて別の代走を送ることも可能だが、この場合は負傷した選手と交代した扱いとなり、負傷選手は以後試合に出場できない。
なお、臨時代走に出た選手の記録（得点、盗塁など）は、その時治療をしている選手の記録となる。
